ミシュランガイド 京都・大阪版を読んで 1

連日ではないですがシリーズとして続けるつもりでありますが、肝心のミシュランが完全に転けてしまうと終了となりますが、ネタ不足もあり、とりあえず始めてみます。
本日は掲載拒否についてです。
暇なので掲載拒否(写真提供拒否)を数えてみました。
京都は85軒中12軒、大阪は65軒中5軒でありました。予想通り、大阪の方がミシュラン上陸に賛成の店が多かった、と言っては怒られるでしょうか。
個人的な偏見でありますが、集客力や常連客数が劣ると自覚している店が京都より多いのだと私は考えます。
「瓢亭」が掲載を拒否しなかったのがサプライズでありましたが、逆にこの店が掲載拒否すると思わなかった店がいくつかありました。
たとえば私が知っている中では、「ます多」に「そったく 塚本」、「一よし」。
それほど集客が順調とは思えませんし、第一主人は目立ちたがり屋ではないかと。なぜ拒否してきたのか。あくまで推測でありますが、少ない常連客をこれ以上離さないため、と書いたらこれまた怒られるかもしれません。
取材拒否の店のページには街並みや名所などの写真を1ページつかっているのですが、なんでこんな事をするのか。
こんな発色の悪い写真なんて載せなければいいのですが、最初にページ数ありき、で企画しているからだと思います。
面白いのは「上賀茂 秋山」と「川上」です。この2店だけ変な風景写真がなく、1店1ページなんです。
掲載数(星付け店数)を間違えて1軒多くしてしまったことにギリギリで気づき、ページ数が合わなくなってしまったので慌てて風景写真を割愛したと推測します。
しかし「御料理 はやし」(ミシュランでは単に「はやし」)には修学旅行生御用達のホテルの「京都タワー」の写真。イメージダウン以外の何物でもないと思うのは友里だけでしょうか。
初年度版から動きが鈍いと言うことは、2011年度の京都・大阪版はより売れなくなることは間違いないでしょう。
友里掲示板
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