クリーンではなかった菅総理

週刊誌とはいうのは面白いものです。木曜発売の「新潮」と「文春」は徹底的な反小沢。誌面からは小沢憎しがにじみ出ております。
反して月曜発売の「ポスト」と「現代」は、どちらかというと親小沢であります。
本日発売の「ポスト」では、新聞やTVなど大メディアの偏向報道(菅は良い人で小沢が悪人)を問題視し、「現代」は菅総理の「政治とカネ」の重大疑惑について誌面を割いております。

本来なら同じ曜日に発売されるライバル誌と内容を差別化するべきだと思うのですが、こと小沢問題に関しては、ライバル誌と同じ論調になっているのが面白いところであります。
「現代」に書いてある菅総理の「カネ」の問題とは、「草志会」という彼の政治資金管理団体が、

人件費と事務所費など経費の付け替え

をやっている兆候があり、これは

立派な政治資金規正法の「虚偽記載」に当たる犯罪

というものであります。小沢の秘書が3人逮捕された容疑もこの

虚偽記載

でありますから、同じ穴の狢と言いたいのでしょうか。
私はそれより昨日のブログに書きましたが、

女性とカネ

に関して菅総理はクリーンではなかったと言いたい。?

民主党の選挙ポスターやキャッチコピーを任せた相手が、ANAホテルに一緒にしけ込んだ女性というのは、

代表職でありながら党のお金を私的利用した

ことではないのか。愛人に党の公金を流したわけですから。
週刊誌にすっぱ抜かれても、公党の代表としての説明責任を果たさず逃げ惑っただけ。これでも蓮舫や寺田補佐官(苗字が悪い)たちは、

菅さんはクリーン

だと胸を張れるものなのか。だいたい寺田補佐官は独身時代、議員宿舎に女性を連れ込んで

ラブホテル

みたいな利用をしていたではないか。どこがクリーンだというのでしょうか。いい歳してホテル代をケチるなと私は言いたい。
相変わらず菅陣営の議員達は

コロコロと首相を替えるのは良くない

というつまらない理由で菅を支持しております。
しかし私は彼らに言いたい。

配偶者や身内が重篤な病気の時でも、ダメだとわかっている主治医を替えないで頑張れるのか

所詮彼らも他人事なんですね、国のことは。
身内が重篤な病気なら、少しでも可能性のある医師を選びまくると思うのですが、彼らは

世間体もあるからそう簡単には替えられない

とやせ我慢するのでしょうか。
国も民間会社も、そして患者も同じ。少しでも可能性の高いものに賭けるのが

正しい選択

であると私は考えます。

最近訪問した店 短評編 37

泣いても笑っても民主党代表選まであと3日。
あのJ.C.オカザワでさえ、小沢が勝つべきであることは小学生でもわかる事だと述べていたのには驚きました。

http://www.9393.co.jp/okazawa/kako_okazawa/2010/10_0907_okazawa.html

菅氏は代表戦で勝利した後は

適材適所で力を発揮できる体制をつくる

と支持を訴えておりますが、彼の主張は根本的に間違っている。

適材適所を優先するなら、まずは己が総理大臣に向いていないことを自覚すべき

なのであります。蓮舫だけではなく、頭でっかちで世間知らずの松下政経無能塾出身の議員も菅支持が多いようですが、彼らは

人を見る目があるとは思えない

と思うのは友里だけでしょうか。
裏金はわざわざ個人の銀行口座へ振り込むものだと信じるような世間知らずな人間(前原)を輩出する松下政経無能塾。さっさと解散した方が世のためと考えます。

菅氏は本当に金にクリーンなのか。
以前代表の時、ANAホテルでの女性との密会を週刊誌にスクープされたことを取り上げるマスコミは皆無。シャワーを使用している音も聞こえたということですがさもありなん。
私も独身時代に宿泊したのでわかるのですが、当時の部屋はすべて普請が安く、隣の音が丸聞こえの状態でしたから。

党の選挙ポスターやキャッチコピーを愛人に任せた菅代表(党の選挙ポスターやキャッチコピーを任せた女性を愛人にした?)が果たして

金にクリーンな人間なのか
女性問題に対してクリーンなのか

確か事件発覚後逃げまくって、説明責任を果たさずウヤムヤにしてしまった。
散々自分は楽しんだあと、己の地位を守るためにその女性を切り捨てたのではないか。女性を見捨ててでも己だけが生き残ろうとする人がクリーンなわけがありません。

かたや「政治と金」、かたや「政治と女と金」。どちらもダーティだとするならば、サルより豪腕の方が日本にとっては有益でしょう。
ダーティよりクリーンな方が良いでしょうが、己のことを棚に上げて人のことを

クリーンではない

と批判するのはあまりに自分勝手というものです。

さて3店です。

よしはし(赤坂)
オススメ店の確認ですき焼きを再度食しに行きました。スーパー2級ボルドーも相変わらず値付けが安く、満足した次第です。
シャブシャブは家でやっても大差がないと思いますが、すき焼きは素人には出来不出来の差が激しい。外で食べるならシャブシャブよりすき焼きでしょう。なぜかここでは日本酒より安い値付けのボルドーを頼んでしまいます。土曜なのに結構客がいました。

拾八番(尼ヶ崎)
はじめて尼ヶ崎の地に行きました。知る人ぞ知る、下手すると一人5万円近く請求されるという居酒屋です。
詳しくは書けないのですが、鮑や鯨の希少部位など高級食材が連発でしたが、常連との訪問だったので数万円にとどまりました。
鯨は、東京や大阪の有名専門店(西玉水やうずら)よりはるかに美味しかったです。

花?(貝塚)
小さい頃から大阪の南部、この貝塚をよく知っているのですが、こんな地区に2つ星和食が存在するのか。
「招福楼」出身らしいと漏れ聞いたのですが、訪問して私の推測は確信に変わりました。立地の妙に助けられただけの

全くの過大評価の店

お椀の出汁は濃すぎ、鱧含め造りの質は低い。八寸も凡庸で、焼き物は鮎も鰻もダメだった。
揚げ物(オクラ、トウモロコシ、サツマイモ、ホタテ)も客単価2万円の店で出す食材ではありません。最後の鱸のお茶漬けだけが楽しめました。
ミシュランは「招福楼」系の評価がロブションと同じく甘いようですが、こんな場所で勝手に2つ星をつけるなと私は言いたい。泉南の人たちが「勘違い」してしまうではないか。
経験不足とはいえもう何年も和食を食べているんでしょ、サービス出身のミシュラン調査員。もうそろそろ和食の味を覚えても良いと思うのですけど。

友里征耶の週間食日記 9

本日から、毎週土曜日の「店評価ブログ」を再開しております。
軽井沢の似非イタリアン「リストランテ モデスト」とANAインターコンチホテルで再開を果たした「ピエール・ガニェール」であります。ぜひお立ち寄り下さい。

http://tomosato.net/weblog2/

さて、「店評価ブログ」がお休みの時の土曜日企画としてやっていたこの「週間食日記」でありますが、そこそこ評判がよろしいようなので、このまま継続させていただくことにしました。
こちらもよろしくお願いします。

この週は病気療養中でありまして、キャンセルの嵐となりました。

月曜日
内食
もともと翌日に健康診断を予定していたので禁酒に内食予定だったのですが、熱と咽頭痛でまともな食事がとれませんでした。

火曜日
内食
もちろん健康診断は先延ばし。
知人を知人に紹介するためフレンチを予約していたので、とりあえず無理して店を訪問。二人を引き合わせてからすぐ帰宅しました。この日もまともな食事はできませんでした。

水曜日
内食
予約困難な鮨屋を数週間前に予約していたのですが、これまたキャンセル。ようやく麺類が少し食べられるようになりました。

木曜日
内食
知り合い2名を鮨屋へ招待していたのですが、これまたキャンセル。点滴の副作用か、食欲は相変わらずなかったです。

金曜日
内食
「月刊めしとも」の関連で予約をしていた鮨屋でしたが、これまたキャンセル。この辺りから体重が目に見えて減り始めてきました。

土曜日
夜:日比谷のホテルバイキング
原稿締め切りの問題でどうしても訪問しなければならず、確認の意味で入店。喉の痛みが軽減したこともあり、いつもほどではありませんがいくつかの料理を食べることが出来ました。お酒はまったく飲む気がしませんでしたが、料理の味わいは病気前とそれほど変化はないようです。
私がデザートを食べるのを見て、同伴者がビックリしておりました。

日曜日
夜:新宿のホテルバイキング
この日も「めしとも」の仕事のため頑張りました。中国料理のオーダーバイキングでしたが、せっかく行ったのに最悪に近い食後感でありました。詳しくは「月刊めしとも 10月号」をご覧下さい。

この週でかなりの数をやってしまったキャンセルですが、当日や前日ではなく、出来るだけ早めに判断しての決断でありますので、アンチの方にはその点をねじ曲げて解釈しないようにお願いします。