先日超久しぶりに「丸ビル」を覗いてきました。「新」ではなく古い方の丸ビルです。
最上階にあるレストランフロア(高額店が多い)は面倒なので行かなかったのですが、比較高価な店が集まっている5階と6階を歩いてみて驚いたのは
いくつかの店が入れ替わっている
たとえば当初からこの再開発ビルへの出店に疑問を呈していた「ラビラント」。なんと
ブラッスリー&ワインカフェ BUZZ
に様変わりしていたのです。やはり四の橋のビストロが大手町で長く営業することは無理だったのか。ここで友里は
ブラッスリー
に注目したのであります。友里掲示板でシュークルートはビストロ料理ではなく、
アルザス料理を出す店という意味であるブラッスリーの料理だ
とアンチからしつこく突っ込まれたことを思い出したのであります。すぐさま提供している料理を確認したのは言うまでもありません。ところがこの店、HPにもありますが
パルマ風リーフサラダ
カスレ
なすのフリット バーニャカウダ
タラとジャガイモのブランダード
などアルザス未訪問の友里でも
これはアルザス料理ではない
と判断でいるものが多くあるのです。私はアンチに言いたい。パルマってフランスにあるのか。バーニャカウダはピエモンテ料理ではないのか。いつからラングドック圏がアルザスへ引っ越してきたのか。
友里になんとか一矢報いようと、必死でネット検索を繰り返すアンチの努力には頭が下がりますが、彼らはこの
自称ブラッスリー
には目を瞑るのか、問題視しないのか。日本だけではなく本場でもブラッスリーに厳格な定義などもうないと私は考えます。
また6階にあったと記憶している鉄板焼き屋、確か成功本まで出しておりましたが、「もつ屋」に変わってしまったのかどこにも見当たりませんでした。
さてその後、建て替えたパレスホテルに到着。本日の実名訪問店は修業先を席巻する勢いで膨張を続ける寿司屋のパレスホテル店
鮨 かねさか
であります。
パレスホテルはあまり使用したことがないのですが、昔からお年寄りに人気と聞いておりました。新オープンのパレスホテル、その日は大きなバンケットがあったのか
高そうな和服女性やタキシード男性(年配が多い)
を多く見かけました。高そうな和服を着た有名歌舞伎役者も目撃してしまった。
まずは店へ行く前にと1階ロビー近くのレストルームを探索。一見豪華な雰囲気なのですが、中に入ると結構狭いんですね。しかも最悪なのは
男性小用が狭い真四角のスペースに4つ配置されていて、背中合わせで連れション
となるのです。これでは小用中に後ろの便器を使う人と背中などが接触してしまうではありませんか。尾籠な話になりますが、小用最中の接触は
床を汚す
ことになるかもしれません。特に客層にお年寄りが多いのですから、ただでさえ床の汚れは多いはず。レストルームのスペースをケチっているのでしょうが、シネコンや家電量販店でも
こんなせこい小用便器の配置をみたことがない
だけに、友里は驚いたのであります。
さて肝心の「鮨かねさか」、ホテル内だからか普通の鮨屋には絶対にいない
ダークスーツの黒服スタッフ
が一人いました。この余分な経費が請求額に乗ってくるのは想像するに難くない。でもツマミや握りを一通り食べ終えての感想は
生姜、煮きりなど味付けは甘めだが悪くはなかった
でありました。私はそう感じませんでしたが、同伴者は酢飯も甘めだったとのこと。膨張する「かねさかグループ」でありますが、各店舗によって味付けは異なるようです。
支払額は他のグループ店と大差ないと思います。