読売ジャイアンツの「清武の乱」、同調者がでてこず讀賣自体は沈静化をはかっているようで、このままではナベツネ体制が継続してしまいそうです。
讀賣は偉そうなことを普段から言っておりますが、社内に腹の据わった人が一人もいないのか。老害一人も退治できないのか。
他社記者もナベツネの存在悪を認めているというのに、讀賣は全員が上だけ見ている
ヒラメ
みたいな会社のようで、社員に人としての誇りというものはないのでしょうか。今回のクーデター、老害ナベツネを引退させる好機だと思ったのですが、讀賣グループのあまりのヘタレさにがっかりであります。ナベツネさん、実態はただの
雇われ会長
であって、創業家でもオーナーでもない普通人。なんでそんな普通人に、長期間にわたって権力を持たせ続けるのか。
讀賣はホント前世紀の遺物
のような会社であります。
さて友里掲示板やメールで教えていただいた「ふぐ 福治」の
フグ肝食中毒?
いくら常連?から頼まれたからといって、肝を出してはいかんでしょう。客から「絶対に口外しないから出してくれ。自己責任だ。」と頼まれたとしても、食中毒らしき自覚症状がでてきたら病院で即
フグの肝を食べた
と言ってしまうからです。人間いざとなったら助かりたいですからね。「内緒」や「自己責任」なんてアテになるものではありません。
しかしフグの肝は猛毒(神経毒?)で治療法がないと聞いたことがあるのですが、当たっても口の痺れだけでとどまるのでしょうか。翌朝に退院してしまったとありますから不思議であります。
禁止されている肝を出した店が悪いのは当たり前でありますが、この連れの女性、もしかしたら痺れは思い込みだった可能性もあるのではないか。
人間、気になるとなんか架空の自覚症状を感じることがあります。ですから余計に禁止されているもの、危なそうなものは絶対に客に提供してはならないわけです。
「絶品レストラン」(鉄人社)でもオススメしていた店だけに、友里は非常に残念であります。フグの肝は噂されているほど美味しくはないとか。店、客とリスクを冒してまでチャレンジするものではありません。
本日の店訪問記、今回は直近のパリ編であります。
ランブロワジー
うーん、今回の食後感は残念の一言。ラングスティーヌのカレー風味は以前のような感激はなく、ドーバーソールの白トリュフ掛けも肝心の白トリュフのクオリティがイマイチでありました。
確か厨房は息子さんに代替わりしたと聞きましたが、この食後感の変化はその影響なのか。それとも味音痴の友里の思い込みなのか。近々に再度検証に行ってみたいです。
アストランス
2年ぶり、2回目の訪問。結論から言わせていただくと、?
この店は東南アジア料理店だったのか
であります。ほとんどの皿、テイストがエスニック調なんですね。元祖ソースを造らない自称フレンチ、客の目先(舌先)を変えるため色々な調味料や香辛料に嵌まっているようですす。
コースは20ユーロ(210ユーロ)、ワインペアリング付きだと40ユーロ(330ユーロ)値上がっておりましたが、出てきたワインは
門上武司さんもシャッポを脱ぐデイリーレベル
コー・デュ・ジュラやプイィ・フュメ、パプの白に加えて、最後の肉料理(鳩)にはなんと
バンンドール
最後くらいブルゴーニュを出してくれ。前回はコルトンに美味いものなしと言いますが、ブルゴーニュのグランヴァンが出てきただけに残念でありました。
ル・ブリストル
3つ星3連発の最後にようやく当たりました。3年連続
野ウサギのロワイヤル
に挑戦しましたが、まずまず美味しかったです。前夜の店と違って
ソースもたっぷり
ありました。
しかし最近のフレンチでは白トリュフを無理に使用して料理単価(結果的には客単価)を上げようとしているようですが、美味しい皿に当たったことがありません。
ブリストルでも何皿か、白トリュフを使用した料理がありました。
白トリュフはシンプルな調理に向いていると思いますから、フレンチには合わないのではないでしょうか。でもソースを造らない(造れない)フレンチなら合うかもしれません。