一人残ったフジタの社員が解放されました。解放自体は日本人として喜ばしいことですが、本人やフジタ関係者から「解放に向けて尽力いただいた方々に感謝します」というコメントはあったようですが、
日本国民の皆様にご心配(迷惑)をおかけし申し訳ありませんでした
という言葉がないのはいかがなものか。
知らなかったとはいえ(あくまで本人達の弁)要注意国に人質としてしょっ引かれる口実を与えたのですから、その不用意な行動を反省する言葉が最初に切り出されるべきだと私は考えます。
自分たちだけが被害者だと甘く考えているのでしょうが、今後の国益にも影響を及ぼす失態で、日本国民も被害を被ったという現実を彼らには理解してもらいたいものです。
しかし菅総理、最近とみに御髪が乱れてきているというか、毛根が不安になっていると感じるのは友里だけでしょうか。自分の器以上の大役でかなり心労がかさんでいると推測します。
さて本日の短評は6店とします。
焼肉 大使館
六本木の韓国料理店。鳩山前首相も夫人と訪問していると聞きました。外観はまったくの街場焼肉店。サムゲタンやカムジャタンなどを食べましたが、可もなく不可もなしか。でも結構混み合っておりました。
小十
咽頭痛が始まってきた頃でして体調はイマイチ。それが原因だとは思いませんが、2万5000円コースはオープン当初の1万8000円コースのCP感より落ちているかなと。男性一人客もいましたからディープなリピーターは相変わらず多いのでしょう。
鮨 大河原
今年になってたまに訪問する銀座鮨。元「椿」の雇われ主人の独立店です。ツマミ、握り、そしてそこそこ飲んで2万円前後。太巻きのオミヤを入れても2万円台半ばにはいかないと思います。銀座でこの支払いなら食後感は充分。空いているので使い勝手も良い店です。
ヴァンタリオ
マンダリンホテルのバイキング。この翌日にウイルス性咽頭炎で緊急外来へ行くとは思いもよりませんでした。
開放感あると言えば聞こえがよいですが、カフェみたいな造りでまったく高級感はありません。5500円とホテルビュッフェでは安い設定のため、前菜やメインの種類もプアで支払い額に見合った食後感でありました。再訪はないでしょう。
サール
帝国ホテルのバイキング。バイキングの元祖だけあって支払い額(8000円前後)を考えると食後感はホテルビュッフェで最高か。料理の種類も多くクオリティもまずまず。再訪するとしたらここしかないでしょう。
王朝
新宿ヒルトンのホテルバイキング。中国料理という点と、オーダーバイキング(メニューからいちいち頼む)が特徴です。
1万4000円以上の設定なのに17時と19時40分スタートの2回転だと言われその盛況さに驚いたのですが、実際に訪問してビックリ。17時入店は我々だけ、あとから数組が18時過ぎに入店してきましたが、彼らはバイキングではなく単品オーダーなのです。
その理由は食べてすぐわかりました。一番小さい皿でも4人分以上あるのではないか。前菜盛り合わせの小盆も半端な量ではありません。
ウリのフカヒレ料理が単品で7000円を超えているとは言え、これは一人1皿限定。あとの料理を小盆で頼んでも数皿で4人はお腹一杯になってしまった。味付けは単調で傑出さもないですから食もそれほど進まず、桁違いな大食いでないかぎり単品毎に小盆を頼んだ方がバイキング価格より安く上がると推測します。
この店でバイキングをリピートする人は、足し算をしない人だけと考えます。