友里ツイッター(https://twitter.com/TomosatoYuya)をはじめたおかげで、狙い通り友里掲示板の埋没化に成功。
そしてツイッターからは色々と有効な情報をいただけるようになりまして、慢性ネタ不足だった友里として大変有り難く思っております。
昨日はワインの神様(ワイン業界のタカリ屋?)・パーカーJrに関して、ツイッター上での意見交換がありました。
主としてパーカーのテイスティングスタイル(飲み込まず都度吐き出す:通常のテイスティングスタイルですけど)についての是非に関する激論でありましたが、飲み込まず吐き出すだけでなぜパーカーはワインの美味い不味い含めた評論をするのかとの結論として
パーカーは下戸で酒に弱いから吐き出すしかないのだろう
との結論で意見交換を終えました。(冗談ですよ)
友里と違って評論(ワインですね)で金儲けをしようとしているわけですからなるべくコストはかけたくない。
評価対象のワインをタダで提供してもらい、数多い評価を乱発する為にチョイ口に含むだけで評価の回転を上げる
のは当たり前の営業行為であります。
いちいち購入して飲んで評価していたら、商売にならないのであります。友里と同じく大赤字になってしまいますので。
しかしこの評価スタイル、羨ましいというか友里が
一日に10軒も20軒もレストランをまわり、タダで造ってもらった料理を一口含んで吐き出しただけで評価
したとして、世間は受け入れてくれるでしょうか。
ほんと、ワイン評論は楽にお金儲けが出来る商売であると考えます。
さてその意見交換が終わった頃、友里にとって非常に美味しいネタの提供があったのです。
木に登らされて、梯子をおろされたナニワのシェフがこのような本まで出すようになりました。奢りは9合目でやってきますね(>_<) 「三つ星レストランの作り方」 小学館
とのツイート。
早速添付されたサイトを覗いて、友里嬉しくて椅子から飛び上がってしまったのであります。
http://www.shogakukan.co.jp/books/detail/_isbn_9784093882118
この本のタイトルと副題(アマゾンから拝借)は
三つ星レストランの作り方: 史上最速でミシュラン三つ星を獲得した天才シェフの物語
小学館さん、完全な勇み足というか目論見違いでありまして、この本の主役である自称天才の大阪レストラン「HAJIME」は
つい先月、見事に「二つ星」の降格したばかり
なんともバツが悪いというか、いや絶好のタイミングでの発売となってしまったのであります。
二つ星に降格したばかりなのに
三つ星レストランの作り方
なんてブラックジョーク以外の何ものでもありません。この本の企画をしてしまった編集者の社内立場、かなり厳しいのではないでしょうか。
アマゾンを見る限り予約があまり入っていないようでランキングは
10万位超え
タイトルと現実が食い違っているのですから売れる可能性は少ないですね。
そこで友里が小学館に提案するのが本日のブログのタイトルへの変更であります。
二つ星降格レストランの作り方:希に見る短期間でミシュラン二つ星に降格した普通のシェフの物語
物語とノンフィクション風を装っているのですから、タイトルや副題は実態を表していなければなりません。
しかし小学館の編集者、二つ星降格を予想できなかったとはいえ
理科系天才料理人・米田肇
は煽りすぎではないか。
今や大学出(理工系も含む)の料理人も珍しくないだけに近畿大学理工学部電子工学科卒を全面に出すのはちょっと恥ずかしいのではないか。
いや友里
近大卒業者で天才がいたとは知らなかった
と書いたら、また関西在住の方に張り倒されるでしょうか。
またこの編集者は
米田肇という人物の面白さ、現在、世界の最先端を行く料理の奥深さ、世界の料理界においてミシュランガイドの果たした歴史的役割など、楽しくてためになる内容満載の「読む三つ星レストラン」。たっぷりとお召し上がりください。
と述べております。
確かに取り巻きや純粋無垢な関西客に煽てられて木に登ってしまった米田シェフ。
2つ星降格で、一時期HP上でミシュランに対して恨み辛みを展開するなど
その人物の面白さ
を見せてくれました。また、このような勘違い料理人の店を
希に見る短期間で2つ星に降格したミシュラン
は小学館編集者が言うとおり
歴史的な役割を果たした
と書いたら、もう永久に友里には小学館から仕事のオファーは来なくなることでありましょう。(実は今まで一回もない)
米田肇の波瀾万丈の半生とありますが、未だ齢40前後で半生を語るとは笑止千万。3つ星になったまでが波瀾万丈の半生ではなく
2つ星降格の今後から波瀾万丈の人生がはじまる
と断言したら、米田氏を支えていた関西人に反発され、友里は「鮨嘉瑞」、「しみづ」に続いて
関西自体に出禁
となるかもしれません。