勘違いは料理人だけではなく副業ライター(最近は本業か)にまで

いやー、前から自己顕示欲に加えて自己陶酔も強い人だと思っていた「さとなお」さん。私と違って自己顕示欲の強さを隠しながら、沖縄料理の高齢な女性主人の店閉店決意を翻意させた経緯をお涙ちょうだい、美談仕立てでブログに書くなど友里的には気に入らない発言を繰り返していたのですが、今回もまたやってくれました。
北海道で開催された「新聞大会」のパネラーだかに呼ばれて舞い上がり、ここのところ自慢のブログがつづいていたので最後に何かやってくれると期待していたら、昨日10/16できっちり〆てくれました。
http://www.satonao.com/
北海道新聞にその「新聞大会」が大きく取り上げられ、自分の顔写真が大きくでていると宣伝しています。嬉しさを隠せない様が文面に滲み出ているのですが、素直な性格ではないようで、

「メディアにでるのは初めてで、いままで出さずにいだだけに困った」(意訳)

と書いていますが、何言っているのか
本当に困っていたら、わざわざ自分のブログで読者に教えないでしょ。宣伝しないでしょ。
友里の写真が何かに載っていたと思ってください。本当に顔出しが困る私なら、わざわざ読者に伝えませんよ。
困ることをなぜ「宣伝」するんだ。「勘違い」の極地であります。素直に「嬉しい」と書けば可愛いものを。
この人、「純粋な読者」を中心にかなり影響力を持つようになったみたいですが、その言動は雰囲気だけで軽はずみなものばかり。
3年前の郵政選挙では「まずは改革の第一歩」と小泉・竹中構造改革を煽っていました。
しかし今のアメリカを見てみてください。国の資本注入で「市場原理主義」が崩壊寸前ではありませんか。
その場の風に乗って自分を高く見せたい芸風のようですが、「郵政民営化」含めてこの件での釈明をぜひ聞いてみたいものです。
でも本業は煽り宣伝。実業や経済にタッチしていないので、難しい問題は無理かな。だとしたら影響力有る身でわからんことを書くな。
話は変わりますが、竹中平蔵氏が最近急に埋没しています。アメリカ信奉者であった氏をなぜTVに引っ張り出さないのか。彼の釈明を聞きたい人は数多くいると思うので視聴率は稼げると思うのですが、出演を固辞しているのでしょうか。
久々に「さとなお」さんを取り上げましたが、京都の麻生玲央氏が批判した時と同じくメールでの「密室取引」で抗議・削除要請をしてくるか、それとも無視するか。楽しみです。

「モウラ」更新しています

不景気感からか、夜の銀座の人通りが少なくなっていると聞きました。飲食店も高額になるほど影響は大きいのではないでしょうか。
そんな環境でも、盛況で日に3回転はしている店へ行ってきました。
その店名は「どれ味 銀座店」。
詳しくはいずれ「店評価ブログ」で述べたいと思いますが、最初から最後まで大味、いや濃い味の鉄板焼きの連続で大変でした。
「さとなお」さんやJCオカザワなら泣いて喜ぶ味付けでしょう。
さて「モウラ」に本所吾妻橋の洋食「吾妻」をアップしております。
価格設定が高い洋食屋の中でも飛び抜けて高価格なのに盛況なお店。
ぜひお立ち寄りください。
http://tomosatoyuya.moura.jp/

未だある予約困難な店

金融危機による株価下落や今後の景気減速感からか、銀座の店でも客入りが落ちてきたと聞きました。一部の店を除いて、高額店になるほど不景気の影響は大きいのではないでしょうか。
あのJ.C.オカザワも昨年からの株価下落に大きな痛手をうけたのか、最近の訪問点はランチ、居酒屋に限定されているようです。本業である金融取引から撤退したと漏れ聞きますが、副業であった「食べ歩き」で生計を立てていけるのかどうか。
去年からかなりの本を出版していますが、売れていない本もあるようです。初版で終わる本が続出しているとしたら、「印税取り逃げ」であります。
未だに「カンテサンス」や「水谷」で予約が取れない状態が続いているのかわかりませんが、最近でも予約が入らない店が他にあることを読者の方から聞きました。
1つは「かわむら」。銀座のヒレ肉専門店ですね。私もオープン当初は何回か行ったのですが、最近は予約が出来ないというのです。
7?8席のカウンターのみの小さな店ですから仕方ないとも思いますが、「アロマフレスカ」と同じく常連が食後に次回の訪問日をどんどん入れてしまうことも一見が入店できない大きな原因だと思います。
ある意味公平ではない予約方法ですから、いっそのこと「一見お断り」にしたらすっきりするでしょう。
でもそんなにリピートするほどの店でしょうか。客単価3万円はいく高額店ですから、話のタネに1回だけで充分だと思います。
もう一つが、神楽坂の鮨屋「贔屓」。やはり読者からの情報で、「食べログ」にも載っていたのですが、なんと「紹介制」ということで訪問することが出来ません。
焼き鳥の「世良田」も赤坂の某寿司屋もこのシステムを取っていますが、店にとってどんなメリットがあるのでしょうか。
一見に頼らなくても経営が成り立つ集客力があるのでしょう。また常連に連れてこられた一見客がリピーターになるとの自信もあるのかもしれません。雰囲気が荒れないというメリットも考えられますが、不景気が続いてくると苦しくなってくるのではないか。
ミシュラン掲載店とは対極の位置づけにある「紹介制」の店、今後もマスコミ取材やミシュラン掲載を拒否して、その矜持を守り続けてもらいたいものです。