最近訪問した店 短評編 2011-9

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民主党が誕生して最も厳しい局面にあると言ってもいい。皆さんとともに頑張り抜きたい?

菅さんの辞書には「責任」とか「自覚」といった文言はないのでしょうか。民主党を厳しい局面へ追い込んだ最大の功労者が自分だということを認めない人間性。

支持率がなくなっても総理を辞任しないで居座る
どうにもならなくなったら民主党や仲間の議員がどうなろうが構わず解散に打ってでる

と言われていますが、こんな話が広がるということは菅さんの性格の悪さが公に認知されているということでしょう。
鈍感だけではなく、己さえ良ければと言う自分勝手な性格。器でない人に最高権力を与えてしまった民主党の党員、サポーター、地方議員、そして国会議員の罪は重いと考えます。しかし

誠司(せいじ)と金

とは良く言ったものです。でもこんなキャッチに頭と時間を使う前に、大マスコミはもっと各議員(与野党関係なく)の政治資金収支報告書を徹底的に精査するべき。
記者クラブなんかに参加する暇があるなら、蔓延している各議員の悪い噂に対して1つ1つ裏をとって検証するのが真のジャーナリズムではないでしょうか。

在日外国人だと知っていたが寄付をしてもらっているとは知らなかった

と前原氏は答弁しているようですが、小沢氏も同じように「自分は知らなかった」というような説明をしていたはず。大マスコミは小沢氏だけではなく前原氏にも

いや知らないはずがない。しっかり国会で説明しろ

と声を大にして追求しなければ、小沢問題と差別になってしまうでしょう。
小沢氏も記載ミスを知らないと説明していましたが、「知っていた」と言わなければ説明したと認めないアフォな大マスコミ。前原氏にも、

外国人と知っていて寄付をもらっていた

との発言をとるまで、「説明責任の放棄」と責め立てなければ公平とは言えません。
菅さんだけではなく鳩山さんにも問題があったこの民主党チビッコギャングの代表格・前原氏の重用。

代表戦でのスピーチで父親の職歴詐称(裁判所事務官を判事とした)したことを記者に指摘されぶちキレた
40歳になるまで、父親(中学生の時亡くなっている)の真の職歴を把握していなかった
裏金が銀行振り込みされる場合もあると信じていた
永田元議員を斬り捨て(議員辞職→自殺)たのに、自分は代表辞任だけで逃げきって簡単に要職に復帰した

威勢の良い掛け声だけしていつの間にか逃げるという性格は国交相や外相になっても健在。
仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌といった文言が前原氏の辞書にはないということです。

松下政経塾はどういう教育をしていたのでしょうか。外相だけではなく国会議員の資質もないどころか、私は前原氏の人間性自体に大きな問題があると考えます。

さて短評編です。

オー・グー・ドゥ・ジュール・メルヴェイユ
オススメ本の確認で訪問。オープン直後は何回か通ったのですが、この数年はご無沙汰。本店の中村シェフの料理を受け継いでいると思っていたのですが、メニューはすっかり変わっておりました。
セルフィーユの根のムースやブーダンノワールは悪くなかったですが、魚料理や鶉の詰め物はちょっと期待はずれ。博多に支店を出店予定で忙しいのかシェフも不在のようでして、見送りとさせていただきました。
すべてが平均以上かもしれませんが、料理、価格、サービス、CPなどで、1つでも注目するところがなかったのが理由です。

チャンナム家
いつもの通り、ラブホの誘惑を振り切って店に到着。この地では韓国家庭料理の勢いが止まらないのか、隣や対面にも新しい店(結構閑古鳥)が出来ていました。
満席で熱気溢れる店内で食したのは、海鮮チヂミ、トッポッギ、サンギョップル、カムジャタン、タットリタンなど。
大好きなカムジャタンでありますが、これに関しては「古家庵」の方が私の好みであります。
この手の料理は、真の韓国内家庭の料理ではないと韓国通の方に聞いたことがありますが、我々はそれなりに満足して店を後にしました。

すし処 ととや
3?4年近く訪問していなかったかも。昼の訪問でも予約が必要になったことと、主人が「みかわ」の早乙女氏を信奉していると聞きまして、「みかわ」の天麩羅を酷評している友里として複雑な思いになったからであります。そんな繊細な人間ではないのですけどね。
知人に連れられての久々の訪問。週末だというのに、オタク系なのか男性一人客も何人かいました。自称鮨通なのでしょうが、主人との問答を漏れ聞くと、今や世間も信じていないと思っていた「大間鮪」の信奉者であったりして、拍子抜けしてしまいました。どんな時期でも大間の鮪がよいと思っている方がまだ鮨好きの中でもいるのに驚いたのです。
ツマミとして、握りタネの刺身の他、フグの白子焼きなどを食べ、握りを食べての支払いが一人2万円台後半。この店はツマミを頼むとかなり高くなります。

友里征耶の週間食日記 2011-9

大マスコミの記者(読者の一人)の方から

友里が大嫌いな前原が大ピンチですよ

との連絡をいただきました。マル暴関係の会社からの献金を意図的に、もとい、不注意で記載ミスした問題か、外国人から5万円ずつ4年間にわたって献金してもらった問題かと思っていたのですが、どうやらもっと根が深い問題があるそうです。ネットではバンバンでていますが、

前原と北朝鮮とのズブズブの関係が明らかになった

最近の発言(特に政権交代後)から、親米の保守派に転向したのかと思っていたのですが、スーツとワイシャツを脱げば、北朝鮮の国旗がプリントされた下着をまだ着ていたとは驚きです。

http://hanausagi.iza.ne.jp/blog/entry/2181453/

髪型は中国風、下着は北朝鮮。スーツはアメリカ製と前原氏のこのセンス、最悪です。

真っ赤な前官房長官と親しいのですから、今さらこの時期にこんな問題が出てくるのが不思議。遅すぎですが、そろそろ大マスコミも次の泥舟、もとい新しい船を探し始めたと考えます。
まあ、各国が己の利権のために動くのは当たり前です。他国の議員を懐柔して自国の利益に結びつける行為は、立場の違いにより

国益でありまた売国

となります。前原氏の議員活動は、

日本にとって売国でも北朝鮮にとっては国益

に結びつくものだったのでしょう。

これからの日本の政治をダメにするものとして大マスコミの記者は

松下政経塾

を挙げていました。友里もまったく同感であります。
幸之助さんは、商売伝授に徹していれば良かったと私は考えます。

店評価ブログに京都の和食2店、「割烹さかもと」と「祇園末友」をアップしております。
ぜひお立ち寄り下さい。

さて週間食日記です。

月曜日
夜:内食
流行の腹風邪に罹患してしまいダウン。夜の予約をキャンセルして家でじっとしておりました。

火曜日
夜:内食
オススメ本の確認取材をしなければならないこの時期ですが、家で留守番との任務を受けこの夜も自宅待機でありました。

水曜日
夜:湯島のトンカツ屋
オススメ本のトンカツ部門で該当する店がなくなってしまったため、掲載できるかと思っての訪問。近所の予約困難店の主人が、修業先のオヤジさんを良く連れていくと聞いたからなのですが、先に結論を言わせていただくとバツでありました。今流行の低温揚げなんでしょうか、ベチャベチャ感しかなく、肉の旨みもまったく感じませんでした。

木曜日
夜:甲子園口のフグ屋
出張で関西に宿泊することになり食べ仲間の会に合流。関西屈指の高額フグ屋だそうで、分厚い刺身だけでお腹一杯。焼フグ、唐揚げ、ちり鍋、雑炊と食べきるのが大変でした。

金曜日
夜:西麻布のイタリアン
友里が好きな郷土色ある料理を提供する店。私は満足したのですが、行くたびに料理単価が上がっているように感じるとの指摘も受けまして、後日ネットで高評価の田町の兄弟弟子店へも確認で訪問させていただきました。
結論は、あらためて西麻布店を見直してしまった。田町店へ浮気をしたのが大間違い。田町の地でしか通用しない似非北イタリア郷土料理でありました。価格もそれほど安くはないし、スタッフの態度も良くないなど散々。
あの料理を北イタリア地元料理と称して出しているのをアルバ郊外の修業先のシェフが知ったらがっかりすることでしょう。

土曜日
夜:麻布十番のワインバー?
劇団四季の演目鑑賞後に立ち寄った人気フレンチ。しかし友里に言わせると、単なるワインバーの料理レベルでありました。
ストックしているワインもたいしたものはなく、客層もワインに詳しそうな人を見かけません。松濤のバカールと同じく、アラカルトではなく5000円程度の凡庸なコース料理に割安感を抱く客相手の店であると考えます。

日曜日
夜:港区の焼肉店
正月に行ったきりで久々の訪問でした。予算の関係で、焼肉は連れ主体、友里は豆腐チゲやユッケジャンに徹して満腹になりました。

結構面白いぞ! ZAITEN

月曜日の友里ブログで取り上げたJ.C.オカザワの新ブログ。火曜からスタートしているのですが、

縞模様のキス
高峰秀子ネタで2日

とまったくつまらない内容に唖然。普通の頭でしたら、「オープニングサービス」として、何か面白い企画でも考えるもの。
ブログなら、ここぞと温存していたネタを出して今までの読者や、新しい読者を意識して呼び込む努力をするのですが、オカザワのこの怠慢はいかがなものか。取り上げて宣伝に一役買ったつもりでしたが

こんなつまらない(独りよがりの)ブログを宣伝するな

とのお叱りを何人もの方からいただいてしまいました。
ライターだけではないのですが、世は自分に何を求めているかを常に考えることが大事。普通に考えればオカザワに居酒屋以外の料理批評を求めるはずがない。まして文章も下手なのに

つまらない己の思い入れ

なんか公の場で開陳するな、というところでしょうか。
彼に求められているのは

味がわからないクセに勘違いして偉そうに料理(レストラン)批評している自己チューの様

であります。判断基準にまったく統一感がない

場当たり的な毒舌

以外に彼の持ち味はないのですが、それがわからず一端のコラムニストかエッセイスト気取りになっているのが儲けに奔る料理人と同じ勘違い。これではタダでさえ少ない読者も離れていくのではないかと心配であります。

さて昨日移動の電車の中で、送ってもらったZAITEN(財界展望新社)を完読しました。昨年秋からこの月刊誌の

友里征耶の「一口両断」 首相の夕食いくつ星?

という企画を受け持っております。(発売中のものでは78、79頁)一ヶ月間の菅首相の夕食スケジュール表と友里征耶のボロクソな菅批評が載っております。
国家観がないだけではなく、食事に対しても拘りがまったくなく、限られた店をお小姓補佐官など限られた人としか訪問していない人見知り首相。この訪問スケジュールを見ただけで、この人に国は任せられないと思うのは私だけではないでしょう。

このZAITEN、主に財界などを扱った業界誌みたいなものなのですが、財界に尻尾を振る他の財界誌と違って結構批判的なんですね。そんなトーンですからこの友里征耶に声がかかったのだと思うのですが、内容が結構面白いのです。?

特集は“歯科医”に関して。稼ぐ歯科医とワーキングプアの歯科医の格差が如何に進んでいるか、歯科医団体のセコイ戦略も一因となった歯科医業界間格差の現状がわかると思います。

また個別企業に対する批判もかなりのもの。

三菱地所→社長不作
東京ドーム→老害役員
日清製粉→粉を挽くだけで儲けてきた業界
KDDI→純増数最下位転落
ソフトバンク→合法的な会計処理変更による有利な決算発表

などなど。
りそな銀行の記述では、増資公募の価格(440円)より下回ってしまったことによる“身売り話”が載っておりました。
4?5年前このりそな銀行株で大損した友里、見るのも嫌な会社名でしたが、1年前は1000円台(気がつきませんでした)だっことに注目。
大手金融グループが買収するにしても、公的資金返済の一貫で国が所有する普通株(取得時価520円 総額4000億円)を市場で売却するにしても、現値(440円弱)が底値と判断した次第です。

こりゃ上がるしかない

と株下手な友里が飛びついたのはいうまでもありません。
所有ゴルフ会員権を売却した残り金(来年の相当税額を残して)を全額投入して昨日りそな株を買ってしまいました。
記事を読んでから判断して購入までの時間はわずか5分程度。友里の定説からすると

友里が買ったらすぐ下がる

のは避けられない現実。このブログを読んで直ぐさま空売りをしかける株上手な方もいらっしゃるかもしれませんね。