「モウラ」更新しています

講談社からの年末出版本、原稿の締め切りの目安が8月一杯なのですが、間に合わないようです。連日(土日も使って)店訪問を繰り返しているのですが、店訪問だけでも物理的に今月では終わらないことがはっきりしました。
しかしこの数ヶ月の外食スケジュール、友里の人生でこれほど濃密な時期はもうないでしょう。ミシュラン掲載店を中心に連日食べまくる姿、自分で考えても異常です。
夜の外食のために昼を抜き、予算の関係で安いワインを飲んでいる友里。フレンチを後回しにしてしまったため、この暑いのに連日フレンチが続くのも思慮が足りませんでした。本来ならば暑い時期には「四川料理」を食べたかった。
あと半月くらいでこの状況から抜け出せると思うのですが、ゆっくり高くても美味しいワインで料理を楽しみたいものです。
さて「モウラ」に東京の京料理?「幸村」をアップしております。東京生まれなのになぜか「京訛り」を続けるご主人。果たしてこの店の料理は「京料理」の王道なのか。
ぜひお立ち寄りください。
http://tomosatoyuya.moura.jp/

洞爺湖サミット晩餐会のシャンパンが虚偽広告?
読者の方からいただいた情報です。私はこのシャンパンの存在をしらなかったのですが、福田総理夫妻主催のディナーで振る舞われたシャンパン「ラ・スル・グロワ ル・レイヴ グランクリュ」について「シャンパーニュ委員会日本事務局」が公式サイトで警告を発しております。
http://62.73.5.31/champagne.jp/champagne/news_article.php?idDoc=194&back=../i
「サンケイビバレッジ(株)」がインポートしたこのシャンパン、どういう経緯でサミットのワインに選ばれたかわかりませんが、どうやらこのインポーターが売らんがための「勇み足宣伝」をしていたようです。
サイトでは、「外務省サミット事務局のニュースリリースに『日本人が初めて設立したワイナリーで造られたシャンパンがサービスされた』」という誤った記述があると名指しで指摘しております。
どうやらこのインポーターは、「日本人(社長の合田学剛氏)がプロデュースしたシャンパン」と触れ回っていたのではないか。
それに対してシャンパン委員会は「ラベルを張り替えてもらっただけの単なる『プライベートラベル』のシャンパン」であるので事実無根、虚偽の広告であると訴えているわけです。
現在のサンケイビバレッジのHPではこの指摘を受けてか「微妙な言い回し」で「プロデュース」や「初めて設立したワイナリー」の文言はありません。
http://www.sankeibeverage.co.jp/toyako.html
このあまり知られていないこのシャンパンの採用、合田社長が外務省に縁故があったのか、福田総理と昵懇だからかわかりませんが、うまいこと売り込んだものです。1本15750円と高めの設定なのでかなり利益を上げたのではないでしょうか。(ネットでは9999円で売っています)
http://kakaku.journal.mycom.co.jp/item_info/20832408520962.html
しかし、ついでにこのシャンパンの宣伝に一役買った人たちまで名指しで警告しているところに、シャンパン委員会の強い姿勢が感じ取れます。
宇田川悟さん、「月刊ゲーテ」でのマスヒロさん批判以来久々にお名前を拝見しました。機内誌(エールフランス)とはいえ3ヶ月も連続で誤った記事を書いたようで、フランス通で知られているだけにかなりイメージダウンになったかもしれません。

今年になって訪問した店 短評編 18

「モウラ」のコメント欄がようやく正常な状態になってきたようです。
http://tomosatoyuya.moura.jp/
「ドン小西」、「dons小西(1955.12.30)」、「dons小西(みこころ)」とHNを語った方、キレてしまったようでほとんどの店のコメント欄へ「レトワール関連」のコピペを貼り付け出したときにはどうなるかと心配したものです。
HNに友里の個人情報まで入れてきたので管理会社がメールで忠告をしましたが、予想通り申告していたアドレスは「偽物」だったので跳ね返ってきたそうです。
アンチの方が批判するのはいっこうに構わないのですが、アドレスをインチキしてまで書き込みたいものなのか。よく友里征耶を「陰から石を投げている」、「匿名でリスクをとらない」などと批判するアンチ。しかし私は批判のメールを受けますし、文責は出版社、HP主宰者、そして友里征耶にあります。現に夕刊紙と友里征耶は訴訟を受けております。
アンチこそ書き逃げの「チキンハート」であることがわかりました。
管理会社は私にはアドレスはじめ個人情報を教えません。どうかアンチの皆様、安心してアドレスは堂々と正規のものを書き入れてから、思う存分批判してください。そうでないと今後も「アンチはチキン」と言われ続けられます。
さて3店です。
神泉 小笹
次期出版本で友里のオススメ鮨に挙げようかと再確認に行ったのですが辞めました。この時期タネが少ないのはわかりますが、ツマミ、握りと種類が少なすぎです。握りは5種(干瓢は除く)だったので最初から2ヶづつ出てきたのには驚きました。
仕事、タネ質と以前の方がずっとよかった。支払いも2万円超えてCPの良さもなくなっております。
おけい寿司 八重洲
これまた再確認に行ったのですが、取り上げるのをやめました。
今回よく主人の握りを見ていたのですが、捨て舎利は未だよしとして「拾い舎利」をしていました。つまり酢飯が足りないのか継ぎ足すのです。
また、煮きりを引くのに一々握りを下に置くなど疑問の連続。前はこんなことしていたかどうか。
タネや仕事は良かったのですが、その他見た目の清潔面でも疑問がありまして再訪はしばらくないでしょう。
みかわ
「モウラ」の取材で天麩羅屋に数軒いくことになり、その前に比較する意味での再訪です。
驚いたのですが、いつもの「焦げ目」の天麩羅ではなくなっていました。この日だけなのかわかりませんが、揚げすぎではないのです。かえって特徴のない普通の高額天麩羅屋になってしまったと思いました。
今回の訪問で驚いたことが1つ。入店30分でなんと早乙女氏、小走りで「トイレ」へ駆け込んで行ったのです。オープンして2時間経っていない時刻にですよ。
その後食欲をなくしたことをつけ加えさせていただきます。