友里征耶の週間食日記 2011-27

今頃こんなわかりきったことを真面目ぶって発表するのですから、お上はいい加減なものです。

福島第一原発、廃炉に30年超

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20111028-OYT1T01147.htm?

友里は事故当初より廃炉するには何十年もかかると言ってきました。スリーマイルやチェルノブイリが今なお廃炉の現在進行形であることから、こんなことは

サルでもわかる

ことであります。年内に冷温停止と言いますが、

燃料棒が抜け落ちた空の炉心温度

が100℃を切ったからといって、それに何の意味があるのでしょうか。
抜け落ちた肝心の燃料棒の温度を測定しなければ意味をなさないのはサルでもわかると思うのですが、細野大臣にはわからないのでしょうか。
いや、わかっていながら日本国民はアフォだと思ってスルーしているのでしょうが、ここで思い出すのが事故当初東電に廃炉作業の受注を申し出た

東芝&ウエスティングハウス連合軍?

であります。私の記憶ではたしか

10年前後で廃炉作業を終わらせる

とオファーしたはず。内閣府原子力委員会は、この東芝&ウエスティングハウスの提案を無視したのか、それとも?

ハッタリ

と判断して蹴っ飛ばしたのか。もし10年で廃炉というのがハッタリだったなら、東芝は世間に対してはっきり訂正謝罪するべきと私は考えます。

さて店評価ブログに、小十の煮方をしていた2番手が独立して今春オープンした「東家」と、浅草橋のアルザス料理店「ブラッスリー・ジョンティ」をアップしております。ぜひお立ち寄りください。

さて週間食日記です。

月曜日
夜:銀座の和食
接待で久々の訪問。「絶品レストラン」(鉄人社)に掲載している店であります。この不景気でありますが、結構な客入りでありました。何を食べたかあまり記憶がありません。

火曜日
夜:京橋のフレンチ
これまた久々の訪問。今では珍しくなった「ソース」が造れるフレンチ。いつものように定番料理盛りだくさんのコースを選択しましたが、連れの客はアルベール風やマリアカラスを頼まなかったのが意外でありました。

水曜日
夜:虎ノ門の和食
不景気だからか、客入りが落ちてきたような気配。この時期はマツタケが出始めの時でして、それなりに堪能しました。

木曜日
夜:銀座のイタリアン
今年オープンしたばかりのオーナーソムリエの店。元いた店とは傾向が違う料理でありましたが、料理数が少なく選択肢がほとんどないのが難点。しかもあまり記憶に残らなかった。評価は再訪してからでないとできません。

金曜日
夜:銀座のピッツェリア
楽天系の多店舗展開会社の店。結構期待していたのですが、バイト調理かと見紛う食後感でありました。
多店舗展開していなかった当時の白金店と比べると、かなりクオリティが落ちていると考えます。

土曜日
夜:港区の焼肉屋
筋トレでタンパク質を欲したようで、肉摂取のため訪問。添加物入りとはいえ、たまには焼き肉も良いでしょう。医学的に意味があるとは思えませんが、スタミナ(古!)がついたような気がしました。?

日曜日
夜:内食

ガセメールを信じたクセに、生存情報をなぜ「ガセ」と斬り捨てる、ドジョウ総理

昨日のプロ野球ドラフト会議、結果を知ってサプライズが1つ。東海大の菅野選手が日本ハムに指名されたことではありません。その日本ハムが7位に

ソフトボールの選手を指名

したことであります。早稲田のソフトボール部所属、今年まで硬式野球の経験はなかったそうですが、試しに入団テストを受けた2次テストの結果がこの日の指名であったようです。
練習試合を含めて13試合連続本塁打の記録があり、遠投もソフトボールで

93メートル

と驚異の強肩。硬式ボールだったら、往年の張本選手の倍は投げられるのではないでしょうか。
しかし今まで鳴り物入りで他のスポーツ界からプロ野球に挑戦してきたアスリートがいましたが、ものになった選手がいたかどうか。
短距離の飯島選手を例に挙げるまでもなく、確か友里の記憶では強肩を見込んで

やり投げの選手

まで挑戦したはず。いずれもプロ野球選手として一人前にはならなかった。
同じ球技で型式は似ておりますが、肝心のボールがまったく違うだけに、小学校から硬式ボールを扱っているエリートたちを向こうに一軍で活躍できるかどうか、来年が見ものであります。

ところで菅野選手、日ハムへ行くのでしょうか。イチロー、松坂、ダルビッシュ、最近の球界を代表する選手は松井を除いてジャイアンツ育ちが少ない。
報酬がそれほど高いわけでもなく、育成がうまいわけでもなく、老後(引退後)の生活が保障されているわけでもなく、ポスティングを認めないから大リーグに挑戦できるころは峠を越えた30半ば。
ジャイアンツに入る意義なんて冷静に考えたらないと思うのですが、純粋無垢な野球少年(青年)やウラで動いている監督や両親・親戚の思惑が友里には理解出来ません。

さて昨日発売の週刊新潮で非常に問題だと思った記事がありました。昨日のブログで取り上げた橋下知事の出自の問題ではありません。
オフレコ発言だそうですが、あの財務省の操り人形ことドジョウ総理、韓国の国会議員から伝えられた横田めぐみさんの生存情報に対して

ガセだ

と即座に斬り捨てたというのです。
何の検証もしないでのこの判断、井の中、もとい泥の中の世間知らず(松下政経塾出身者は浮き世離れ)のドジョウは、例の裏金ガセメール事件から何の進歩もしていないようです。

ここからは新潮でもやっていない友里的な突っ込みであります。
あの永田元議員が最終的に自殺に追い込まれた民主党が野党時代の

ガセメール事件

を思い出してください。

ホリエモンが2005年8月26日付の社内電子メールで、武部勤自民党幹事長(当時)の次男に対し、選挙コンサルタント費用として3000万円の振込みを指示した

当時の民主党代表だった前原誠司氏とドジョウ国対委員長は

このガセメールを本物と信じた

のであります。裏金は普通、番号の揃っていない旧札の現物手渡しが常識です。新札でも拙いというのに、わざわざ証拠が残る

銀行振り込みで裏金を振り込むアフォ

がいるといい歳こいて信じていたのですから、この二人、世間知らずというかアフォとしか例えようがありません。松下政経塾はどんな教育をしているんだ。
週刊誌はじめマスコミはドジョウになぜ以下のような突っ込みをしないのでしょうか。

誰もが疑うガセメールを信じて、なぜ横田めぐみさんの生存情報だけをガセと判断するのか

前原氏だけではなく、このドジョウも

性格が悪すぎ

と友里は考えます。松下政経塾には人間教育と社会常識が抜け落ちているのでしょうか。

どう考えてもクロだろ、オリンパス

本日発売の週刊新潮、週刊文春の2誌は、まるで談合したかのように

橋下前大阪府知事の出生

について掲載しております。新聞広告を見ただけですが、どう見ても来月予定されている大阪の府知事&市長ダブル選挙で橋本氏、維新の会にとっては不利になる内容。
橋元氏の出生なんてこの1週間で発覚したはずがなく、この友里でもかなり前から知っていたこと。誰が考えても

為にする

という思惑が働いているとしか思えないでしょう。
水に落ちた犬を叩くのはマスコミの常。小沢一郎を例に出すまでもなく、東電しかり、オリンパスしかり。
教育基本条例問題や島田紳助との関係がミソをつけたのか、持ち上げ一方だったマスコミの潮目がすっかり変わってバッシングに近い扱いになってしまいました。「独裁発言」も裏目にでてしまった。どこかで

マスコミの尾を踏んでしまった

と言うことでしょうか。

そしてオリンパス。企業買収にからむ助言会社への報酬額の疑惑は深まるばかり。日経でさえ現経営陣(新社長サイド)に厳しい論調であります。
しかしこの高山という新社長、討ち死覚悟で問題の中心人物と思われる菊川前会長兼社長を守る

殿(しんがり)役

を買ってでたのでしょうか。2150億円の企業買収額に対する助言の報酬が

約660億円

はあまりに異常ではないか。しかもイギリスの監査法人がその莫大な報酬をもらった2社に関して発表した中間報告にも唖然であります。

アメリカの会社(AXES)は元野村證券の日系男性が代表だが、事業の実態がなく電話も繋がらない

ケイマンの会社(AXAM)は、莫大な報酬を受け取った3ヶ月後に登録が抹消されていた

子供でもこんな不透明な金の流れ、裏金作りかキックバックだとしか考えないのではないでしょうか。(闇に流れたのではないかという説もあるようです)

オリンパスの脇が甘いところは、このような状況でも逃げ切れると踏んでいるところ。確かに純粋無垢でアフォな日本人株主と、株主より会社側の肩を持つ日本の司法相手だけなら

適切だ

と言うだけで大丈夫かもしれません。でもオリンパスは一応国際優良企業でありますから、株主は日本人だけではないんですね。

どういう根拠で適切なのか説明できない

現経営陣の今後は限りなく暗いとしか言いようがありません。
先日1社独占で胃内視鏡の開発秘話ドラマを流したばかりのオリンパス。せっかくの宣伝費が泡と消えてしまったようです。

大王製紙の105億円不正借入問題に加えて今回の660億円問題。サラリーマン社長(創業家と言っても株支配できるほどの持ち株はない)のやりたい放題(主に高額報酬)は日本企業だけではないですが、こんな不明朗な金の流れはこの2社だけのものなのか。

何かと言えばコンプライアンスと唱える上場企業でありますが、実態はまったくいい加減、橋下前府知事以上の社長独裁がほとんどではないか(マスコミも)と考えます。