グルメの真実(宝島社新書)の見本が出来ました!

紆余曲折ありましたが、おかげさまで友里の新著の見本が出来上がってきました。まずはその表と裏の表紙の写真をご覧ください。

グルメの真実(宝島社新書)

グルメの真実 表表紙

グルメの真実 裏表紙

価格は消費税を入れて680円でしょうか。総ページ数192でうまくまとまっております。そして発売日は

10/22(土)

であります。前日の21日に並ぶ書店もあるかもしれませんが、週明けの24日(月)には間違いなく書店に並ぶと思います。
本の構成ですが、6つの章から成り立っております。?

1章:食材の裏
2章:調理の裏
3章:メニューと演出の裏
4章:職人、シェフの裏
5章:飲食店を取り巻くグルメの裏
6章:飲食店業界からなめられない賢い客たれ

各章はいくつもの項目からなりたっているのですが、その中で友里が特に気に入っていると言いますか、他に誰も語っていない独創的な分析と自負するのが

鮨屋が胸を張る「原価率50%以上」のウラ
3つ星レストラン(本では実名)の大罪(世界のレストラン客にとって不毛だった二十年間)?

であります。新著では内容のすべてがオススメでありますが、特にこの2つはいかにも友里的と言いますか、おそらく今まで誰も言わなかったことを書けたと満足しております。
発売の22日までは内容や店名に関して書いてはいけないことになっているのでここでは詳しく書けませんが、鮨屋主人や3つ星シェフにとっては気分がよくなる内容ではないかもしれません。

皆様にはぜひ、書店でお手にとって内容を確認の上、気に入りましたらお買い上げいただきたくお願い申し上げます。購入を決めている方は、アマゾンなどネットから購入してください。

話は変わりまして、TPP問題でまた口先だけの政治屋、前原民主党政調会長の失言で大騒ぎとなっております。

TPPお化け

http://www.sankeibiz.jp/macro/news/111016/mca1110162105000-n1.htm

八ッ場ダム、JALなどもそうでしたがこの人、どうしてこんなに口と頭が

軽い

のでしょうか。こんなオコチャマ頭、大人になりきれない人がグループのリーダーになっているのですから、民主党のレベルは最低だとしか思えません。
判事と事務職員の区別もつかず、世間では裏金も銀行不振り込みされていると信じていた前原誠司氏、こんな「オコチャマお化け」をはじめ多くの口先国会議員を送り込んでしまったのですから、

松下政経塾の罪は重い

としか言いようがありません。すぐさま閉校するべきと友里は考えます。

最近訪問した店 短評編 2011-40

ようやくTPP問題がTVでも派手に取り上げられるようになりました。TPP推進者の頭の中はアメリカが対等に交渉に応じてくれると信じる

アメリカ性善説

のみ。こんなお目出度い頭の人が、政治屋や経済学者をやっていられるのですから友里は

日本のレベルは低い

と思ってしまうのです。アメリカが真摯に日本と交渉する気があるなら

日米地位協定

はじめ両国の関係がもっと平等になっているはず。関税がゼロになったとしても、

日本の製品はもともと価格では勝負していない

人件費はじめ製造コストが高くつく日本。価格ではなく

付加価値で勝負

するしか道がないはず。まして輸出は関税より為替のブレのほうが大きな影響を与えるはずです。自分勝手で己の欲を抑えず国のシステム自体が破綻しかけているのをみてなぜ推進者たちは

アメリカを信じて良いのか
アメリカが他国の事を考えたことがあるのか

と冷静に考えないのか。
良くわからないからはやく参加してルールつくりに加わった方が良いと賛成者は言いますが

交渉ベタで弱腰の日本が対等に立ち回れるのか?

アメリカの失敗は誰の目にも明らか。そんな失敗国である

アメリカのルールに従って良いのか

アメリカ性善説を信じる純粋無垢な政治屋や経済学者は

なぜオバマがドジョウに恫喝まがいの圧力をかけているのか

を「逃げず」に考えるべきでしょう。まともな頭の持ち主ならTPPに日本を参加させることによって、オバマは

日本よりアメリカの方がはるかに得をする
ルールつくりでも日本をコントロールできる

と思っているから、恫喝してくるんです。ドジョウも口先政治家の前原さんもこんな簡単な理屈がわからないのか。TPP参加でアメリカより日本の方が得することになるとオバマが考えていたら

日本に参加を強要するはずがない

ではないか。
ここに賭け麻雀の卓があったとします。メンツを探す時、自分より強い人やプロに参加を強要するアフォがいるでしょうか。参加を強要するとしたら、自分より弱い初心者や下手な人を選びたいのは人情であります。
こんな当たり前のことがわからない純粋無垢でアフォな政治家を選び、アフォな政治学者を蔓延らしてしまった日本国民、このまま日本が没落しても

自己責任

でありますから諦めるしかないでしょう。
TPP反対者は既得権益者と言われていますが、TPPを推進するドジョウや前原さんに

TPP参加によって新しい利権を獲得するのか

と詰問するマスコミが皆無なのが残念であります。

さて3店です。

鳥よし(西麻布)
久々の訪問。予約不可の店ですが、昔は週初めの平日でも行列が出来ていた人気店。現在は並ばずに直ぐに座れます。
希少部位の裏メニューを含めたお任せを頼みましたが、この希少部位、しっかりどこの部位か聞いておかないと、何を食べているかさっぱりわかりません。
ハーフのワインなどを飲んでの支払いが軽く大台を突破。CPを考えると、ビストロへ行った方が良かったといつも反省する「鳥よし」訪問でありました。

岩さき(京都)
カウンター主体の京料理屋。タダ飯取材の関谷江里さんの本で大きく取り上げていたので、仕事帰りに訪問しました。
主人のほか、女将とその母親、娘が店に出ている家族経営。2番手など若い衆もいたようですが、女将のトークもこの店のウリの1つであるようです。
2間年のコースは、〆が土鍋の白米でCP的には物足りないかもしれませんが、関谷さんオススメ店の中ではマシなほうではないでしょうか。
家族みんな性格は良さそうでしたから、再訪して最終判断してみたいと思います。

銀座 福治
今回の目的は「地鶏鍋コース」でありました。宮崎の地鶏を使ったこの鍋、かなり固いけど噛めば噛むほど味がでてきて、出汁含めて美味でありました。これで一人4200円は安い。
気をよくして天然鰻を頼んでしまいましたので、支払額はそれなりになりました。フグだけではなく地鶏もオススメです。

友里征耶の週間食日記 2011-25

ようやくTPPの問題がTVでも取り上げられるようになりました。今朝のTVをみて推進派の考えは

元アジアの盟主としてTPPに乗り遅れたら大変だ
ルール造りから加わってイニシアチブを取れば良い?

とのこと。後者のアフォな意見は民主党の玄葉氏ですが、一番大切な領土問題で韓国や中国に毅然とした態度で突っぱねることができない日本。

ルールつくりでイニシアチブなんてとれるはずがない

と私は考えます。また彼ら推進派はいずれ中国もTPPに入らざるを得なくなるから今のうちに入っておけば有利だと言っておりますが、果たしてそうでしょうか。未だに

人権がない

中国、まともな国と考えるのが間違いであります。こうなったら、

ウオール街を占拠せよ!

が更に盛り上がって、アメリカが潰れることを願うしかないかもしれません。植民地制度が実質なくなって

資本主義が成りたたなくなった

と私は思うのですが、この資本主義の最後っ屁といいますか、TPP参加によって日本もアメリカ並みの格差拡大が広がってしまいそうです。TPP参加によって

性格の悪いアメリカのような国になって良いのか!

日本人の将来が決まる1ヶ月と言えるでしょう。

店評価ブログに六本木の創作寿司「野菜寿し ポタジェ」をアップしています。タネを野菜にして原価を抑えたなんちゃって寿司、なんちゃってパティシエについても書いておりますので、ぜひお立ち寄りください。

さて週間食日記です。

月曜日
夜:京橋の和食
久々の訪問。接待だったので最高値コースを頼みました。個室に入っていたのではっきり言えませんが、全体に活気が少しなくなっていたような・・・

火曜日
夜:恵比寿の洋食屋
これまた何年もご無沙汰だった店。怖い爺さんや圧迫感があった婆さんはもういなくなっていて居心地は良くなっておりました。料理は昔ほどのインパクト(早い話がニンニク)が少なくなっておりましたが、かわりに料理の値段がかなり上がっておりました。
鮑のサラダ(他の鮑料理も)は3日前までの予約ということで食べられませんでした。1万円くらいしましたから、こんなの頼む客はいないのでしょう。

水曜日
夜:神泉の鮨屋
こちらも久々の訪問。相変わらず満席でありました。結構酔っ払ってしまって、あまり記憶がありません。

木曜日
夜:日比谷のフレンチ
個人的な接待で最近評判が良いというホテルのダイニング。丸ごとトリュフのパイ包みがウリの店です。
アラカルトが少なく珍しくコースを頼んだ友里。巷の評判と違って、何ら傑出さを感じませんでした。チーズの品揃えもプア。
まるでレフェルベソンズかフロリレージュのような料理の連続。レカンとはまったく方向性が異なる料理にビックリです。

金曜日
夜:新橋の和食
一番のウリだった鮎はイマイチで今回はスッポンに挑戦。天然スッポン尽くしコースでしたが、鍋は本当に薄味ながら美味でありました。今年食べたスッポンとしては(今現在で)、最高です。

土曜日
夜:青山のシュラスコ
友里得意の食べ放題と飲み放題を堪能。満足しました。

日曜
夜:内食