友里征耶の週間食日記 2011-16

訴訟経過とまではいきませんが、1週間経っての状況報告。
「鮨 嘉瑞」からは今のところ訴状どころか内容証明もまだ来ておりません。
通常のスタイルなら、いきなり提訴ではなくまずは内容証明で謝罪なり訂正、削除などを要請してくるもの。ボクシングでいうジャブみたいなもので、そのやりとりがうまくいかない場合提訴となるわけです。
あの発言(訴訟を考えている)は単なるブラフだったのか。それとも移転先である祇園の物件で忙しくて弁護士と打ち合わせが出来ないのか。まさか受けてくれる弁護士が見つからないということではないでしょう。
友里が枕を高くして寝られるのは当分ないというか、ビクビクしながらの毎日がこれからも続くと思うと、楽しみ、もとい憂鬱であります。

さて週間食日記です。

月曜日
夜:銀座の鮨屋
紹介制と言われている高額鮨屋。この時期弱いと言う鮪が、鮪に強い鮨屋ではどういうものかを試すための久々の訪問でありました。
今回初めて知ったのですが、シャンパンなどは持ち込めるんですね。
コテコテの江戸前ではありませんが、鮪だけではないタネ質の良さを再確認した訪問でした。

火曜日
夜:虎ノ門の自称ビストロ
ダンチューのタイアップ広告で「ポトフ」が美味しそうだったので予約。しかしシェフが

ポトフは夏が美味しい

と言っていたのに、スタッフはこの時期はないとの返答。重ねてお願いして特別に用意してもらいました。この店の一番の問題は喫煙可ということ。テラス席だけではなく店内もオッケーでありましたから驚きであります。
肝心のポトフは期待はずれ。水と食材だけで造っているとのことでしたが、私には化粧の濃い味付けに感じました。まるで業務用のストックを使用しているかのような食後感でした。最近2軒で食べたベッコフの方がはるかに美味しいものでありました。

水曜日
昼:銀座のスープカレー
夜:新橋の和食
夏はやっぱりカレーでしょうか。急に辛い物が食べたくなり訪問しました。野菜の摂取も出来ました。
夜は鱧や鮎など夏の食材を楽しみました。不景気は高額紹介制和食にも及んでいるのかもしれません。2回転はしていなかったような・・・

木曜日
昼:六本木ヒルズの野菜寿司
夜:銀座のフグ屋
朝のTVに釣られての野菜寿司。元電通マンを夫に持つパティシエの店だと知っていたら訪問しなかったでしょう。イケメン風のバイトみたいな男性がご飯に野菜タネを乗せていくのですが、CP悪すぎでありました。
夜はフグ屋で鱧尽くし。落とし、焼き、しゃぶしゃぶと、フルコースのほか、天然鰻も美味しゅうございました。

金曜日
昼:大手町の四川料理
夜:中央区のフレンチ
昼は再び再開発ビル内の四川料理店。酸っぱいものが食べたくなりまして酸辣湯を頼みました。可もなく不可もなし。
夜はフレンチ。高かったけどでかい岩牡蠣には満足。何故かある冷製パスタやハンバーグみたいな半生ステーキも面白かったです。

土曜日
夜:伊豆高原のホテル
ペットと一緒の二泊三日の旅行。わずか3組のプチホテル(でも部屋はデカかった)で、家庭料理の延長線上の料理でありました。

日曜日
夜:修善寺の旅館
これまたペットと一緒に泊まれる食泊施設。前日と違って本格的な旅館和食でありました。

国民は菅退陣を望んでいるのか

NYダウが暴落しております。この原稿を書いている段階で下げ幅は

500超え

下げ幅はなんと4%を超えております。為替も日本政府が円売り・ドル買いの介入をしたにもかかわらず効果は限定的。一時的に円が80円を超えましたが、また79円台に戻っております。
本日の株式市場、かなりの波乱があるのではないでしょうか。先日空売り銘柄をわずかな利益で買い戻したばかり。

友里が買ったら下がる、売ったら上がる

の定説通りとなってしまいました。結果論でありますが、もう少し我慢していれば次の海外旅行費が捻出できたと唇を噛んでおります。

昨日突然走った激震ニュースの三菱重工と日立の統合。現在のところ棚上げされたようですが、この話に一人取り残された東芝に生き残りの手はあるのか。
第一四半期が減収減益にもかかわらず、未だに通期予想が大震災・福島原発大事故前に掲げた数字を変えない増収増益のまま。友里には理解不能であります。

過ちては改むるに憚ることなかれ

東芝の辞書に上記の諺を載せることを進言したい。

最近のTVで、菅さんの続投を望んでいる国民が意外に多いとの報道がありました。コメンテーターの中には堂々と

脱原発の流れを止めないようもっと頑張ってもらいたい

というようなことまで言う人も。世間(実は大マスコミ)は?

皆が辞めることを期待している

と世論誘導していますが、実際は違うのか。何度も主張しますが、ワン・イシュー解散総選挙だと批判されている

脱原発解散総選挙

友里以外に期待している国民は多いのではないでしょうか。
政権交替しても何ら変化がなかった日本の政官業の癒着システム。変人を通り越しておかしいとまで言われている菅さんが原発ムラを破壊したら、この癒着システムが少しはなくなるのではないかと考えます。でもソフトバンクを中心にした

再生エネルギー村

が形成されてしまったら、元も子もないかも。
また菅さんが退陣して新しい政権になったら「原発依存に戻るのではないか」との問いかけに対する解説委員(TV局関係と記憶)の

当初は原発の再稼働が出来ないとは誰も思わなかった。しかしこのままなら来年春にはすべての原発が止まってしまう。よって誰が新首相となっても脱原発(縮原発)の流れは止まらない。

との発言に私は憤慨したのです。

おいおい、大事な人(友里征耶)を忘れてもらっては困る

福島大事故まもなくから、

13ヶ月で定検に入る原発の再稼働は首長がゴーサインを出さないから無理

と主張し続けていたからです。そういえばウエスティンと東芝が政府と東電に出した

10年で廃炉できる

という提案も、当初からブログで机上の空論と否定しておりました。
こう言っては傲り高ぶりだとお叱りをいただくかもしれませんが、そこらの自称原発専門家や学者先生よりこと原発問題に関しては

友里征耶の方がはるかに先見の明がある

大マスコミは無理(日頃から批判しているので)としても、なぜ夕刊紙や週刊誌が友里に取材をしないのか。他のどの人より

的を射た解説

ができると自負しているだけに残念であります。世の中はレッテル、つまり肩書きが重要です。

辛口グルメ評論家

がいくら原発問題の真相を語っても、誰も信じないんでしょうね。肩書き変更を検討している今日この頃であります。

再びインビザライン(歯列矯正)について

今年はじめの友里ブログで触れました最新式歯列矯正の1つ

インビザライン

昨年8月から2週間ごとに新しいアライナー(透明のマウスピース)を交換して少しずつ歯を動かすこと11ヶ月。
一日20時間以上の装着を確実に守っていたのですが、治療期間が予定の7ヶ月を大きく超えて先日ようやく治療終了となりました。
4ヶ月近く延びた理由は、出来上がりにちょっと不満があったから。ここまで長期間我慢したので、より完璧な歯列にしたいと歯科医と意見が一致しての無償の治療期間延長(アライナーを更に7ヶ追加)でありました。

でもこれで晴れて鬱陶しい(滑舌も悪くなる)マウスピースから解放されるかというと、そうではないんですね。治療前の説明を聞き忘れたのかもしれないのですが、治療終了後?

1年間の更なる固定

が待っていたのです。
戻りやすい下の前歯4本は裏からワイヤーで固定。これだけなら我慢できるのですが、今までのマウスピースより大まかなもの(インビザラインと違って2時間で出来てしまった)をはめ続けなければなりません。
このマウスピース、佐藤尚之氏が好む料理店のように大味なものでありまして、肉厚も厚くなり違和感が増大。当然滑舌が更に悪くなり、特に江戸っ子のように

という発音がしにくくなってしまいました。本業はしゃべくり(ネゴ交渉)ですから商売に影響するのではないかと心配であります。
歯のケアも大変。下の前歯にワイヤーが入っていますから、普通のフロスが使えないんですね。先が固くなっている紐みたいなものを歯の間に通してフロスしなければなりません。
旅行の際はこれをいれて2種のフロスを携帯しなければならないので面倒であります。
これから1年間、飲食店で

の発音がおかしいアラ還客がいましたら、友里かもしれませんので、アンチを含め皆様には楽しみが増えたかもしれません。

さて本日のブログ、ネタに困ってインビザラインの治療経過を書いたのではありません。実はここまでがイントロであります。
本日の主ネタは、インビザラインはインビザラインでも京都の赤いアラフィフ芸人、もとい、京都のヨイショライター

関谷江里さんのインビザライン

であります。
彼女の歯列はそうとう乱れているようで、自身のブログでこの歯列矯正をする歯科医院の宣伝、もとい、治療経過を書いております。まずはご覧下さい。

http://erisekiya.cocolog-nifty.com/kyototokyo/2011/08/post-f1e5.html

本人が「恥を恐れず」というとおり、かなりひどい自身の歯並びを公開しているのに私は驚きました。なぜここまで己を晒し、歯科医の写真までブログで出して取り上げるのか。
持てる知力をフル稼働してたどり着いた結論、あくまで友里の推測でありますが、京都の飲食店と同じくこの歯科医院でも関谷さんは

何らかのゴチになっているのではないか

という疑念であります。
歯列矯正はかなりの費用が必要です。分割払いもあるようですがそれでもその額はかなりものも。私は1年で終わりましたが、彼女の歯並びでは2年かかる(ブログから)とか。24ヶ月で割ったとしても、毎月の支払いは数万円になるでしょう。
しかも関谷さんが宣伝しているこの歯科医院、

矯正治療費がかなり高い

んです。HPには載っていませんが、草として情報提供していただいている読者から、この歯科医院でインビザライン治療をすると

105万円

かかると聞いて、私は椅子から転げ落ちそうになりました。
出版の取材のためとの免罪符で、取材対象店に無償で料理提供をお願いしたと自ら開陳した関谷江里さん。あくまで審美の問題ですから、このような余裕(105万円)があるなら店に支払えばよかったと思うのは友里だけではないでしょう。

でも問題はこれだけではないんですね。この105万円は関谷さんの2年間の治療費ではなく、どうやらどの患者さんにも最初に伝える一律料金なのです。つまり私のように1年で終わる患者も

105万円

ということか。京都と広尾では地代や人件費がかなり違うのでしょうか。京都が高いのか、広尾が安いのかわかりませんが、私の治療費は

約半値(50万円チョイ)

でありました。患者は外人が主体の歯科医院でありますから、世間相場より高いと思うのですが、京都の歯列矯正はその広尾の

倍近く

とはさすが京都ブランドであります。
矯正歯科医を身内に持つ読者からの情報では、このインビザラインの原価は10万かからないとも漏れ聞きましたから、京都はホント良い商売が出来る土地柄のようです。

このインビザライン矯正治療、2週間毎にアライナーを替えるのですが、一回に4個貰えますから歯科医院への通院は2ヶ月に1回で充分。
つまり私のように1年で治療が終わる患者は、6回ほどの通院(実際は型取りや説明がありますから10回弱か)で治療が完了。
京都と広尾の往復に3万円かかると考えると10回の通院費は30万円となります。

50チョイ+30=80チョイ

何が言いたいかと申しますと

京都人は、京都ではなく広尾でインビザライン治療した方が安く上がる

という現実であります。
修業店では正式に客前で握らせてもらっていなかったのに、いきなり祇園へ出店。そして瞬く間に大盛況になってしまった

鮨 まつもと

の例を挙げるまでもなく、京都はある意味商売がしやすい(儲けやすい)土地柄なのでしょうか。
関谷ブログを見る限りこの歯科医院の院長、ピンクのコックコート、もとい職業服(スクラブ)を堂々と着こなすように

かなりお若い

この歳なのに、京都で初めてインビザラインを導入したことになっておりますから、ことインビザラインに対しては京都では(あくまで友里の推測)

無競争状態

ではないか。だから広尾の倍近い治療費で客が連れ、宣伝屋(関谷さん)も連れてしまった。

本日のブログ、どのような便宜供与を受けたか知りませんが、下手に持ち上げて宣伝するとかえって足を引っ張って逆効果になってしまうこともあるという、友里の温かいアドヴァイスを込めて関谷江里さんへ捧げます。