「モウラ」更新しています

読者の方から面白いサイトを教えてもらいました。
2004年?2006年の3年間と古いですが、石原都知事の交際費のデータであります。
http://homepage2.nifty.com/taxeater/top.html
公費でファーストクラスを利用するなど贅沢な性格のこの方、飲食店も高額店がお好きなようです。
ASO、アピシウス、浅田、さくま、などに20万から30万支払って豪快に飲み食いしていることがわかります。一人当たりの単価は3万円くらい。結構な単価です。普通経費で飲み食いする場合は遠慮して出費を抑えるものですが、この人の感覚は違いますね。
接待相手にも注目です。一番名前が多かったのが元内閣安全保障室長の「佐々淳行」氏であります。石原さんの三選では選挙対策を受け持っていたと記憶していますが、そんな人に都の税金を投入していいのでしょうか。自分の選挙に利用する人ですから、可処分所得後の「自腹」で食べさせて上げてほしかった。
それにしても「危機管理」が本職の佐々氏でありますが、このサイトで接待回数と金額が一番と書かれてしまって、自身の危機管理には甘かったということでしょう。
さて、「モウラ」に森本アイアンシェフの「森本XEX」をアップしております。
鉄板焼と寿司がメインで何が「和の鉄人」だかわかりませんが、食後感は期待通り、もとい、予想通りのものでした。
この店へリピートする人、友里以外にもいるのでしょうか。
http://tomosatoyuya.moura.jp/

毎日何やっているんだ、関谷江里さん

フリーエディター&ライターと自称しているのに、連日「お披露目レセプション」で招待客を接待しお見送りまでしている、関谷江里さん。
東京では知名度低いかもしれませんが、関西、特に京都での「店宣伝」もとい、「店紹介」では絶大な影響力持っているライターのはずです。
なぜ「ぎをん か波羅」なんてダイニング系の店を連日煽って宣伝しているのか不思議であります。
http://erisekiya.cocolog-nifty.com/kyototokyo/cat20126717/index.html
上記URLをチェックしてみてください。見ただけで、食べ込まれている方は接近しないであろう店であることがわかると思います。
しかし、特定の店にここまで肩入れするフードライターは見たことがありません。マスヒロさん、犬養裕美子さん、門上武司さん、過食のオコチャマでも、ここまで店宣伝に徹していないのではないか。
オープン前の準備期間、そして仮オープンからの2週間と彼女の行動は、まるで「経営者」か「出資者」であります。ただのライター(つまりこのお店から「タダ飯」もなく勿論「金銭的なやりとり」もない)がここまでやるか。そんな暇があるものなのか。
どう考えても不自然であります。私の調べた範囲では、この店と同じような業態の本店は京都にありません。名の通っている湯豆腐屋「J」が親元ではないかとの情報を漏れ聞いております。
関西にちょっと詳しい方ならこの店名ですぐ連想する大阪の有名ステーキ屋「カハラ」とも、まったく関係がないようです。
つまり京都ブランドや有名店に弱い東京人に付け込んで「祇園」と「カハラ」のイメージをダブらせて店価値を上げようとする姑息な手法ではないかと考えます。
しかしこの店の経営者や関谷さんは東京の外食好きの実態をご存知なのか。外食では、京都ブランドは「京料理」、つまり「和食」でしか東京人には通用しないんです。
京都にはフレンチ、イタリアン、鮨なども乱立していますが、わざわざ東京人が京都でこれらのジャンルへ行くと思っているのでしょうか。喜んで訪問しているのは関西の方が主体ではないでしょうか。
いくら「京都肉」と「野菜」をウリにしているとはいっても、店構えなど見せかけに力を入れる「ダイニング系」であります。立地的にも不利なところですし、何しろビル地下でそのアプローチが貧弱すぎ。
レセプションと同じような盛況さが果たしてグランドオープン(5/14)以降も続くかどうか、おおいに注目です。
ブログ(4/17付)を見ますと、レセプションに呼ばれて「料理通信」の君島編集長などマスコミ関係者が嬉々として「タダ飯」を楽しんでいる様がわかります。「お披露目レセプション」ですから支払いをするわけでもなく、この手の業界の人は「ご祝儀」を包むこともないのではないか。包んだとしても形だけの額であると考えます。
よって、「タダ飯」に近い接待の効果が近々発売される「料理通信」にどのように反映されるのかが見ものであります。
「ソワニエ」や「客が三ツ星」の特集を組むなど店側の立場が鮮明になってしまった「料理通信」。「招待」と「タダ飯」の借りを返す為にさぞや大々的に宣伝してくるのではないかと思ってしまいます。
しかし関谷さん、調子に乗って「料理通信」の編集長や編集者の写真をアップしていますが、これでは「癒着」を公然と公開しているようなもの。得意の「宣伝」がかえってしにくくなるのではないかとも私は心配してしまいます。
何もレセプションに招待されなかったヒガミで言っているのではありません。友里は「招待お願い」のメールを無視するか、断ってくることで関谷さんの「狭量さ」を確認したかっただけで、何も「タダ飯」が食べたかったわけではありません。何時でも正規料金払って入店することができるのですが、結果が見えてしまうタイプの店だけに、「日刊ゲンダイ」のコラムネタとして訪問すべきか今現在は悩んでおります。
昨年あるフレンチの招待パーティ(勿論タダ)で、「東京カレンダー」の女性編集幹部とお話しする機会がありました。連日というか日に何店も訪問して食べているようでしたが、果たしてどこまで支払っているのか。
この「ぎをん か波羅」のレセプションにも参加したのではないでしょうか。これまたどのように派手に宣伝してくるかも楽しみです。

バレバレだよ、ミシュラン調査員

先日とあるレストランで男女のミシュラン調査員に遭遇してしまいました。
日本人女性にフランス人男性のカップルであります。
その店は次回の掲載で星が付くのでしょう、ミシュラン側から写真の掲載の話があり、近くカメラマンが訪問するところまで話が付いていたそうです。
おそらく、最終的な確認に来たのだと推測します。
とにかくこのカップル、挙動不審で笑っちゃいます。夫婦ではなく、さりとて恋人同士や親しい付き合いにも見えないこのカップル、勿論仕事などの接待の雰囲気でもないのです。一時流行ったという「ミシュラン遊び」(調査員になりすます)でないのも一目瞭然でした。
そのフランス人、「ちょい不良」にまったく見えないのです。仕事に疲れたパッとしない風貌、スーツも高級感なく、黒い大きめのPC布バッグのようなものを持っていました。お洒落な雰囲気を狙っているフレンチでまったくマッチしておりません。いわゆる「外資系」のイメージには程遠い雰囲気のフランス人でありました。
かたや女性はショートカットでキャスターの「安藤優子」のイメージでしょうか。
席に座るなり男性が店内をキョロキョロ見回して私はすぐにピンときたのです。彼らはすぐにミネラルウォーターを頼みました。そして、ビールもシャンパーニュも頼まないのに、ワインリストを二人でじっくり眺めているんですね。不思議というかまったく不自然。最終的にはグラスの赤ワインを1杯だけ頼んだだけでした。
「ミシュラン調査員は、一番安いコースを頼み、酒類はほとんど飲まない」というネットのブログ情報は確かでありました。
自分が使う高額ホテル宿泊費や外食費を削ってでも、調査員の予算を増やしてあげたらいかがでしょうか、ナレさん。
食べていた料理は確認した範囲で、一番安いコースと下から2番目のもの。フランス語でなんだかんだと話し合い、たまにスタッフに質問していましたっけ。
チェック時には、領収書と明細のコピーを貰っておりました。
しかし、欧州と違ってフランス語を話す人が少ない東京で、お洒落な雰囲気のフレンチでパッとしない風貌のフランス人では、まったくバレバレだということがわからないのでしょうか、ミシュラン。
いや、バレても構わない、どうせミーハー向けのガイド本だと開き直っているのかもしれません。
帰り際、「ミシュラン調査員ですか」との店側の質問に、「残念ながら違います」との不自然な回答で、私は更に確信した次第です。
でもこんなこと書いちゃうと、そのお店、急きょ掲載取りやめになったりして・・・
そうなったらご免なさい。