「レスプリ ミタニ」が移転していた

数年前、ヨイショライターが盛んに取り上げ煽っていた恵比寿のフレンチ「レスプリ ミタニ」。メニューがなくその場の状況で料理内容(お任せコース)が決まるというのがウリでありました。
私も数年前正月明けに行ったことがあるのですが、何の印象もなく食べ終えてしまい、再訪する気にもなれずブログなどで一切取り上げておりませんでした。
今年になって知人から「ミタニが無くなった」と聞いて、「やはりこのご時世、閉店したのか」と勝手に思っていたのですが、何と「ご栄転」していたことが読者の方からの情報ではじめて知りました。
http://www.roppongihills.com/jp/shops_restaurants/details/restaurant.php?id=204660003
この6月17日より、六本木ヒルズ・けやき坂のあの「パ マル」後にオープンしたようです。
果たして六本木ヒルズへの移転が「栄転」なのか「左遷」なのかは今後の客入りで結果が出ることになります。
あのビッグネーム・故高橋シェフでも苦戦した「立地の妙」もとい、「立地の足かせ」を見事払拭することが出来るか。
再開発ビルのため「ランチ営業」を始めたようですが、昼・夜と続けていくだけの集客力を保てるかどうか、今後が見物であります。
しかし、これだけ再開発ビルの店が悲惨(有名人気店の移転や支店でさえ)な状態で、なぜわざわざこの場所を選んだのでしょうか。
不景気で「テナント募集」は銀座のビルでも例外ではなくなっております。この時期、どこでもレストラン側は選び放題に近いと思いますが、なぜその移転先が閉店続出の「六本木ヒルズ」なんでしょうか。
私は三谷シェフの頭の中が理解できません。
「森ビル」という名に未だにブランド力(集客力)を感じているのか、「ヒルズ」という響きに憧れをまだ持っているのか、森ビルの誘い込み営業が狡猾だったのか、条件(賃料、保証金、撤退条件など)を優遇されたからなのか、友里としては非常に興味が湧いてきました。
しばらくして常連の「ご祝儀訪問」が終わった頃、確認に行きたいと思います。
友里掲示板
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再び「抱き合わせ商法」について

昨日取り上げた「花畑牧場」ですが、経営実態は田中義剛氏が所属する(株)アップフロントエージェンシーにあるのではないかといった情報をいただきました。田中氏は御輿(客寄せパンダ)ではないかというのです。
ちょっと調べてみましたら、「花畑牧場」の代表者は田中氏のようですが、東京事務所はアップフロントグループが入っているビルと同じだと気がつきました。
http://www.hanabatakebokujo.com/about/
http://www.ufg.co.jp/corporate.html
なんだかそんな気もしてきますね。
さて友里掲示板では、今回の銀座店の商法は「抱き合わせ」に限りなく近いとのご意見ばかりでありましたが、2ちゃんでは友里憎しの投稿者が多いからか、「花畑牧場」擁護の書き込みが目立つようです。
その中で典型的な「論理すり替え」を紹介します。

寿司屋なんかでお土産の折りだけ買おうとして、店内でお食事した方限定とか言われたら、激昂するかね。店の方針次第でしょうが。

この方は現場(銀座店)の店構えを確認して書き込んだとは思えません。私のブログをまともに読んでいるとも思えない。
確かに、普通の店構えの寿司屋で、オミヤの「折り」だけ頼むことはできないでしょう。断られて当たり前です。
ただ、その寿司屋のドアがオープンしっぱなしで、店内は「折り」ばかり棚に並べられていて、カウンターやテーブルが見当たらない。棚に値札と共に並べられているその「折り」を手にとってレジに行ったら、2階の奥の狭いコーナーで造っている高い「握り」を買わなければ「折り」は売れないと言われたと考えてみてください。
「花畑牧場」はこれと同じ商法な訳です。
普通の寿司屋の体をなしていないこのような店に対しても、この方は同じような意見が言えるのでしょうか。
まったく前提が違うのですが、アンチの方には冷静な判断力を保てないのでしょう。
いつも思うのですが、友里への反対意見、問題提起、批判は多いに結構。しかし、無理に曲解してイチャモンをつけるのではなく、堂々と正面から正論で友里に突っ込みを入れていただきたいと願うばかりであります。
ねじ曲げて批判しても、私なら空しさしか感じないと思います。
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どう考えても「抱き合わせ」に見える、銀座・花畑牧場カフェ

週刊誌をはじめ色々と突っ込まれている田中義剛氏率いる「花畑牧場グループ」。人も羨む人気と利益を上げているので注目されている裏返しかもしれません。
私も新千歳空港では無茶苦茶な行列をこの正月確認しました。わざわざ並ぶ必要もないと無視したのですが、聞けば1階の「花畑牧場 生キャラメルカフェ」や「花畑牧場 ホエー豚亭」で1470円のセットメニューを頼めば、2階の行列に並ばずに3箱まで「生キャラメル」が優先的に買えたそうです。
ネットの掲示板などではこれが「抱き合わせ販売」ではないかとの意見がありましたが、「カフェ」や「ホエー豚亭」では主力製品を一応前面に出していて店もそれ専用ですから、単なる「優先販売」で抱き合わせ商法ではないというのが一般的な意見であるようです。
問題は新千歳空港ではなく、銀座の4丁目交差点近く。先日身内(高齢者)と銀座で鮨を食べての帰り、晴海通りに似合わない雰囲気の店に出くわしたのです。
見ると「花畑牧場」のロゴが一発で目に飛び込んできました。身内が「あの生キャラメルが買える」と喜んで店に入ったのは言うまでもありません。
鰻の寝床のような間口の狭いその店、1階と2階がありまして、1階は店内の両側に各種「生キャラメル」や「生キャラメル チーズケーキ」などが置かれています。
我々は何種類もの生キャラメルを籠に詰め込み、さて会計をしようと店の奥を見渡すもレジが見当たりません。2階にレジがあると言われ、奥の階段前でスタッフが2階への入場制限をしているのです。なぜレジをわざわざ2階へ持って行くのか、なぜ入場制限をしているのか、嫌な予感は的中しました。
やっと籠に詰めた生キャラメルをレジに差し出して我々はビックリ。
レジスタッフは、

ホットキャラメルアイスをお買い上げいただかないと生キャラメル製品を買うことは出来ません。

といった説明をしてくるのです。2階の奥を見ればアイスに各種ホットソース(マンゴやチョコなど)をかけているコーナーがありました。しかもそのアイスの値段が480円とあまりに高い。
「おいおい、これって抱き合わせ商売ではないか」、「アイスが食べられない客はどうするんだ」とも思いましたが、ここまで並んだ年老いた身内を考えると帰る訳にはいかず、身内に無理に食べさせることにしてアイスを購入したのです。
頭に来ながら帰り際1階の壁を見ましたら、「当店はカフェなのでアイスを買わなければ他製品は購入できない」といった主旨の張り紙がありました。店前の看板も「花畑牧場カフェ」と「カフェ」を入れて逃げを打っておりました。
理論的には、事前に客に周知させていると「アリバイ造り」(意味が違うかも 雰囲気を悟ってください)をしていますが、店構えや店内は、どうみてもカフェの「体」を成しているとは思えません。
2階だってどこが「カフェ」に見えるんだ。
田中義剛氏や経営側は、このようなアリバイ造りをしているから「抱き合わせ販売」ではないと主張し、公取委もそう判断しないかもしれませんが、この商法、潔いとはどうしても思えません。
あくまで抱き合わせ販売でないと言いたいなら、客が籠に中キャラメルを詰める前、つまり店へ入店する前にスタッフが一人一人に、

当店は2階で480円のアイスを頼まなければ、生キャラメル製品は買えません。

と確認するべきではないか。それが出来るほどスタッフは大勢いるのですから。
なんとも田中氏の志の低さを確認した銀座の出来事でありました。
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