マヌカハニーに凝っています

ワイン会やブルゴーニュ魂についてのワイン談義は明日以降にしたいと思います。でも本日の話題の前にちょっと一言。
私が主催していたワイン会の「完全割り勘」に対して、以前来栖けい氏のコメント欄で似非グルメの成り上がり放送作家である和栗隆史氏が書き込んだものと同じような内容が、友里掲示板にアップされておりました。友里は飲む量、食べる量が多いから「完全割り勘」ではなく、儲けているというセコイ妄想での指摘であります。

http://tomosato.net/test/read.cgi/bbs/1286420541/67

完全割り勘とは飲んだ量や食べた量に関係なく人数で均等割することだそうですが、ワイン会では私は意識して自分の飲料や食べる量を抑えておりましたから、まったくの的外れな指摘でありました。キッチリ反論させていただいたら、案の定その後の書き込みは途絶えてしまいました。
アンチには、もうちょっと頭を使ってから突っ込んできてもらいたいものです。掲示板の盛り上がりに貢献しないではありませんか。

今夏の体調不良(咽頭炎など)後に私の食生活は大きな変化がでました。
まず食べる量。大食い(バカ食い)とまで言われた食欲ですが、人並みになってしまった。鮨屋など、連れよりも先にストップしてしまうこともあります。これでは割り勘勝ちなど出来るはずがありません。

そして酒量。病気前と比較して半減してしまいました。ビールならグラス1杯、そしてワインはボトル半分くらいか。日本酒なら2合がやっとの感じです。
前々から飲みすぎだと自覚しておりましたから、今後もこのペースを維持していきたいと思います。

そして蜂蜜です。甘いものなどほとんど口にしなかったのですが、喉の調子が気になるといいますか、二度とあの激痛を味わいたくないと喉の健康に非常に敏感になりました。
そこで勧められたのが蜂蜜。その中でも最も抗菌作用があると言われているニュージーランドの

マヌカハニー

を毎日朝晩スプーン1杯舐めているのです。
私はこの蜂蜜の存在を全く知らなかったのですが、以前は

UMF

という数値で抗菌作用をランク付けしていたようです。例えば「UMF10」という場合は、10パーセントのフェノール溶液と同じ強さの抗菌作用があるという意味だとか。
最初に使用したマヌカは「UMF25+」でしたから、25%フェノール溶液と同じ抗菌作用のものだったようです。

ところがここ数年でこの表記が変わってきました。ドイツの大学教授がマヌカの抗菌作用をもたらす物質としてメチルグリオキサ?ル(MGO)を発見。
よって1?中に何ミリグラムのMGOを含んでいるかという数値の表示にしてよりマヌカの効力を正確に表記しるようになったそうです。つまり

MGO 500+(現在はこれが最高らしい)

は1キロに500ミリグラム以上のMGOが含まれているという意味だそうです。
「UMF25+」を一瓶舐めきった友里、早速この「500+」をオーダーしたのは言うまでもありません。

本日はマヌカハニーの宣伝のようになってしまいましたが、医学的に本当に効果があるものなのか。使用した方含めご意見をいただければ幸いであります。

友里征耶のワイン談義 2 ワイン会の参加費について1

8年前までは精力的に参加していたワイン会。また自分でも月に1回は開催しておりましたが、友里征耶としてデビューしてから参加も開催もすっかりご無沙汰となってしまいました。店訪問や原稿書きが増え、本業を考えると時間的な余裕がなくなってしまったからです。

ワイン会には大きく分けて2種あります。
1つはワインショップやレストランが常連客などを対象とする商業的ワイン会。もう1つはワイン好きやワインコレクターなど「素人」が個人的に仲間などを集って主催するワイン会。
当然ながら営利目的である前者は開催するレストランも豪華。もちろん肝心のワインも目玉を用意していますから参加費が何万円というのも珍しくない。
後者は高額ワインをいうよりワインをもっと楽しもう、という傾向が強くレストランもそれ相当の店。営利を第一の目的としていないので参加費は1万円以下がほとんどだったと記憶しております。

パソコン通信なるものが未だあった頃でしょうか。ニフティのワインフォーラムに入って頻繁にワイン会に出るようになって感じたことは

このワインのラインナップでは物足りない
その割に食事を入れた参加費が高いのではないか
主催者はレストランの食事代を支払っているのか

でありました。個人でもどんどんワインを集めていた頃でして、レアワインや高級ワインもオークションやワインショップへの通いつめで集めまくっておりました。
素人が主催するワイン会のワインが物足りなく感じるようになったと同時に、ワインの相場感も鍛えられていましたから、ワイン会自体のCPをせこく考えるようになったのです。

このレストランでこのワインでこの参加費は高すぎるのではないか
主催者は食事代を浮かしているどころか利益を乗せているのではないか

と疑問を持つようになったのです。本来素人の主催するワイン会で利益を追求することに疑問をもっていた友里。それでは自分でコレクションの中からワインを提供して自分でやってしまえと考えたワイン会のコンセプトは

ワイン代と食事代の完全分離

でありました。つまりワイン代と食事代を分離させることにより、より透明性を出すことを狙ったのです。フランケン幹事長の得意技になっているようですが、基本を「完全割り勘」としたのです。

ワイン代は購入値を参加人数(主催者もカウント)で割り勘
食事代はその場で請求書を割り勘
定員は主催者入れて6名以下を原則とする

ワインは購入先と購入値を明かして参加者を募集するという、自分で言うのも何ですが画期的な

ワイン会革命

を目指したのです。要はワイン会で儲ける、食事代を浮かす、なんて素人ならみっともないという偏屈な考えがベースだったのですが、定員を6名以内に絞ったこともあって毎月満席でありました。
10名を超す定員で募集するワイン会が多いようですが、何種類あったとしても1本で50cc程度しか味わえないなんて寂しい。食事と共に楽しめないではないか、という酒飲みの発想でもあります。

主催者側は手間だけかかって何もメリットがないではないか

といった反論もワイン会主催者からでるかもしれませんが、自分のコレクションから身内だけで1本開けるのは、レアなワインになるほどなかなか決心がつかないもの。
ワイン会に提供することによって思い切ってワインを消費することが出来ますし、割り勘とは言え参加費をいただきますから投資した資金もある程度回収できます。
つまりこのような「ワイン会革命」をしても、主催者にもメリットはいくつも残っているのです。ここに更に利益を加えてしまってはそれこそ

やり過ぎ、儲けすぎ

ではないかと私は考えたのです。

イントロが長くなったのですがここからが本題であります。
不景気でワインショップなどが主催するワイン会が激減した中、素人が主催するワイン会はしっかり生き残っているといいますか、かなり進化(悪化)していることを最近食べ仲間から聞いて私は驚いたのです。

いつの間にか株式会社化して素人主催ではなくなってしまったワイン会のHPを見て私は唖然としました。
問題点含め詳しくは次回のシリーズに述べたいと思いますが、件のワイン会のヒントだけでも書いておきましょう。

ブル○ー○○魂

というサイト主催のワイン会であります。元は勤め人だったようですが、ワイン会スケジュールを見ると11月だけで(東京だけではなく関西や広島などでも)19回も計画しています。おそらく勤め人をやめてワイン会主催専業になっているのでしょう。

次回をお楽しみに。

芦屋セレブ御用達の店

関西の食べ仲間から

発売中の週刊誌にあの「たけうちステーキハウス」が載っている

と聞いてすぐ買い求めたのが「週刊現代」であります。

芦屋の大研究

という巻頭カラー特集で、芦屋セレブの紹介とともに彼らの行きつけの店を掲載しているのですが、その1店目が9000万円の豪邸に住んでいるセレブが贔屓にしている夙川の

たけうちステーキハウス

であります。
実は友里、昨年仲間達と訪問しているんですこのお店。やはり芦屋地区にも豪邸を持っている有名会社の御曹司社長(仲間のお友達で私は数回会っただけ)のお勧めステーキハウスだったのです。

さすが芦屋のセレブが通うだけの店だと感心したことがいくつかありました。
まずはワイン。リストはなく常温保管の棚に並べてある現物を見て直接選ぶスタイルです。白ワインも常温保管ですから冷やすのが大変。シャンパーニュは置いていなかった。
芦屋のセレブはシャンパーニュがお嫌いなのか。白ワインも冷やさずに飲むのが

芦屋スタイル

なのかもしれません。芦屋はそれほど冷涼だとは思わないのですが、店内で常温保管が可能な地域のようでもあります。
ワインには目立った値札が張っておらず、一々主人がボトルの裏などを見て価格を提示していました。結構いい加減な値付けのようです。?

またステーキ自体もユニークな調理なんですね。まずは塩を大量に振り掛けて白ワインでマリネ。週刊現代では最高級白ワインとありますが、それは芦屋基準か。私にはまったく最高級には見えなかった。
そしてグリルで焼き目をつけてからオーブンへ入れるのです。調理はロースト主体でありました。

薄切りでサービスしてくれるこのステーキ、悪くはなかったけど5人で白赤ワイン(2万円前後)を3本飲んでの支払いが3万円超。
一回で充分と再訪しなかったのでコラムなどに取り上げずその存在を忘れていたのです。

この地域で真に肉を追求するなら私は迷わず神戸の「あら皮」を選びますが、芦屋セレブはあまり拘りをもたない人たちが多いようです。

週刊現代では扱っている肉を「神戸牛」と特定していましたが、我々が直接聞いたときは

但馬系

とはっきり言わなかった主人。その後神戸牛に限定したようです。

〆に野菜カレーやビーフカレーを出すお店。私にはスポーツ選手や業界人が好む店だと思っていたのですが、芦屋セレブ御用達とは知りませんでした。
若い頃、一時期芦屋在住の人と付き合ったことがあるのですが、長続きしなかった友里。ステーキやワインなど飲食に求めるもの(判断基準)が芦屋セレブと大きく違っていたのが原因だとようやくわかった次第です。