「店評価ブログ」を更新しています

サッカーワールドカップの予選組み合わせが決まりました。日本の組み合わせは最悪に近いのではないでしょうか。
普通に考えればオランダ、デンマーク、カメルーンに予選で三敗(良くても一分け二敗)しますから、「世界を驚かせる」ことは不発に終わると思います。
まあこのワールドカップは日本のチマチマプレーではなく、世界の高レベルなプレーを一気にTVで見られることが嬉しいわけでして、日本が予選で敗退しても普通のサッカーファンや一般人(熱烈な日本代表ファンではない)にはさほど影響がないと考えます。

さて「店評価ブログ」に松井選手が主人や女将をお父さん、お母さんと慕うという和食店「大羽」と鵜野シェフが独立?したという「イル・マンジャーレ」をアップしています。
常連客のサロンと化しているかもしれない居酒屋風(喫煙可)割烹店と、どう見てもオーナシェフの店には思えない緊張感のない厨房スタッフにホスト風男性ホールスタッフの「イル・マンジャーレ」。ぜひお立ち寄り下さい。

2009年アルバ・パリ訪問記 2 その日が月曜とは知らなかった

イタリア人の気質はある程度わかっているつもりでしたが、ここまでいくのかと呆れるより感心したのがアルバにあるリストランテの予約トラブルであります。
この時期アルバは「白トリュフ祭り」ということで、夕食はすべて予約が必要。近辺の星付き店(例えばトルナヴェント)以外にもどこかあるかなとその地に詳しい方に教えていただいたのがミシュランにも掲載されている「エノ クラブ」でありました。
ミシュランのデータから行きたい店の休日をチェック、「エノ クラブ」は日曜が休みとありましたので10月19日の訪問を決定したのです。
最近は直接の電話やファックスが面倒になりホテルやレストランの予約はカード会社に頼んでいる友里。今回もレストランの予約はカード会社に丸投げし、訪問2ヶ月前に予約を確定しておりました。

事件が起きたのは1週間前くらいだったでしょうか。数日後に出発をひかえ荷造りなどをしている時に驚きのメールが飛び込んできたのです。
たまたま今回のイタリア・フランス旅行を事前に伝えていた知人が偶然にもアルバを訪問。しかもその「エノ クラブ」を予約して訪問した直後の急報でした。
しっかり予約していたのに訪問したら「予約を受けていない」と言われ、飛び込みと同じ扱いで長く待たされて入店した知人。嫌な予感がしたそうで、私の予約日である19日(月)を確認してくれたのです。

「19日に○○(私の本名)の予約は入っているか」との問いに、

「一人予約が入っている」との回答にひとまず安心した知人でしたが、次の言葉に驚いたのです。

「でもその日は定休日で店はやっていない。」

日曜が定休日の「エノ クラブ」でありますが、稼ぎ時の「白トリュフ祭り」の期間だけ日曜は営業し、月曜を振替定休日にしているそうです。
それにしてはなぜ私1名の名が予約台帳に書かれているのか。

「ではなぜ○○(友里の本名)の予約を受け入れたのか」の再度の問いかけに掲記にある驚きの開き直りの言葉が返ってきたのです。

?19日が月曜だとは知らなかった。

おいおい、こんないい加減な対応でレストランがやっていけるのか。イタリア気質といえども限界を超えているのではないか。
と思ったのですが、極東の島国の一個人が文句を言ってもはじまりません。仕方なく店訪問予定をリスケして、その知人に前日の日曜の予約を入れてもらってこのトラブルを終結したのです。

しかしホント、イタリアっていい加減な気質なんですね。

アルバ滞在中、確認の意味で19日も「エノ クラブ」の前を通りましたが、しっかり店は閉まっておりましたことを付け加えさせていただきます。

大金稼ぐメダリストたちよ、後輩たちの強化資金を毎年提供したらどうか

昨日のTVや新聞報道で知った五輪メダリストたちの記者会見に友里はちょっと違和感を覚えました。
注目を浴びた「事業仕分け」、JOCの選手強化事業費などを含む「民間スポーツ新興費等助成金」への国の補助金を減らすと判定した事に対してスポーツ界を代表して異議を唱えたようですが、彼らはちゃんとこの「補助金」について勉強しているのか。所属協会に操られただけではないか。

現在この助成金は「toto」、独立行政法人、そして国の直接的な補助金と3つのルートから成り立っているはず。最近は「toto」の業績が好調で、支援できる補助金がもっと増やせるとも聞いております。
「事業仕分け」ではこのルートが3つも存在することが効率的ではないと判断し、スポーツ予算を1本化することを判定しただけであります。国からの直接の補助金は減るでしょうが、「toto」からの補助金を補填することも可能ですから、総額が減ると決まったわけではありません。選手たちに影響が出るかどうか現段階では何もわからないのです。
本当に困るのは独法やJOCに関与している天下り連中だけではないでしょうか。

確かにスポーツは国民にとって大事なものの1つですから、国が援助するのは当然かもしれません。でも、メダリストたちが堂々と胸張って要求する類のものなのでしょうか。
何も我々国民は、小さい時に彼らを指名し、無理矢理そのスポーツをやらせているのではありません。日本は共産国家ではないからです。そのスポーツをやると決めたのはあくまで彼らの任意ではないですか。強制なんてされていない。

「オリンピックでメダルを獲得して国民に夢を与える」と表面的なきれい事も言われていますが、メダルを取るとその選手の「夢」も適うのではないでしょうか。
古くは有森選手、最近ではQちゃんこと高橋選手に北島選手。メダル取ってからの収入は激増したはずです。スポンサー契約が何千万円とも聞いています。稼ぐ選手なら年収は億単位になるはず。

私は彼らスポーツ高額所得者に言いたい。節税会社をつくるようなチマチマしたことなんかせず、恩返しの意味で可愛い後輩たちの遠征費用などの為に、稼ぎの半分くらいを毎年提供してあげたらどうなのかと。メダルを取れず、もしくは取っても収入が激増しない選手に助成金を返却せよとは言いません。
しかし、補助金受けて強化されメダル取って大金稼げるようになったのですから、困っている後輩たちにその一部を還元してあげるの当然の恩返しではないかと私は考えるのです。

リスク(個人の負担)を国民から軽減してもらって、ハイリターンは自分だけが享受するというのはあまりに自分勝手ではないでしょうか。
オリンピック招致でも、招聘運動を要請したメダリストへはかなりのお金がかかったと聞いております。恩返しに無償で(30万円のスーツも自腹で)ご奉公するといった発想が彼らにはなかったのか。
スポーツ選手と言いますと、「フェア」、「清廉潔白」といった間違った先入観が働きますが、スケート連盟の不祥事を挙げるまでもなく、彼らが特別フェアな人間であるということはありません。性格の良い人も多いでしょうが、悪い人も一杯いるのです。

またマイナースポーツに光を与えるのも必要ですが、特別扱いしていいものなのか。そのスポーツを選んだのはあくまで自己責任。これまた無理矢理はめ込まれたわけではありません。
そのマイナースポーツが本当に好きだったから選んだという人もいるでしょうが、中にはやっている人が少ないから直ぐトップが狙えるという打算で選んだ人もいるわけです。

オリンピックになぜ選手と同じくらいの数の役員が参加しなければならないのか。
なぜ選手ではない役員がビジネスやファーストに乗る必要があるのか。
なぜスポーツ選手出身の協会幹部まで私腹を肥やすのか。

引退してから協会の要職を狙っているからか、メダリストたちはこのような問題提起をしていません。自分もその甘い汁を享受したいと考えているのでしょうか。
まずは彼らがこのような身内協会幹部などの問題を国民に訴え、そして北島選手など高収入選手に寄付を要請してから、はじめて強化費の必要性を国民に訴えるのが筋だと私は考えます。

飲食業界だけではなく、スポーツ業界まで敵に回してしまう本日のブログでありました。