最近訪問した店 実名短評編 2012-16

先日超久しぶりに「丸ビル」を覗いてきました。「新」ではなく古い方の丸ビルです。
最上階にあるレストランフロア(高額店が多い)は面倒なので行かなかったのですが、比較高価な店が集まっている5階と6階を歩いてみて驚いたのは

いくつかの店が入れ替わっている

たとえば当初からこの再開発ビルへの出店に疑問を呈していた「ラビラント」。なんと

ブラッスリー&ワインカフェ BUZZ

に様変わりしていたのです。やはり四の橋のビストロが大手町で長く営業することは無理だったのか。ここで友里は

ブラッスリー

に注目したのであります。友里掲示板でシュークルートはビストロ料理ではなく、

アルザス料理を出す店という意味であるブラッスリーの料理だ

とアンチからしつこく突っ込まれたことを思い出したのであります。すぐさま提供している料理を確認したのは言うまでもありません。ところがこの店、HPにもありますが

パルマ風リーフサラダ
カスレ
なすのフリット バーニャカウダ
タラとジャガイモのブランダード

などアルザス未訪問の友里でも

これはアルザス料理ではない

と判断でいるものが多くあるのです。私はアンチに言いたい。パルマってフランスにあるのか。バーニャカウダはピエモンテ料理ではないのか。いつからラングドック圏がアルザスへ引っ越してきたのか。
友里になんとか一矢報いようと、必死でネット検索を繰り返すアンチの努力には頭が下がりますが、彼らはこの

自称ブラッスリー

には目を瞑るのか、問題視しないのか。日本だけではなく本場でもブラッスリーに厳格な定義などもうないと私は考えます。
また6階にあったと記憶している鉄板焼き屋、確か成功本まで出しておりましたが、「もつ屋」に変わってしまったのかどこにも見当たりませんでした。

さてその後、建て替えたパレスホテルに到着。本日の実名訪問店は修業先を席巻する勢いで膨張を続ける寿司屋のパレスホテル店

鮨 かねさか

であります。
パレスホテルはあまり使用したことがないのですが、昔からお年寄りに人気と聞いておりました。新オープンのパレスホテル、その日は大きなバンケットがあったのか

高そうな和服女性やタキシード男性(年配が多い)

を多く見かけました。高そうな和服を着た有名歌舞伎役者も目撃してしまった。
まずは店へ行く前にと1階ロビー近くのレストルームを探索。一見豪華な雰囲気なのですが、中に入ると結構狭いんですね。しかも最悪なのは

男性小用が狭い真四角のスペースに4つ配置されていて、背中合わせで連れション

となるのです。これでは小用中に後ろの便器を使う人と背中などが接触してしまうではありませんか。尾籠な話になりますが、小用最中の接触は

床を汚す

ことになるかもしれません。特に客層にお年寄りが多いのですから、ただでさえ床の汚れは多いはず。レストルームのスペースをケチっているのでしょうが、シネコンや家電量販店でも

こんなせこい小用便器の配置をみたことがない

だけに、友里は驚いたのであります。
さて肝心の「鮨かねさか」、ホテル内だからか普通の鮨屋には絶対にいない

ダークスーツの黒服スタッフ

が一人いました。この余分な経費が請求額に乗ってくるのは想像するに難くない。でもツマミや握りを一通り食べ終えての感想は

生姜、煮きりなど味付けは甘めだが悪くはなかった

でありました。私はそう感じませんでしたが、同伴者は酢飯も甘めだったとのこと。膨張する「かねさかグループ」でありますが、各店舗によって味付けは異なるようです。
支払額は他のグループ店と大差ないと思います。

店評価ブログを更新しています

佐藤尚之さん(さとなお氏)がぞっこんのソーシャルネットワークの雄、フェイスブックが大変なことになっているようです。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120524/t10015349551000.html

株価はいぜんとして公開価格を大きく下回っているようです。業績見通し(下方修正)を隠匿したと、新規公開の引き受けをしたモルガンや映画の主人公にまでなったCEOまで集団訴訟される勢いであります。
まあ、GMが寸前で

フェイスブック広告は消費者に与える影響が小さい

との判断で広告出稿をやめる方針を打ち出しましたから当然の結果かもしれません。濡れ手の泡で一儲けを考えていた純粋な投資家、儲かったときは証券会社やCEOに儲けの一部を還元しないのに

損したときだけ補填しろ

はいかにもアメリカ人的なたかり体質ではないか。
アメリカ系の証券会社(金融業界)に公平さを期待すること自体、ここ数年のリーマンショックあとのアメリカ金融界の自分勝手さを見ていれば予想できたこと。友里、規模は比較になりませんがこの手の投資で大損した経験から彼らの損失は

単なる自己責任

であると考えます。金融工学だかなんだか知りませんが、デリヴァティヴ(よくわかりませんけど)どころか友里は

空売りや先物取引

さえもまったく必要がないと考えます。(本音はこれで大損したので)
現物取引だけで充分、そうすることによって己の金儲けだけを考えている

証券会社(特に外資系)を駆逐できる

と思うのですがいかがでしょうか。

さて店評価ブログに、銀座の牛肉料理店「加藤牛肉店」と2000円餃子で有名な麻布十番「登龍」をアップしております。
お立ち寄りください。

 

エスカレーターのリプレースになんで4ヶ月もかかるんだ!

昨日のブログ、久々に友里掲示板では何人の方からか賛同のご意見をいただきました。こんなこと、本職のレストラン評論ではあり得ないこと。ここは職種変えといいますか

サラリーマン社長批評家

に転職するのもよいかもしれません。日本、いや世界広といえ、「雇われシャチョー」を対象にする批評家なんてまだ存在していないと思いますので。

個人保証をしないだけではなく何のリスクもとらないのに、権限(見返り)だけは半端でない大企業の雇われシャチョーたち。大企業に限りませんが、株式会社の取締役(代表も)たちは、

株主総会から会社経営を委託されただけ

その会社の所有者でなく本当に単なる雇われなんですね。一株もその会社の株式を所有していなくてもシャチョーになれるわけです。
ところが三日やったらやめられない職業の1つである社長業、己が会社の所有者のごとく勘違いしてしまうのは歴史が証明しております。今年になって

さよなら!僕らのソニー(文春新書)

を読んだのですが、創業家以降の雇われシャチョーたちの無能さ、傲慢さ、報酬もらい逃げさ、がよく書かれておりました。ここまでソニーブランドを凋落させても彼らは何の責任もとっておりません。それどころか、出井伸之氏なんか

世界最悪の経営者

なんて揶揄されながら、退任後も次々と会社の代表や取締役(社外取締役も含む。たとえば最近話題の吉本興業など)に就任しているではありませんか。ストリンガーの方が最悪だと個人的に思っておりますが

世界最悪な経営者が堂々と雇われ経営者としてやっていける

のですから「雇われ役員」の仕事なんて楽なものであります。

さて本日のお題、都営三田線の内幸町駅のエスカレーターのことであります。
かなり長い階段なのですが、その1つのエスカレーターが4月に突然リプレースと称して使用不可となりました。
まあ、老朽化したのなら仕方ないと思って工事期間を見たら、

なんと完成は8月

友里、椅子から転げ落ちそうに(立っておりましたが)なったのであります。こんなエスカレーターの撤去、設置工事に4ヶ月もかかったら、今話題のスカイツリーなんて

100年かかっても完成しない

ではありませんか。
思えば公共工事で考えられない長期間を設定している工事が多いのではないでしょうか。
友里がいの一番に思い出すのが、麻布十番近くの「二の橋」架け替え工事であります。
わずか10メートル前後の橋を架け替えるのに、記憶では2年間ほど通行禁止にしていましたっけ。軍隊の機甲師団を見てみてください。何十トンあるかわからない重量戦車が通れる橋を

わずか数日で完成させる

と聞いたことがあります。テンポラリーな橋だといっても巷のトラックや乗用車とは重さが桁違いのはず。わずか10メーターの橋掛け替えに2年もかかっていたら、

戦車が通る橋なんて10年かかってしまって戦に負けてしまう

ではありませんか。その他霞ヶ関近辺の共同溝工事なんて

何十年かかるのか

と思うほどチンタラやっております。
これらの自称長期間工事、近寄ってよ~く見てみてください。重機がアリバイで置いてあるかもしれませんが

工事従事者が見当たらない実質開店休業状態

が多いのではないでしょうか。ではなぜこんな無駄なことが放置されているのか。工事しないなら工事しているフリをするなと普通の人は思いますよね。
工事の見積もり(受注金額も)は

人工数

で決まります。重機や足場などの費用も計上されますが、主体は人件費です。
しかしこの見積もりの人工数と、実際その工事に関わった従業者の数は大きく異なることが多いのです。どちらが多いかおわかりですね。

見積もりの人工数の方が多い

のは当たり前です。そうしないと工事会社が損をしてしまいます。発注者側も、自分のポケットマネーではありませんから(民・官問わず)、実人工を数えるなんて面倒なことはしないのであります。
ではその見積もり人工数はどうやって説得力(水増し)を持たせるのか。あくまで友里の推測ですが

工事期間

ではないか。長い工事期間で了解をもらえば、人工数も膨らますことができるというものです。
ゼネコンはじめ工事会社が儲かれば世の景気がよくなるという考えもあるでしょうが、赤字だ、歳入不足だ、と増税を狙っている政府に財務省。

税と社会保障の一体改革の前にするべきことは山とある

と友里は考えます。