なんとか落ち着きそうだと思った世界の株式市場でありますが、VWの不正のおかげで欧州市場をキッカケにまたまた下落してしまったようです。
しかし、ソフトによって検査をパスするという違反行為(検査か通常運転かを判断して、検査の時だけ排ガス浄化装置を作動させるというソフト)、なぜそんな面倒なシステムをつくったのか。
排ガス浄化装置なるものがあって、それを作動させれば基準値をクリアするということですから、普通に考えれば
難しいソフトをつくらず、常時浄化装置をオンにしておけば良い
と思うのですが・・・
推測するに、この浄化装置がオン状態では、狙った性能(出力、トルク、加速など)が出なかったので回避したのか。
換言すると
VWはディーゼルで、排ガス規制のクリアと性能の維持を両立出来なかった
よって、浄化装置の使い分けをしたのだと友里は推測しますが、日本のマスコミ報道でここまで突っ込んだ解説がないのが不思議であります。
さて本題。
VWグループは世界市場でトヨタとしのぎを削って争っているトップメーカー。
でもこのような不祥事で巨額のリコール費用や制裁金を支払うことによる財務的なダメージに加え、不正による信用失墜で
世界規模で売り上げが激減
してしまうのではないか。
まず欧州などで過半をしめるディーゼル市場からしばらく撤退しなければならないでしょう。
つまり漁夫の利ではないですが、ライバルかこけて得するのはどこかというと
最大のライバルのトヨタ
ではないか。
欧州の自動車メーカーはVWに釣られて株価を下げているようですが、友里の推測が正しいなら
トヨタは爆上げ
するはずだと思うのですがいかがでしょうか。