ポケットマネーでポンと160万円の腕時計

今朝のTVでやっていたナポリタン特集。新橋駅近辺がナポリタンの激戦区とは知りませんでした。
と言いますか、ナポリタン専門店が存在するなどナポリタンが注目を浴びていると友里、まったく知らなかったのであります。
そのナポリタン専門店とは

スパゲッティのパンチョ

だとか。この5月に激戦区・新橋にも出店したチェーン店のようです。

http://shinbashi.keizai.biz/headline/1230/

新橋近辺に出入りして30年近く経つ友里でありますが、ナポリタンの激戦区であることどころか

新橋経済新聞

なるものがあること自体も知りませんでした。
TVに出演していたパンチョのオーナーは、「茹でて一日寝かせた麺はアルデンテですか」との問いかけに

ナイデンテです

とオヤジギャグを飛ばしておりました。腰がない、フニャフニャの麺がナポリタンの定番だそうです。

さて本日のお題は、日本体操協会の会長が金メダルをとった内村選手に

ポケットマネー160万円でスイス製高級時計

を贈るという記事についてであります。

http://www.yomiuri.co.jp/sports/news/20120831-OYT1T01284.htm?from=main7

協会からの報奨金210万円に加えての高級時計贈呈。しかし齢20代半ばの内村選手に、この手の時計が必要なのでしょうか。
なぜか両手に腕時計とその奇抜な嗜好で注目されたサッカーの本田選手。彼がしている時計も海外製のようですが、数十万円とそれほどの高額ではないそうです。

160万円のスイス高級時計とはどのメーカーでどんなものなのか。価格から考えると高級時計としては中途半端な位置づけではないか。
メーカーによってはステンレスと無垢のどちらかわからない価格帯であります。

いやムーブメントも果たして機械式なのかどうか。フランクはじめメーカーによっては、原価が安いクオーツ製でも高価格にしているところがありますので。(機械式でも原価はかなり安いのではないか)
まさか中国人が大好きな

ロレックス

でないことを祈るばかりであります。

さて最後に、今回の報奨金&スイス製高級時計の贈呈についての友里的疑問を挙げておきます。

高級時計の原資は、本当に二木英徳会長のポケットマネーなのか
内村選手は報奨金に関して確定申告をするのか
高級時計160万円は贈与税の対象となるのではないか

イオンの名誉相談役(元ジャスコ社長)の二木英徳氏。今でもイオンからそれなりの報酬が出ていると思いますが、本当にポケットマネーだとしましたら、彼の可処分所得からの支払いとなります。
高額所得者と想定するとかなりの税率(所得税&地方税)となりますから、160万円に相当する彼の収入額は

300万円前後

ではないでしょうか。送り先は「彼女」ではないのですから、真のポケットマネーであるとしたら、かなりの太っ腹であると考えます。

しかしこんなポケットマネー(本当だとして)の前例を作ってしまって良いのでしょうか。
ロンドンで金メダルを取ったのは内村選手だけではありません。
ボクシングの村田選手や女子プロ、もとい、女子レスリングに女子柔道なども金メダルもとっています。
彼らが所属する協会会長が、160万円前後の高級時計を自称ポケットマネーで贈呈しなければ

ボクシング協会やレスリング協会の会長はケチ

とうレッテルを貼られてしまうことになります。
本当にポケットマネーからの供出だとしても、己の自己顕示欲を満たすため

他協会の会長に恥をかかせる

ことになるのではないかと友里は考えるのであります。