「ゲーテ 4月号」 山本益博氏批判 2

よくも次々とこれだけ大っぴらに批判されるなと感心する山本益博氏。それほど隠れた敵が多かったという証左でしょうか。2ちゃんの匿名掲示板ではなく、実名挙げての料理人発言が幻冬舎の月刊誌に載っているのですから、よほど日頃の行いに問題があったとしか考えられません。
さて今回はミシュラン掲載拒否店ではなく、マスヒロさん出入り禁止店などの話です。
昔、山本益博氏から行きつけの店へ連れて行ってくれと頼まれた見城社長が、
マスヒロさんが望んだ「京味」などへ予約を入れたら「山本さんとご一緒なら、誠に申し訳ないですがお断りさせて頂きます」と何軒もから言われたとのこと。
そう言えばマスヒロさん、東京の和食のトップレベルである「京味」の批評や記事をまったく書いていないと不思議だったのですが、これで納得しました。
漏れ聞くところ、3つ星の「水谷」へも行けなくなっているとか。
「月刊プレイボーイ 3月号」の対談でマスヒロさんは、「コート ドール」や「北島亭」のミシュラン不掲載を「何十年も時計が止まったような料理」とバッサリ斬っておりました。恐らく、この2店からも「特別待遇」を拒否されたか、「出入り禁止」にされたと想像できます。
私の得た情報では昨年8月末時点で「コート ドール」側はミシュラン調査員の来店を確認できなかったとのことですから、黒幕・山本益博氏が最初から推薦リストからはずしていた可能性も考えられます。
「コート ドール」不掲載にはもう一つ情報があります。「ル マンジュ トゥー」と昵懇のミシュラン日本人調査員が「コート ドール」を昔から毛嫌いしていたというもので、黒幕と調査員から個人的に無視されているとしたら、掲載されるはずがありません。
そういう友里も、「お前だって『しみづ』では出入り禁止だろ」、と突っ込まれることでしょう。ま、私が不在の時、教えを乞いたいと会社に来て手紙を置いて行った清水氏への返礼としてすぐさま店を訪問しただけなのです。客いないのに「予約で一杯」と逃げられたことをブログで書いただけなのですが、それがいけなかったのでしょうか。常連客には「友里に一発かました」みたいな自慢をしているようですが、それも逆だと開陳したことも清水氏の気に障ったのかもしれません。
ゲーテによると、山本益博氏、自分で予約して最上席でないと怒りだすというのも大人げないですが、これはお偉い方や富裕な方には見られる習性ですから、マスヒロさん自身だけの問題ではありません。
「月刊プレイボーイ」の対談の冒頭で「ミシュランの広報から増刷の知らせがあった」との自慢に、見城氏は「これこそ癒着の証拠」と指摘しています。
確かにマスヒロさんはナレ氏と雑誌で対談をしてはいましたが、なんでマスヒロさんに増刷の第一報をミシュランが入れなければならないのか不思議です。
もう一人の黒幕・増井和子さんへも報告したのでしょうか。
前々から思っていたのですが、マスヒロさんは「とにかくなんでも自慢して読者や店関係者、マスコミ関係者を信奉させたい」という思いが強すぎるようです。語るに落ちたとはこのことでしょう。
ミシュランは掲載拒否店を、マスヒロさんは「出入り禁止店」の公開をするべきだと思います。
今のところ友里征耶の出入り禁止は「しみづ」1店だけだとここに開示させていただきます。あの脅迫料理人の店へはその後行っていませんが、店を訪問しても拒否されないと思います。ミシュラン一つ星だからいずれ「モウラ」の取材で再訪しなければならないでしょう。

「ゲーテ 4月号」 山本益博氏批判 1

もはやミシュラン憎しというよりも、「マスヒロ潰し」ではないかと思うほどの過激な批判を展開している「ゲーテ 4月号」。
山本益博氏の品性下劣さを示すためなのか、業界関係者には公然の秘密だった彼の問題点を実名挙げて暴露してきました。
見城社長は「おねだり益博」、宇田川悟氏は「小判ザメ」と揶揄したマスヒロさんの「タダ飯要求」問題です。
ミシュランの掲載を拒否したと堂々と発言した麻布十番の「かどわき」の主人が、またまた以下のような爆弾発言をしています。
マスヒロさんが店へ予約の電話をしてきて「私が食べるということは、いろいろなところで批評して紹介することですからタダにしてくれ」と言うので断ったと。
私もこの手の「マスヒロタダ飯要求」、別の店での話として聞いておりました。私が好きな鮨屋でも要求したとか、ある星一つの鮨屋では直接主人から「特別待遇をしなかったので以後まったく来なくなった」といった言質をとっております。
しかしこんな下品な要求、いずれはバレると思わなかったのでしょうか。すべての飲食店がマスヒロさんに尻尾を振っているわけではないのです。
マスヒロさんの影響力を恐れ、敵に回すより味方につけよう、タダ飯くらい安い宣伝料だと思う店が多かったのでしょうが、こう堂々と有名出版社の月刊誌で実名の名指しで「タダ飯要求」を暴露されてしまっては、今後の「タダ飯」要求は難しくなります。逆に「うちにも『タダ飯』を要求してきて断った」と暴露してくる店も多くなるのではないでしょうか。
今まで特定の店をマスヒロさんが繰り返し褒めまくる不自然さを友里は問題提起してきましたが、それらの店は今後、マスヒロさんを「特別待遇」していたと疑いの目で見られることになります。
銀座の安めの中華「A」、チキンバスケットで有名な「K」、女性蕎麦屋の「K」、
愛宕の台湾料理「P」、3つ星フレンチ「K」、それにマスヒロさん常連の天婦羅「M」、鰻屋「N」、蕎麦屋「T」、鮨屋の「J」などが思い浮かんでしまいます。
雑誌などでマスヒロさんに今後取り上げてもらう店は、迷惑と感じることになるでしょう。
「何だ、『タダ飯』食わせて褒めてもらっているだけではないか」と読者、同業者から思われる可能性があるからです。
宇田川氏はマスヒロさん主催の「すきやばし 次郎」を食べる会に「2万7000円のところを2万円でいいよと誘われた」と暴露しています。
これって「次郎」の取り分は2万円ということを暗に言っているようなものです。7000円分が後からキックバックされると思われても仕方がない言動です。
数年前、私もマスヒロさん主催の「キャンドル」での食べる会に参加しましたが、チキンバスケットなど出た料理を積算すると、個人で訪問したほうが安いのではないかと疑問を持ったことを思い出しました。
高島屋で開催される「すきやばし 次郎」イヴェントでも、何やら関与しているといった具体的な数値を挙げての話も漏れ聞いております。
これは信頼できる人から直接聞いた話です。その人がマスヒロさんと偶然会った時、ご本人に友里のマスヒロ批判のことについて聞いたそうです。
マスヒロさんは「こういう場合は、貝になって黙ってやり過ごすのが一番」と言っていたとのことですが、知名度ない友里と違って有名出版社である幻冬舎が率先してのマスヒロ批判です。いつものようにやり過ごすことができるのか。
マスヒロさんは雑誌などへの寄稿だけではなく、ハムメーカーの広報誌や電鉄会社の日光行き特急車内で販売する弁当企画などその活動は広範囲にわたっております。
「タダ飯」批判に対して、反論し世に潔白を主張しなければ、彼だけではなく起用しているそれらの企業のイメージダウンは避けられないでしょう。
幻冬舎も「ゲーテ」誌上で反論のページを用意したいと見城社長が言っていますから、山本益博氏にはぜひとも貝になってやり過ごさず、堂々と反論していただきたいと思います。
それにしても最近やっとマスコミに出始めた伊藤章良さん。宇田川さんから山本益博氏のことを「山本先生!」と崇拝していたと暴露されてしまいました。思わぬトバッチリで世間に恥を晒すことになってちょっとお気の毒ですが、これも業界実力者にすり寄るという上昇志向が強すぎての身から出た錆のようなものです。
フードライターの端くれなら、マスヒロさんの「タダ飯」要求などネガティヴな噂の1つくらい耳に入っていたと思うのですが、ご機嫌取ってマスヒロさんの影響力で更に成り上がりたかったのでしょうか。
伊藤氏の、発売前のミシュランガイド批判を見て少しは見直していたのですが、こんな太鼓持ちのような態度が知れ渡ると、彼のイメージダウンもかなりのものだと考えます。

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