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京都の3つ星和食「未在」の内紛情報を色々な方からいただきました。
1年前くらいから急に目立ちはじめたという自称オーナーの高堂のりこ氏。実態は雇われ料理長なのかどうかわかりませんが、石原氏と本格的に係争しているとも漏れ聞いております。
詳しくは別の機会に述べたいと思いますが、店、特にレストランはある意味シェフや料理長が

客寄せパンダ

の役をかっているわけです。3つ星和食「未在」は石原さんがあってこそ存在できる店。グラナダ経営時の「カンテサンス」の岸田シェフや「分とく山」の野崎総料理長の例を出すまでもなく、オーナーは日夜

花形雇われシェフ(料理長)をいつまで引き留め続けられるか

に頭を痛めているわけです。
独立されたら集客が激減すると自覚しているからですが、この高堂女史は何を考えているのでしょうか。転貸借による地代のピンハネに執着するあまり、一番大事なコンテンツである花形料理長を失うということがわからないのでしょうか。

石原氏がいる「未在」の自称オーナーだからまわりからチヤホヤされるのです。決裂して石原氏が去ってしまうと、円山公園内の「元うどん屋」だったという建屋の単なる借り主という肩書きだけしか残りません。
あまりに未在色が強すぎるため、あの建屋で新しく腕を振るおうと考える有能な料理人が出てくるとは考えられない。

石原氏が居る「未在」の自称オーナーがプロデュースしたからこそ、赤坂の「花楽(かぐら)」とかいう料理屋もネットでちょっと取り上げられるのです。

http://blog.excite.co.jp/detiti/10108058/

狡猾なやり手と言われているようですが、私には未在の成功で舞い上がってしまっただけの勘違いオバサンにしか思えません。

サルレベルの記者しかいないと思っていた大マスコミも、圧力容器や格納容器から振り掛け水、もとい注入水がジャジャ漏れで、工程表どおり履行できないとようやく認めるようになりました。
こんなこと、サルでなければ1ヶ月も前に誰でもわかることだけに、サル新聞やサルTVを支える純粋無垢な人に大マスコミは感謝しなければならないでしょう。かくいう友里も、新聞やTVを毎日見ていますから純粋無垢な一人であるといえます。

今朝の新聞では、1号機の原子炉建屋のまわりにビニールシートを覆う工事に着手したとの記事がありました。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110513-OYT1T00935.htm

ここで私はまた問題提起してみたい。建屋が崩壊して外気とツウツウになっているから、圧力容器や格納容器から漏れ出ている放射性物質が外部へ適度に放出され、よって建屋内の放射選レベルは高くならずある程度抑えられているのです。

ビニールシートで覆う目的の1つは、放射性物質の外部拡散を防止することのはず。(主目的は世間の目からあの悲惨な崩壊建屋を隠したい)
ですから放射性物質を外部へ拡散させなくすると

建屋内に漏れ続ける放射性物質がたまって高濃度になってしまう

ということを想定しないでよいのか。
建屋内の放射線レベルを下げるため換気装置をつけたのに、ビニールで覆って密閉に近い状態にして大丈夫なのか。放射線レベルが上昇して建屋に人が入れなくなる可能性を考えなくてよいのか。
政府や保安院、東電にサルレベル以外の人が一人でもいることを願うばかりであります。

さて店評価ブログに、麻布十番の自称本格的なフランス料理を提供するという「カラペティバトゥバ」とオデンの「お多幸 銀座8丁目店」をアップしております。
ぜひお立ち寄りください。

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3つ星和食の「未在」、料理長退任か?

ようやく東電だけではなく大マスコミが福島第一の1号機に関して

底部に穴でメルトダウン

と認めました。

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110512-OYT1T01114.htm

友里ブログでこの1ヶ月以上、水を降りかけても降りかけても(東電は注入と自称)容器内に水が貯まらないことから、「ジャジャ漏れ」以外の何物でもないと主張していたことがようやく証明されてホッとした次第であります。

勿論、圧力容器内の水がほぼカラでありますから、格納容器からも水がジャジャ漏れだと言うことはおわかりいただけると思います。
圧力容器は格納容器の中にあります。よって格納容器が壊れていなければ、50日あまりで水は満杯になり、結果圧力容器も水没するからです。
ようやく圧力容器の容積が360立米、格納容器の容積が7400立米であると発表されました。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110513-00000000-maip-soci

毎時6トンの水を注入し続けているそうですから、1日の注水量は144トン。まともに注入して貯まっていくなら

圧力容器は2日半
格納容器は52日

で満水になるのは小学生でも計算できます。
原子炉建屋の地下近辺は毎時1000ミリシーベルトだとの報道もありました。一番簡単だと思われる1号機でさえ工程表通りにいかなくなったのは、純粋無垢な方や大マスコミ記者以外の人にはわかったことだと思います。

ではこの友里でもわかることがなぜ東電や大マスコミにはわからなかったのか。社員や記者のレベルが

サル並み

と言ってしまえばそれまでですが、私は別の意味で「サル並み」だと思っております。それは

いずれは誤魔化せなくなるのに、その場しのぎで本当の事を言わない

ということ。普通の人間なら、こんなアフォな事はしないと思うのですが、サルレベルの人がやることはまったく理解できません。

同じような実態先送りは東電だけではないようです。一昨日、最高利益を発表した日立でありますが、福島第一の事故に関連して割と正直に

短期的に原子力関連事業に影響は出る〔日経QUICKニュース〕

と三好副社長が発表しております。また2012年3月期の業績予想に関しても

「震災の影響を受けた顧客の状況を見極めたい」としたうえで「6月9日の中期経営計画の進捗状況を説明するときに示したい」〔日経QUICKニュース〕

として現状では発表しておりません。ところがライバルでもある東芝の対応は違うんですね。

売り上げ(連結)は7兆円 営業利益は3000億円

と2011年の決算を更に上回る予想を立てています。ドイツ証券など外資系はその発表を受けて高評価しておりますが、私は信じられないのです。

サウス・テキサスの原発2基はNRGエナジーが投資打ち切りで頓挫。ベトナム向け原発も日本政府の及び腰に加えて、ベトナム国民も安全性に疑問を抱くようになり、ポジティヴに考えてもしばらく中断ではないか。
トルコ向けも商談は当分進まないし、何基もあると言われるアメリカ向けAP―1000もスケジュール通りとはいかないでしょう。
国内新設の東通P/Sも、サルでなければ当面の工事進行は期待出来ない。浜岡停止要請の影響で52基ある原発も13ヶ月後の停止から再度の起動が出来るかどうか不透明なので、旨みのある定検工事の受注も不透明です。

主力工場を原発仕様に大改造してしまい、更にIHIとの合弁製造会社を造るなど日立より遙かに原発事業への依存度を高くしてしまった東芝。2012年期より更にこの数年、苦戦が予想されるのは、社員でもわかっていることであります。
原発依存度が東芝よりかなり低い日立が原発事業の負の影響を認め、大震災の影響で業績予想を控えているのに東芝が

なんで大震災前に打ち出した業績予想をそのまま維持できるのか

私には不思議でなりません。いずれはわかってしまうことなのですが、役員改選の総会前まではとにかく黙っていたいのでしょうか。
外資を含めてアナリストもまったくいい加減であるとしか私には思えません。

さて友里掲示板で興味ある情報が提供されました。

未在の石原料理長がオーナーと決裂して店を辞めるらしい

との仰天情報です。同じく友里掲示板で話題のヨイショライター・関谷江里さんが宣伝するそこらの京料理屋ではなく

天下の3つ星和食の内紛情報

でありますから衝撃的です。でも私は石原氏が

雇われ料理長

であったことにより驚いたのです。

http://blog.excite.co.jp/detiti/10108058/

タイミング良く、京都の花街に詳しい方からも同じような花街情報をいただきました。「未在」が閉店するかどうかはわかりませんが、石原氏が辞めてしまう可能性は高いようです。
性懲りもなくこの10月に発売予定のミシュラン京都・大阪・神戸・奈良版。「未在」の替わりにもう1店3つ星を造り出さないと体裁がとれないかもしれません。

京都吉兆筋の情報ですが、「未在」の使い勝手悪いブロイラー方式(一斉スタート)やここ数年のCP劣化は

オーナーの意向

ではないかとの話も聞きました。無事退任されてまともなスポンサーの元で出直すならば、石原氏にはこのような点を改善したよりよい店にしていただきたいものです。

JR大阪三越伊勢丹へ行ってみた

順調に散水、もとい注水がすすんでいるような大本営発表だった福島第一の1号機。4/27の友里ブログでは格納容器や圧力容器が壊れて外部へジャジャ漏れしていなければ

1ヶ月足らずで満杯となって水棺が完成する

と述べました。毎日6トン以上の水を散水、もとい注水しているはずですから、遅くてもそろそろ満杯かと思っていたら(大本営を信じるなら)、なんと

容器の半分も満たされていない

とう報道が昨日ありました。

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110512-OYT1T00138.htm

毎日圧力容器だか格納容器に6トンの水がまとも入り、その水が外部へジャジャ漏れしていなければ、こんな現象は科学的に証明できることではありません。オカルトではないのですから、水という物体がワープするはずがないからです。この現実は

水が実際には入っていない
或いは
水が容器からジャジャ漏れ

以外の何物でもないことを証明しているのです。大マスコミはなぜ、友里のように小学生の算数知識を持って政府や保安院、東電に

圧力容器の全容積は何立米なのか

と質問し、毎時6トンの注水を信じるなら1日の注水量は144トン、すなわち144立米ですので容器の全容積の数字を聞いてから

全容積(立米)÷144立米=満水になる日数

と突っ込まないのでしょうか。大マスコミにはサルではないが、小学生の算数能力もない記者ばかりだとしか私には考えられないのです。

また、1号機のことしか報道されていないここ数週間ですが、3号機では何か拙いことが起こっているようです。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110511-OYT1T00899.htm

東京和食の出汁ではないですが、かなり濃い汚染水が海へ流れ込んでいるようです。
問題は海への流出を止めるだけではなく、原子炉からの漏洩が大問題のはず。炉内とツーツーでありますから、現在でも順調に

放射性物質が外部へ進出している

のは明かであります。サルでない限り、工程表が順調にこなされているとは思わないでしょう。

さて先日、出張で大阪へ行った際、オープン初日はフィーバー(死語)のようにTV報道されていた伊勢丹に立ち寄りました。パンフを貰ってきたところ、正式名は掲題のとおり「JR大阪三越伊勢丹」と長名のようです。

まずチェックしたのは出店したレストラン。かなりの大物が入っているのではと予想したのですが、ビッグネームは

高麗橋吉兆 ポンテベッキオ 美々卯 モリタ屋(これはちょっとビッグには苦しいか)

くらいでしょうか。その他はファミリーダイニング、洋食、串揚げ、ブッフェレストランなど結構小粒なんですね。
オープン直後の10時の平日であったからか、レストランフロア以外の客入りは多くありません。そんななか、菓子を買いにB2フロアへ行って私は驚いたのです。
いわゆるデパ地下でして、コンセプトが新宿の伊勢丹とかなり似ているように感じたのです。余裕のスペースでスタイリッシュな内装。新宿伊勢丹本店の成功にだけ注目した

伊勢丹神話

でありますが、私の知る限り大きな成功を得ているのはこの本店のみ。敢えて言えば京都店もうまくいっているでしょうか。
伊勢丹神話を信じてテコ入れした他の店はほとんど成果が上がっていないと聞きました。私はこの伊勢丹の局部的成功はひとえに

お上りさん(はっきり言ってすみません)

のおかげかと。ターミナル駅として周辺から多くの人が押し寄せる新宿や観光客が押し寄せ続ける京都が順調で他の地域がたいした成果がないのが持論を正当化する証左だと思っております。

あくまで私見でありますが、伊勢丹本店をそのまま銀座や日本橋へ持っていっても現在の好調は維持できないと思うのです。その証明に、入店している高額寿司屋を例に挙げましょう。

都心(特に銀座)では通用しないと私が評する寿司「魯山」のお好みカウンター(客単価1万円以上)が連日満席という不思議。この価格なら、海鮮寿司ではなくまともな江戸前鮨が銀座には多くあるだけに、今のような集客は銀座客相手では無理。レストランだけではなく他の商品も同様だと私は考えるのです。

では果たして大阪はどうなのか。私は大阪人気質を伊勢丹は理解していないのではないかと。見てくれより「実利」を優先する大阪人。新宿や京都の客層とはまったく異なると思うのです。
神戸辺りから人も流れてくるかもしれませんが、周辺から新宿へ上ってくる人と違って、はっきり言うと怒る人もいらっしゃるでしょうが、神戸から大阪へ出る人は「上る」より「下る」という意識を持っているのではないか。

過去の成功神話に固執しつづけ失敗を繰り返す会社は歴史が証明しております。
阪急、阪神、大丸と関西資本(大丸も創業は京都)が乱立している大阪。大阪三越の失敗もまだ記憶に新しい。
私は大阪伊勢丹のコンセプトをみて、今後は結構厳しいのではないかと考えてしまうのです。