本日から日刊ゲンダイのコラム「行っていい店、わるい店」が再開です

竹島の領土問題(政府は実質支配されているのにまだ問題はないと言っているのか)の影響か、新大久保の韓国料理店の集客が芳しくないとのTV報道がありました。韓国大統領の度重なる非礼に怒った日本人客が訪問を控えたのでしょう、映像では閑古鳥一色の店もありました。
しかしその客が入っていない店、今までから

日本人客だけで成り立っていたのか

と友里はあらためて思ったのであります。韓国料理のメッカと言われていた新大久保には日本人しか群がらなかったのか。
世に韓国料理店や焼き肉店は数多くありますが、本場関連の人が行く店はどこの店なのでしょうか。

なんとなく韓国料理店へは行きにくい雰囲気の中、先日友里がある「サムギョップサル専門店」を訪問したと思ってください。
知人から「なかなか美味しい」と教えられていた店でありまして、当然頼んだのはサムギョップサル主体でありました。
まずキムチ(頼んだのは盛り合わせ)を食べてすぐ感じたのが

かなり甘いじゃないか

そしてサムギョップサルが登場したのですが、葉っぱに包む

ネギサラダやコチュジャンもあま~い

のであります。今まで何回か、自称を含めてサムギョップサルなるものを食べておりますが、第一印象に甘さを感じるものは経験していませんでした。

以前、北系の方に連れて行ってもらった店で、本場に近い味だと言われたキムチも砂糖が多かったのかかなり甘かった。
それを思い出しまして、友里

もしかしたらこの味が本場の味付けなのか

と思ったのであります。本場に行ったことがない友里でありますが、本日のイントロの結論は

本場の韓国料理の味付けは甘いのではないか

でありました。

さてここからが宣伝、もとい、本日のお題であります。
5月末で休載していた日刊ゲンダイのコラム

友里征耶の行っていい店、わるい店

が本日より再開となります。
今まで通り、掲載日は月曜と水曜の週2日。
最後に景気づけというのでしょうか、普段はやらない本日の掲載店を発表させていただきます。以前のブログでちょっと触れた、あの週休2日制と従業員全員厚生年金加入を全面に出した新橋のフレンチ

ラ・フィネス

であります。
皆様にはぜひお買い上げの上、お読みいただきたいと思います。
(ちなみに水曜日は、立ち飲み系の店であります。)

 

 

 

 

 

最近訪問した店 実名短評編 2012-30

久々に露出してきてやっと思い出しました、山崎拓氏。落選(1回目は相手の学歴詐称で復活)を繰り返していたのでとっくに引退していたのかと思っておりましたが、まだまだ政治の世界にへばりついていたようです。

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/news/20120902-OYT1T00171.htm?from=main3

なんと次期衆院選に、選挙区から出馬するというのですから驚きました。
ゾンビのような生命力だといってしまえばそれまでですが、彼の出馬で自民党への票が逃げるのは間違いない。
サメといわれた森さんも引退するのですから、ここは利益誘導の象徴のように世間から思われている

古賀さんや二階さんなど守旧派の引退

が、自民党政権奪回の一番の道だと思うのですが、いかがでしょうか。でも彼らは国、いや己の所属党のことさえ考えない、自己中心主義でありますから、次期衆院選にもノコノコと出馬してくるのでありましょう。

さて本日の実名訪問店は、文京区の千石にある

グリルK

であります。
最初に訪問したのは初夏の頃でありましょうか。
店オープンの18時前に着いてしまったので、店前にある看板にまずは注目しました。

グリルK メニュー1

 

グリルK メニュー2

 

場所柄としては結構高いステーキもあるのに驚いたのです。しかし、当時ドアに張られていた以下の張り紙(今はありません)に更に驚いたのであります。

グリルK 張り紙

場所柄家族連れも多いのではないでしょうか。確かに席数が少ないですから、食べない(お金を落とさない)人が席を占有するのは店としては有り難くない。
しかし子供を抱きかかえていてもNGということは、どのようなトラブルがあったのでしょうか。

肝心の料理でありますが、何回か訪問した結果

近所にあったら充分リピート可

であると考えます。
特に2000円台であるハンバーグやリブロースは、店特性のソースとの相性も良く、CP的にも充分ではないでしょうか。
客の大半がハンバーグを頼んでいることからも、そのことがわかります。

ただし、宮崎牛など5000円超のものになるとどうでしょうか。国産牛のリブロースの倍以上の美味しさを感じられなかったのであります。
前菜の位置づけのチョリソーや和牛タタキも味濃いですがビールやワインが進みます。
客の大半は酒類を飲んでいないのが気になりますが、近所にあったらリピートしたい店でありました。

 

 

 

ポケットマネーでポンと160万円の腕時計

今朝のTVでやっていたナポリタン特集。新橋駅近辺がナポリタンの激戦区とは知りませんでした。
と言いますか、ナポリタン専門店が存在するなどナポリタンが注目を浴びていると友里、まったく知らなかったのであります。
そのナポリタン専門店とは

スパゲッティのパンチョ

だとか。この5月に激戦区・新橋にも出店したチェーン店のようです。

http://shinbashi.keizai.biz/headline/1230/

新橋近辺に出入りして30年近く経つ友里でありますが、ナポリタンの激戦区であることどころか

新橋経済新聞

なるものがあること自体も知りませんでした。
TVに出演していたパンチョのオーナーは、「茹でて一日寝かせた麺はアルデンテですか」との問いかけに

ナイデンテです

とオヤジギャグを飛ばしておりました。腰がない、フニャフニャの麺がナポリタンの定番だそうです。

さて本日のお題は、日本体操協会の会長が金メダルをとった内村選手に

ポケットマネー160万円でスイス製高級時計

を贈るという記事についてであります。

http://www.yomiuri.co.jp/sports/news/20120831-OYT1T01284.htm?from=main7

協会からの報奨金210万円に加えての高級時計贈呈。しかし齢20代半ばの内村選手に、この手の時計が必要なのでしょうか。
なぜか両手に腕時計とその奇抜な嗜好で注目されたサッカーの本田選手。彼がしている時計も海外製のようですが、数十万円とそれほどの高額ではないそうです。

160万円のスイス高級時計とはどのメーカーでどんなものなのか。価格から考えると高級時計としては中途半端な位置づけではないか。
メーカーによってはステンレスと無垢のどちらかわからない価格帯であります。

いやムーブメントも果たして機械式なのかどうか。フランクはじめメーカーによっては、原価が安いクオーツ製でも高価格にしているところがありますので。(機械式でも原価はかなり安いのではないか)
まさか中国人が大好きな

ロレックス

でないことを祈るばかりであります。

さて最後に、今回の報奨金&スイス製高級時計の贈呈についての友里的疑問を挙げておきます。

高級時計の原資は、本当に二木英徳会長のポケットマネーなのか
内村選手は報奨金に関して確定申告をするのか
高級時計160万円は贈与税の対象となるのではないか

イオンの名誉相談役(元ジャスコ社長)の二木英徳氏。今でもイオンからそれなりの報酬が出ていると思いますが、本当にポケットマネーだとしましたら、彼の可処分所得からの支払いとなります。
高額所得者と想定するとかなりの税率(所得税&地方税)となりますから、160万円に相当する彼の収入額は

300万円前後

ではないでしょうか。送り先は「彼女」ではないのですから、真のポケットマネーであるとしたら、かなりの太っ腹であると考えます。

しかしこんなポケットマネー(本当だとして)の前例を作ってしまって良いのでしょうか。
ロンドンで金メダルを取ったのは内村選手だけではありません。
ボクシングの村田選手や女子プロ、もとい、女子レスリングに女子柔道なども金メダルもとっています。
彼らが所属する協会会長が、160万円前後の高級時計を自称ポケットマネーで贈呈しなければ

ボクシング協会やレスリング協会の会長はケチ

とうレッテルを貼られてしまうことになります。
本当にポケットマネーからの供出だとしても、己の自己顕示欲を満たすため

他協会の会長に恥をかかせる

ことになるのではないかと友里は考えるのであります。