ダブルスコアにほど遠くても圧勝なのか、大阪維新の会

ナベツネ、またまた暴走してしまったようです。ある有料配信によりますと、朝日新聞のオピニオン欄に登場し、信じられない妄言をブチまかしているとか。

読売新聞の社論を実行できる内閣になるなら悪いことではない。そういう内閣に知恵を授けて具現化するのは僕には正義だし、合理的なことだ。朝日新聞の社論通りに実行する内閣なら倒さなければならない

社論といいますけど読売の場合は主筆と己を呼ばせるナベツネの単なる自論のはず。つまりこの発行部数だけ世界一の読売新聞の独裁者は

オレの考え通りに動く内閣(総理大臣)以外は認めん

と宣言しているのです。いくら老人とはいえここまでオメデタイ考え(危険を超越している)の持ち主を

野放しにしていてよいのか、読売新聞社員たち

己を何様と勘違いしているのかわかりませんが、読売社員だけではなく、歴代の官房長官が月に一回はナベツネの元に報告に行ったと言われていますから、政治屋や役人が彼をここまで付けあがらせたのではないか。老害を通り越してもはや怪獣としか例えようがないナベツネ。即刻

座敷牢に閉じ込める(引退)

処置が必要だと考えます。
独裁者からみで本日は昨日の選挙で圧勝したと報道されている維新の会の橋下徹前大阪府知事。市長選開票と同時に「当確」を打たれましたが、本当に圧勝なのかどうか。確定得票は

75万 vs 52万

とダブルスコアではなく4割多いだけ。結構平松氏は健闘したのではないか。府知事選は200万対120万とダブルスコアに近いですから圧勝と言えるのでしょうけど。
予想以上に投票率が高かったのが勝因だと思いますが、実態は際どかったのではないかと友里は考えます。

実は選挙戦最終日、大阪は難波駅近くを歩いていたのですが、平松陣営の人たちがビラを一所懸命配っておりました。でも通り過ぎる人たち、ほとんどが

無視してビラを受け取っていなかった

んです。この様子を見て、共産党や財界、労組などの組織票は別にして一般人は

平松氏には投票しない

と感じたのであります。橋下氏の手法が良いのかどうかは歴史が証明するでしょうが、

ぶっ壊す

というキーワードが嫌いではない友里。平松氏の

上から目線としたり顔

が一般人を遠ざけたと考えます。
しかしダブル戦を制覇した大阪維新の会、週刊新潮と週刊文春には足を向けて寝られないのではないか。タイミング良く両誌がはじめたネガティヴキャンペーン

橋下氏の父親と叔父はヤクザ
橋下氏の父親はガス自殺
橋下氏の従兄弟は殺人者
橋下氏は同和地区で育った

本人はこのキャンペーンで闘争心に火がついたと言っておりますが、この記事のおかげで橋下氏への投票(維新の会への投票)がどれほど増えたか。
判官贔屓とは違うと思いますが、東京の考えと一線を画する矜持を持つ大阪人(でも心の奥では憧れているかも)、新潮や文春はその大阪人気質を読み間違えたと大阪に戸籍だけは残す友里は考えます。
いやもっと深読みすると、あのネガティブキャンペーンに見えた特集記事の連発、実は大阪人気質を知り尽くした上での、橋下氏当選を願ってのバックアップキャンペーンであったのかもしれません。

最近訪問した店 短評編 2011-47

25日発売の「月刊宝島1月号」、74ページから4ページにわたって

友里征耶のベストレストラン

という記事が掲載されております。今回は私が原稿を書いたのではなく、インタビュー(単なる打ち合わせ)をもとにライター(浮島さん)にお願いしたもの。数時間のやりとりだけであとはゲラチェックだけですから、かなり楽なお仕事でした。
「グルメの真実」(宝島社新書)のパブリッシングの意味もあるのでしょうか。これをキッカケに初版がはけてくれることを祈るばかりであります。

しかしこの代筆と言いますか単行本ならゴーストライターと言うのでしょうか、政治屋やスポーツ選手、芸能人の本はほとんどがこのパターンだと思うのですが、打ち合わせをするだけであっさり本が出来てしまうのですから羨ましい限りであります。それでベストセラーになった日には笑いが止まらないというものです。
友里なんか、1ヶ月以上のたうち回ってやっと原稿が書き上げ、重版できたとしても最高で2万数千部。えらい違いであります。

愚痴になってしまいましたが、3店です。

トレーダーヴィックス
「ザイテン」(財界展望社)で連載中の「ホテルダイニング 勝手格付け」の確認のため訪問。今回は3000円ハンバーガーが目的でした。
秋味バーガー(ポルチーニなど)とブラックアンガスバーガー、味がどうこういう前に、これで3000円は余りに高すぎ。特にブラックアンガスのパテは粗挽きではなく細かすぎ。まるでコンビーフのような食感でありました。勿論肉の味わいも薄かった。
もう一回頼んだアンガスステーキ(500g)もまたもやジューシーさと肉の旨み、食感に欠けるものでありました。

鮨 大河原
最近は混んでいるのでしょうか。それともこの日だけなのかわかりませんが、満席で2回転している席もありました。
ツマミに握りと一通り堪能し、太巻きのオミヤを接待相手につけて2万数千円。いつも通りCPは良いと思います。

龍吟
相変わらず満席でしたが、予約は数日前で入ってしまいました。たまたまキャンセルが出ていたのかわかりませんが、外人客の割合が高いようなので急な訪問にも対応できるのではないでしょうか。
閑古鳥は問題ですが、数ヶ月先でないと予約が入らないのも使い勝手が悪い。比較的簡単に予約がとれて当日は満席という店は、接待にはもってこいの店だと思います。
マツタケ、天然鰻を堪能しました。

友里征耶の週間食日記 2011-31

昨日の清武氏の記者会見、期待した新たなネタはなくまったくの期待はずれ。単なる読売ジャイアンツの内輪揉めだけの係争に終わってしまうようです。
あるTVの調査では、ジャイアンツファンに限定したアンケートでも

ナベツネ悪いが7割

でありました。ジャイアンツファンに限定しなければ、

9割がナベツネ悪い

となるのではないでしょうか。ここまで日本国民から嫌われている渡辺恒雄氏、晩節を汚し続ける老害居座りでありますが、

息子や孫は世間に対して肩身が狭い思いをしている

と思わないのでしょうか。今朝のTVでは外国人記者のコメントが流れておりました。やはりほとんどがナベツネに批判的でして、中には

直ぐに辞めるべし

といった意見もありましたが、面白かったのはこの発言。

世界の誰も日本のヤキューなんて注目していない。ガラパゴスのようなもの(絶滅の意味?)だ。

でありました。発行部数世界一を誇る新聞社が所有する球団でありますが、世界での位置づけなんてこんなもの。極東の島国で世界一の発行部数と胸を張っても

読売新聞なんて世界から相手にされていない

とわかったのであります。以前のブログに書きましたが、そんな読売は社説で世界相手に提言することがよくありますが、井の中の蛙が遠吠えをしているようなもの。日本国内で犬の遠吠えをしている

友里征耶の床屋談義

とたいした違いはないようです。

さて店評価ブログに、関西を代表すると思われる「なんちゃってイタリアン」の「ラ・ベデュータ」をアップしております。
ホテル自体(セントレジス)は良いですが、このメインダイニングはシェフの選定を間違えたようでまったくオススメできません。ぜひブログにお立ち寄りください。

それでは週間食日記です。

月曜日
夜:新橋の和食
この時期は丹波の松茸が主役でしょうか。一番予約が厳しいと聞きましたが、ラッキーにも訪問することが出来ました。

火曜日
夜:銀座の鮨屋
久々の訪問。相変わらず客層は独特(人のこと言えませんけど)ですが、ツマミに握り、しっかり食べて参りました。

水曜日
夜:六本木の和食
国産松茸尽くしに鰻でお腹一杯。堪能しましたが、あまりの量に白旗でした。

木曜日
夜:港区のイタリアン
ディープな北イタリアの料理を堪能しました。最近は南系のイタリアンにご無沙汰になっております。

金曜日
夜:銀座のビストロ
週刊文春で「カツカレー」が絶賛されていたビストロ。カウンター含めて満席でしたから人気なのでしょう。
前菜はじめ大人ハンバーグ、仔羊などしっかりした味つけ。目的だったカツカレーもしっかり塩が効いておりました。再訪して店評価ブログのネタにしたいと思います。

土曜日
夜:西麻布の天麩羅
コース2500円からある廉価天麩羅店。4500円のコースを頼みましたが、そこらの高額天麩羅の半分以下の食後感ではなかった。下手な高額店に行くなら、この支払いでもこのレベルの天麩羅で良いかもしれません。次回は最安値の2500円コースを頼んでみたいと思います。

日曜日
夜:内食