ピエモンテは今日も濃厚だった!

調子に乗って昼夜食べ過ぎてしまったトリノとアルバの数日間の訪問。考えてみたら、イタリアンと言っても玉子とバターをふんだんに使った料理が多く、胃にもたれるのはわかりきっていたのですが、生まれながらのハングリー精神で調子に乗って食べ続けたのがいけなかったようです。
後半には、食欲どころか飲欲(ワイン)も落ちまして、ボトルを頼んでも半分も飲みきれない状態になってしまいました。
しかしこちらの人(観光客も含めて)は、若いバローロを平気で飲むんですね。店のリストはほとんど2000年前後が主体なのですが、こんな若いバローロ、普段飲まないものですから体にはきつかったです。
玉子やバターを避けようと、普通のスパゲッティ(ポルチーニ)を頼んでも、バターをふんだんに使っていてげっそり。
どこへ行ってもピエモンテ州は「今日も濃厚料理」でありました。
数年前、松葉蟹を食べ続けすぎて以来好んで口に出来なくなったのですが、今後は白トリュフ含めてピエモンテ料理を体が受け付けなくなるのではないかと心配です。
今年の白トリュフはここ数年では良いとのことですが、この時期はまだまだ。本格的にはもっと寒くなる11月が旬だとのことです。
しかし、最近は欧州だけではなく、ロシアからも客がバンバン来るそうで、クリュッグやDRC、ペトリュスを開けていくとか。
ある程度の規模の店では、しっかりシャンパーニュを揃えているので驚きました。イタリア人もフランチャコルタよりシャンパーニュのほうがお好きなようです。
こんな書き込みをしていたら、なんか急に鰻が食べたくなりました。今の心境なら、「野田岩の蒸し鰻」も有り難くいただけそうです。
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本日の更新を断念

食べ過ぎなのか、飲み過ぎなのか。単なる疲労の蓄積なのかわかりませんが、ここ数日、食欲と酒量が減少しており気になっておりました。
そんな折り、昨日かなりディープな料理に挑戦したからか、ベッドについたら脱力感というか倦怠感、それに足腰が痺れてしまい、今し方まで起きられませんでした。
アンチの方からは「日頃の行いが悪いからだ」と言われそうですが、よって本日は簡単な「言い訳」だけでブログの更新をスルーさせていただきます。
朝昼抜いて寝転んでいたら、夕方には体調が戻ると思いますので、明日をお待ちください。

ミシュランガイド 京都・大阪版を読んで 1

連日ではないですがシリーズとして続けるつもりでありますが、肝心のミシュランが完全に転けてしまうと終了となりますが、ネタ不足もあり、とりあえず始めてみます。
本日は掲載拒否についてです。
暇なので掲載拒否(写真提供拒否)を数えてみました。
京都は85軒中12軒、大阪は65軒中5軒でありました。予想通り、大阪の方がミシュラン上陸に賛成の店が多かった、と言っては怒られるでしょうか。
個人的な偏見でありますが、集客力や常連客数が劣ると自覚している店が京都より多いのだと私は考えます。
「瓢亭」が掲載を拒否しなかったのがサプライズでありましたが、逆にこの店が掲載拒否すると思わなかった店がいくつかありました。
たとえば私が知っている中では、「ます多」に「そったく 塚本」、「一よし」。
それほど集客が順調とは思えませんし、第一主人は目立ちたがり屋ではないかと。なぜ拒否してきたのか。あくまで推測でありますが、少ない常連客をこれ以上離さないため、と書いたらこれまた怒られるかもしれません。
取材拒否の店のページには街並みや名所などの写真を1ページつかっているのですが、なんでこんな事をするのか。
こんな発色の悪い写真なんて載せなければいいのですが、最初にページ数ありき、で企画しているからだと思います。
面白いのは「上賀茂 秋山」と「川上」です。この2店だけ変な風景写真がなく、1店1ページなんです。
掲載数(星付け店数)を間違えて1軒多くしてしまったことにギリギリで気づき、ページ数が合わなくなってしまったので慌てて風景写真を割愛したと推測します。
しかし「御料理 はやし」(ミシュランでは単に「はやし」)には修学旅行生御用達のホテルの「京都タワー」の写真。イメージダウン以外の何物でもないと思うのは友里だけでしょうか。
初年度版から動きが鈍いと言うことは、2011年度の京都・大阪版はより売れなくなることは間違いないでしょう。
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