友里征耶の週間食日記 2011-19

隠し球は輿石さんや西岡さんだったようです。参議院議員を与党の代表に担ごうとの発想には驚きましたが、首班指名はどうするつもりだったのか。参議院議員でも首相になれるのかもしれませんが、解散のリスクがない参議院議員が解散権を持つのはいかがなものか。
もしかしたらそれこそ驚きの首班指名があったのではないか。「総理・代表分離」ということで、首班指名には

小沢総理

という構想だったというのは考えすぎでしょうか。
しか?し、辞め時、泣き時を間違えた元野末陳平の秘書・海江田さん。最後の最後に出した辞表も受理されず、こんな醜態を晒し続けた人を担いで小沢陣営は大丈夫なのか。いくら

御輿は軽くてパーがいい(小沢氏談と言われている)

と言っても、軽すぎないか、パー過ぎないか。
推薦人が集まらないと言われた馬淵さんや鹿野さんも出馬できそうです。小沢陣営が推薦人をまわし、候補を乱立させて前原氏に票が集まる(過半をとる)のを防ごうとしているのではないでしょうか。決選投票狙いの策であると推測します。

またこの日本の国民も本当にパーに近いと言うことを朝日新聞の世論調査で知りました。なんと民主党内の次期首相適任者として前原さんの支持率が

40%

とダントツ。何度も書いておりますが、40過ぎまで一般常識に欠落し、威勢の良い言葉も最初だけ。すぐ尻つぼみし、プライドだけは一人前以上のオコチャマ議員の人気が一番とは、ホント日本国民(もしかしたら朝日の世論調査に答えた人だけ)はアフォばかりであります。
故永田議員の事件を見るまでもなく、仲間を見捨てる冷徹さなど性格も絶対に悪いと友里は踏んでいるのですが、アフォに取り入るのは上手い人なんでしょう。
昨日の決起集会に集まった衆参議員はわずか38名。前原陣営は慌てて余った席(40以上)には身内(秘書や事務所関連)を座らせて体裁をとったとか。思ったほど党内人気はないようです。そう言う意味では、国民の方が民主党議員よりアフォの割合が多いのかもしれません。

まあ、前原さんになっても海江田さんになっても、間違いなく民主党、いや日本は傾いていくでしょうから、結果は変わらないことでしょう。
日本が落ちるところまで落ちなければ、私利私欲を持たない人は現れず、また周りから支持もされないものです。

さて週間食日記です。

月曜
夜:新橋の鮎専門店
連日連夜満席だそうです。7月中に行きたかったのですが、7月はじめに電話したら月内はすべて満席との話にビックリしました。
久々の訪問だったのですが、店が移転したんですね。知らずに迷ってしまいました。前菜から〆のご飯までほとんどが鮎尽くし。
「過ぎたるは及ばざるがごとし」をあらためて実感した次第です。

火曜日
夜:六本木の和食
2年以上訪問していなかったかも。久々の訪問でありました。
スッポン、鮎、鰻など量も質も充分で、毎回このような食後感を得られるならCP良い店になっております。

水曜日
夜:赤坂のすき焼き屋
接待で訪問。店前には「松茸入荷しました」みたいな張り紙が堂々とありました。これでは、接待(彼女連れも)の場合、見栄張って頼まざるを得なくなるではないか。素晴らしい営業戦略であります。
会社経費だったので、私も松茸入りコースを頼んだのは言うまでもありません。
しかしこの店、本当にボルドーの値付けが安い。合うか合わないかは別にして赤ワインとすき焼きを楽しみました。

木曜日
夜:芝公園のフレンチ
ブログで先に書いてしまった「くまポン」初体験の店。詳しくはブログをご覧下さい。

金曜日
夜:京都の和食
京都近辺の取引先を訪ねた帰りに立ち寄りました。国産の鱧、秋田ではないジュンサイ、鮎などを楽しみました。

土曜日
夜:西麻布の和食
いくら飲んでも1万数千円と支払いが変わらないお任せコースの店。昼にスカッシュやボディパンプで汗を流したからか食欲旺盛。数え切れない小皿料理に刺身、そして2種の煮付けに海老フライに牛カツとほとんどの料理を食べ尽くしてしまいました。

日曜日
夜:内食
昼間は久々にキネシスで体幹を鍛え、夜は内食と健康的な1日でありました。

「僕を呼ぶ料理店」を読んで その1

今朝のTVで衝撃的な報道がありました。

新党が結成されました!

すわ、小沢一派が民主党を出たのかと前のめりになったのですが、

「日本しじみ党」が緊急結党され杉村太蔵氏が党首に就任

と続いて私は胸をなで下ろしたのです。
小沢一派が民主党を出ていったら、党の内乱がおさまってしまって民主党が滅茶苦茶にならずまとまってしまう。それだと解党的出直しが出来なくなると考えていたからです。

http://news.e-expo.net/news/2011/08/post-114.html

しじみが持つオルニチンは肝臓に良いそうで、これは「しじみ」に関係した企業の宣伝なのかと会社名を探したのですがなかなか見つかりません。「日本しじみ党」をバックアップしているという「オルニチン協会」を検索してようやくその黒幕がわかったのです。

http://ornithine.jp/aboutus/

お金を貰って引き受けたのか発起人には、博士や准教授、そして料理研究家などが名を連ねておりますが、そのバックには9つの協賛企業がありました。
エースコック、永谷園、キリン、カンロ、森永製菓、ヤクルト、なとり、などインスタントや菓子の会社の他、協和発酵の存在は理解できるのですが、饂飩の「はなまる」がなぜ参加しているのか。しじみ汁とかしじみ饂飩を店で出しているのでしょうか。

なんちゃって新党の次は崩壊寸前の民主党の話であります。1日早すぎると思ったのですが、今朝の新聞には

小沢元代表、前原氏不支持へ

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110825-OYT1T01160.htm?from=top

との一面大見出し。人事面(幹事長職?)で小沢陣営に配慮がないと読んで判断したのでしょうか。前原氏に対抗する(幹事長職をくれる)タマ(代表候補者)を推すことになるようですが、これでは

40過ぎまで一般常識を持たなかった前原氏を表舞台(総理大臣)に引っ張り出して早めに退散願う

という日本国にとって最重要な課題が先送りされてしまう可能性があります。
今必要とされているのは、己の利益(復権)ではなく、一日でも早く前原氏の無能力や根性の無さ(口先だけ)を純粋無垢な国民の前に晒すためにも

前原首相誕生のための挙党一致

であると考えます。

さて友里掲示板で紹介されていた、門上武司氏の

僕を呼ぶ料理店

がアマゾンから届きました。まだ最初の部分しか読んでいませんので、本日は第一報であります。
以前のブログで、「僕を呼ぶ料理店」ではなく

ガスを使っている料理店

ではないかと書きました。この本のベースとなった「あまから手帖」は大阪ガスの影響下にあると言われ、よってオール電化の店に厳しく、ガスを導入する店に温かいと聞きました。
来栖けい氏ではないですが、本のタイトルとはいえ己のことを

ボク

と公に表する民度、私はこの稚拙さが門上氏のすべてを物語っていると考えます。帯には

これはつまり、美食ガイドの形をかりた優れた人物肖像衆である

とありますが、ざっと読んだところ

これはつまり、店宣伝のための料理人口上の垂れ流しである

宮下裕史氏や伊藤章良氏と同じく、門上さんも料理人にモロ感情移入するタイプ。何の検証もせずに、料理人の口上をそのまま本に

垂れ流し放題

はいかがなものか。どこそこの老舗料亭や名人の料理長のもとで修業したといったぼかした表記の連続ですが、はっきり具体名を書かないと

本当に老舗なのか
本当に名人なのか

と読者は検証できないと考えます。
逆に見直したところもありました。友里掲示板では盛んに門上さんは

文章ヘタ

とありますが、今のところそれほど下手と感じる文章に出会っておりません。それどころか

渉猟(しょうりょう)

などという難しい単語を発見。同じく文章下手と言われる友里よりも語彙は豊富であるかもしれません。
少なくとも料理人を煽て上げ、木に登らせる為の表現力は遙かに上であると考えます。

語彙の勉強だけではなく集金活動もお盛んなようです。

http://www.amakaratecho.jp/info/#list_kadokami

出版記念として、トーク&食事会を企画しています。いずれも参加費は1万円以上と結構高額であることに注目です。
読者の方から突撃しろとの要望をいただきましたが、いずれの会も先約があり断念しました。

政治屋は矜持を捨てなきゃやっていけない商売か

島田紳助、予想通り引退会見して「一般人」になっても真相究明を求められる流れは変わらないようです。
山口組最高幹部の一人との関係も、数回軽く会ったというものではなく、直筆の手紙のやり取りや飲食を共にしていた写真がでてきたとか。
まあ、あんな上辺だけの会見を信じるのは、裁判官と事務員の違いを教えない松下政経塾出身者くらいだと思っていましたから、当然の成り行きであると考えます。
いやもう一人いました。田原総一朗氏、インタビューで

あんな関係は付き合いではない。(島田紳助は)美学を通し過ぎた

と擁護していました。こんな上辺しか見られない、検証精神のない人が、長年TVでキャスターをして政財界に意見を言っていたのですから驚きです。重用していたTV局、ひいてはそれを見ていた視聴者、ホントに

アフォ

だと思います。
いや、未だもう一人いました。芸能レポーターの井上公造氏。

悪い事をしたら謹慎。彼は悪い事したと思っていないから引退を選んだ。男の筋を通した。(意訳)

アフォか。未だに島田紳助に媚びうる狙いがわかりませんが、悪いと思っていないなら

自ら引退せず堂々としていろ

と思うのは、友里だけではないでしょう。
ただしその筋の人とのツーショット写真はある意味仕方ないと言いますか、立場上まったく関係がなくても撮ってしまうことがありますからそれだけでは批判はできないと思います。

斎藤佑樹選手と同じく「持っている」友里、15年以上前だと記憶していますが、赤坂砂場へ昼に蕎麦を食べに行ったと思って下さい。
小上がりでビールを飲んでいたら、背の高いどこかで見たことある人が、奥さんらしき人と赤ちゃんつれて隣に座ったのです。
元テニスプレーヤー、もとい、少しテニスをやっていただけの友里は直ぐに

おっ、松岡修造だ

とわかったのであります。そう言えばお子さんが生まれたのだなとサインでも貰おうかと悩んでいた時、テーブル席に座っていた客から彼に声がかかりました。
それまで気付かなかったのですが、4人掛けには一目でそれとわかるその筋の方にやはり直ぐわかる奥さん(姉御風)、そしてラケットもったお嬢さんでありました。そういえば表にそれらしき車が停車していたなと・・・

どうやら娘さんが松岡修造氏のファンだったらしく、その筋の人(娘さんの父親)が、いとも簡単に呼びかけてきたのです。
一瞬躊躇した雰囲気もありましたが、松岡修造氏、そこは互いに家族連れ。ニコニコして降りていって、サインや娘さんとのツーショットだけではなく、家族(その筋)ぐるみとの写真も撮っておりました。

顔が売れた有名人ですから、このような要請は日常茶飯事なのではないでしょうか。
東京の鮨屋にしか顔が売れていない友里でありますが、どこかの店で、食べに来ていた寿司職人からサインやツーショットを頼まれたら、私もやはり断ることは難しいと考えます。(シャレですので読み流して下さい)

さて純粋無垢でアフォな田原総一朗氏や井上公造氏ではなく(前原前外相も)、関西では歯に衣着せぬ発言で人気と言われている(私はよく知りません)やしきたかじん氏の島田紳助弁明会見への感想を以下に挙げてみます。

・歯切れ悪いですね(会見のこと)。本質が暴力団とのメールだけで吉本興行は切らないと思いますが・・・
・ここ10数年間、南(難波近辺)に土地ビルを収得・商売を展開している間に其の種の人達と関係が深まって行ったのは事実としてあります
・これで真相の幕引きには程遠く、週刊誌等がかなり動くと思われます。紳助一人の判断でないのは確かだと思うのですが
・年10数億円稼ぐタレントは事務所に取ってドル箱です。特に金にシビアで有名な吉本が誰も確証のないメールを盾にする事自体が訝しい
・真相は流石に分かりません。が、昨日今日ではなく、たい積したマグマが爆発する前の超措置法だと思います
・もう一つの真実。それは最近の紳助の番組の視聴率低下にあると思います。行列、鑑定団は合格点ですがゴールデンでの6分の2は本人にとってはキツイと云わざる終え(ママ)ないでしょう

ちょっと考えれば、というか純粋無垢でアフォな人でなければ、誰でも感じる内容ですが、このような事を口に出せるのは、やしきたかじん氏だけというのが情けない。この友里も同じような事を発言していますが、如何せん知名度なくなんら影響力もないですから、結果的には発言していないに等しく残念であります。

さて今朝の報道では、裏金も銀行振り込みでやりとりされるのが一般的だと40歳過ぎまで信じていた前原誠司前外相が、代表戦出馬に関して小沢一郎氏と面談したとありました。
代表選出馬に際しての、挨拶だけなのか、支持依頼なのか真相はわかりませんが、数日前には「殺小沢」の本丸、仙谷由人氏も小沢さんに前原支援の打診をしたと聞きますから、私はある意味驚いたのです。

合従連衡

が常の政界でありますが、これほど変わり身が早い様を晒して世間に対し、いや身内や家族に対し

恥ずかしい

と思わないのか。己の保身のためには何でもありと言うことでしょうが、ここまで矜持を捨てて果たして

お国のための仕事

が出来るのか。
また小沢さんも小沢さん。私なら例え復活できると条件提示されても、意地でも

前原や仙谷には会わない

と考えます。彼らのエクスキューズ

己を捨ててでも国のために手を組む

聞こえはいいですが、単なる魂売った世渡り手法だけではないでしょうか。

国会議員はアフォばかり。彼らより頭が良い友里(勝手に夢想しているだけ)が立ち上がれば、日本を変えられると思っておりましたが、暗殺の心配以外にもう1つ、大きな理由で政治屋になれないことがわかりました。この合従連衡術、己の性格では履行不可能。友里は

矜持なし、と揶揄されてまで保身に奔れない

のであります。
政治屋は無能で無頭でも出来ると思っていたのですが、

無矜持

も必須条件だと遅まきながらわかったのであります。

※本日のブログの後半、特に「友里が政治への野心」と思わせる部分は、あくまで

政治屋は無能、無頭、無矜持

を引き出す演出的イントロでありますので、読み流していただければ幸いです。