友里征耶以外にも出禁を連発する「鮨 嘉瑞」

銀座ワインバー店主の攻撃にダメージを受けたのか(ウソ)、昨日急に発熱(39度前後)しましてダウンしておりました。抗生物質や鎮痛解熱剤の服用の結果、夜にはほとんど正常に戻ったので時期外れのインフルエンザではなかったようです。
これも友里征耶に恨みを抱き続ける料理人たちの怨念だったのでしょうか。

その一人、ここのところ出演していただいている銀座ワインバー店主のブログ、コメント欄はちょっとだけ盛り上がっておりますが(友里掲示板の比ではない)、店主は逃避してしまったようで回答など返事を書き込んでおりません。

http://ameblo.jp/la-nuit-blanche/entry-11254888298.html

普段店では客に「・・・センセイ」と自称するなどカリスマ性を出す努力をされているようですが、このままスルーを続けたらイメージダウンは必至であります。
コメント欄の炎上(たいした書き込み数ではない)なんて、実際は

熱くも痒くもなくどうってことない

もので一過性でありますから、ここは逃げずに真摯に対応することが、炎上沈下に繋がるとワインバー店主にアドヴァイスさせていただきます。

さてもう一人、器が小さい、度量がない料理人の情報を読者のメールで知りました。以前、銀座の「あら輝」あとを引き継ぐと誤報をうってしまった

鮨 嘉瑞

であります。
何でも近々祇園というか三条近くに店をオープンするとか。その場所は一時「未在」が移転を考えていた場所だそうです。

その「鮨 嘉瑞」が友里を出禁にしたのは何回もブログで書いておりましたが、友里と接触が数回あっただけの人も出禁にしているそうです。
具体的なことは書けないのですが、

食事会(ワイン持ち込み)で数回会っただけの人も上野毛で入店を断った

と聞きました。わざわざ大阪から上野毛の店へ訪ねていこうとしていた外食好きに対しての仕打ち(常連に近い存在だったのでしょう)ですから驚きです。その他

友里を紹介した嘉瑞の常連の方までが出入り禁止にされるらしい

とのことですから、驚きであります。
友里を最初に「鮨 嘉瑞」(大阪時代)に連れて行ってくれた人なら友里との関係がわかりますが、前述の外食好きとは数回食事会で同席しただけ。
ほとんど口も聞かず、電話どころかメールのやりとりもしていない薄い関係なんですね。苗字は知っているけど名前は知りません。勿論二人だけで食事をしたこともない。

つまりその方が友里の知り合い(数回接触)だと知る人なんて非常に限られているのです。
なぜそんな人が友里の知り合い(親しくないんですけど)と「鮨 嘉瑞」店主は知ったのか。それは

関西食事会参加者の中に「ユダ」がいた

と考えるしかないでしょう。
大阪のあるディープなお店の貸し切りに参加したとき、その参加者の一人が店主にさかんに友里の情報を流していたと漏れ聞きました。
友里に良い思いをもっていないのでしょうが、限られた空間での限られた人たちだけの食事会、そのようなことをして楽しいのでしょうか。その方、「鮨 嘉瑞」とも結構親しいのかと思ってしまいます。
偶然にも、その人は東京在住の知人とも浅からぬ関係にあった人だと聞きまして、複雑な思いに至ったのであります。

とはいえ、友里は「鮨 嘉瑞」の店主に問いたい。

関係ない人を出禁にする前に、「訴訟する」とまで言ったことをいつ実行するんだ

人間、はいた言葉は飲み込めないのです。昨年7月下旬、ビールだけで友里を追い出したときはいた

訴訟する

といったブラフ。その提訴状をまつこと10ヶ月になるというのに、いっこうに届いておりません。

出禁を連発し、思わずカッとなって口に出したことを実行しない店主

このままでは関西のまともな客に顔向けできないのではないでしょうか。媚びへつらうだけの常連、ユダのような行動をとる常連ではなく、

大人げない言動をとる店主

を戒める真の常連がいないとしたら、それは店主にとって悲劇であると考えます。

「鮨 嘉瑞」の師匠格の「あら輝」でも出禁になっていない友里。「幸村」や「かどわき」とは「鮨 嘉瑞」と比較にならないほど揉めましたが、彼らは友里を出禁にしないどころか、他の客と同じように扱ってくれます。
「鮨 嘉瑞」店主は、幸村氏や門脇氏の器を見習うべきでありましょう。

 

最近訪問した店 実名短評編 2012-15

5/18のブログで「噛みつかれた」と取り上げたあるワインバー店主のブログ。ノンヴィンシャンパーニュの値付けでその店のワインに対する経営姿勢を判断すべきとの友里の主張に対し

今時 ノン・ヴィンテージ・シャンパンの値段でって…イタ過ぎる。

と書かれたことに対して反論したのですが、19日の店主ブログは

すわ全面戦争か

と思ってしまう挑戦的なタイトルでありました。

ノン・ヴィンテージでも高価なものもたくさんある時代ですけどね。

しかし肝心のブログでは応戦を封じたようでほとんど噛みつきはなし。これでは

羊頭狗肉

ではないか。ガッカリしました。

http://ameblo.jp/la-nuit-blanche/entry-11254888298.html

いくつか彼の過去ブログを読んでの判断ですが、なぜかサロン化した雰囲気の中、媚びへつらう客から「・・・・センセイ」と煽てられてしまった熱くなりやすい店主と読みました。いまでもこんな店、店主が存在するんですね。

昔からノンヴィンシャンパンでも高価なものはありました。クリュッグのグランキュヴェなどがそうですね。この10年では友里が嫌いなビオ系シャンパンが高騰していましたっけ。
拙著をまともに読んでいただければわかるのですが、私が言っている値付けを判断するべきノンヴィンはそんな高価なものではなく

モエ、クリコ、ランソンなどごく一般のノンヴィン

であります。高いノンヴィンを扱っている店が少ないのですから、そんなものを相手にしても意味ないじゃないですか。

彼のブログのコメント欄ではかなり厳しい書き込み(批判や挑発)が出ています。友里なら慣れきっておりますが、普段客の逆ヨイショというぬるま湯の中にいるだけに、このような書き込みに対し店主は真摯に対応することが出来るのか。
彼の器の大きさを見守りたいと思います。また

ちなみに シュークルートがビストロ料理の定番 とかぬかしてる辛口批評家がいますが シュークルートはブラッスリー料理の定番です。

と店主は断言しておりますが、この根拠は何なのか。
ブラッスリーがアルザス料理を出す店と判断し、シュークルートがアルザス唯一の料理だと思っているなら確かにその通りですが、

シュークルートは南仏やロワールにもその土地のものが存在している

のであります。南仏やロワール風のシュークルートもアルザス料理店(ブラッスリー)の定番と言うことなのでしょうか。 

さて本日の実名訪問にうつります。

トゥール・ダルジャン

パリの店ではなくニューオータニの店であります。ある雑誌の仕事で超久々に訪問しました。
まず予約で驚いたのはドレスコード。今どき

ネクタイ必須

の店が生き残っていたとは思いませんでした。日本広しとはいえネクタイ着用を強要する店はこの店の他は

交詢社食堂

くらいなものではないか。世は節電で大変だというのにクールビズに真っ向逆らうレストランであります。
そして当日のウエイティングでは更にダメ押しがありました。なんと

ビールを置いていない

慣れないネクタイして蒸し暑いのにこれはいかがなものか。
いくら粗利のあるグラスシャンパンを飲ませたいからといってもちょっとセコ過ぎないか。あのアピシウスでさえかなり前からビールを解禁しているんです。ネクタイ着用とビールなしという営業、友里の経験では

日本でここだけではないか

予想外に客が入っていましたが、ほとんどの客はコースのオーダーでありました。そして女性客の中には

バカでかいケリーはまだしも、トートバッグ(バケツ型)

のようなものを肩からかけている女性もおりました。
いくらネクタイ着用などドレスコードを締め付けても、こんな客の侵入を許すところは脇が甘いとしか思えません。

肝心の鴨料理は以前より良くなったカモ。(笑
2皿目のグリルは食べきれませんでしたが、一皿目は完食できました。
久々にワインリストを見て値付けの高さにビックリ。

ノンヴィンのクリコがなんと14,700円

でありました。仕入れ値から粗利を1万円以上抜いているのではないか。
件のワインバー店主にはぜひこのトゥール・ダルジャンへ行ってもらいたいものです。

 

 

店評価ブログを更新しています

直木賞作家で「金儲けの神様」と言われた邱永漢さんが16日、心不全で亡くなられました。今月はじめから彼が担当するコラムの更新が途絶えていることを知り、J.C.オカザワと心配していたのですが、それでも突然に近い訃報に友里は驚いたのであります。

http://www.9393.co.jp/

まだまだメジャーではありませんが飲食店業界から忌み嫌われるまでの知名度となった友里征耶、その育ての親の一人が邱さんでありました。

友里デビュー本「シェフ、板長を斬る」の発売前の見本を見た邱さんからコンタクトがあったのは2003年春。まったくの無名でありましたが、彼には何かピンとくるものがあったのでしょうか。
すぐさま「hiQサイト」でコラムを担当することが決まったのです。最後は色々とありましたが3年にわたってサイトで連載、Qサイト読者の方々の目に触れる機会を与えていただき今でも有り難く感謝しております。
週刊新潮で大きく取り上げていただきマスコミに知られるキッカケをつくっていただいた福田和也氏と同じく、友里征耶育ての親と考えます。

日本人にはない金銭感覚(損得を徹底的に追求)の持ち主で、大金持ちのイメージがありますが「お金」に対しては非常にシビア。自分にとってプラスになることを第一に考える人であり、商売においては見習う点も多かった。

心よりお悔やみ申し上げます。

さて店評価ブログに、「祇園ゆたか」の東京支店であるステーキの「銀座ゆたか」と、食べログ超高評価の和食「松川」をアップしております。
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