なんと為替で円が1ドル98円を超えてしまったようです。100円になると聞いた昨年末には信じられなかったことが現実に起ころうとしているのですから驚きであります。
その割に保有している株の値上がりが少ない友里。巷は機械式複雑時計など高額品が売れまくっていると聞きますが、アベノミクスの恩恵を自分は果たして受けることが出来るのか、心配になってきました。
さてJ.C.オカザワと同じく、自意識過剰で面白みがまったくなくなってしまった「さとなお」さん。
どこへ出しても恥ずかしくない正真正銘のナルちゃん(しかも自己顕示欲強すぎ)ですからその言動にいちいち腹を立てても仕方がないと、最近はブログを読んでおりませんでした。
ところが読者から、
こんなアフォなことをほざいてまっせ!
とのメールを頂きましたので久々に閲覧し、当然ながら呆れてしまいました。まずはその宣伝業界人としての自意識過剰なブログをご覧ください。
http://www.satonao.com/archives/2013/03/post_3511.html
簡単に言い表しますと
シャープやパナソニック、ソニーの凋落を広告人・広告会社(ただの宣伝マン、宣伝会社だろ)として謙虚に受け止めよう
このお方、宣伝業を
企業と生活者のしっかりした関係を築く
「本当のファン」を作る
と本当に心の底から思い込んでいるのか。
単なる面白キャッチやコピー、犬を父親にする奇抜な企画などで
アフォな読者や視聴者を釣って売り上げ伸ばすだけ
の仕事ではないか。
まともな関係を構築するだけなら
コピーライターや北海道犬なんて必要ない
ではないか。
確か「さとなお」さんの元勤務先である電通が関与しているはずのソフトバンク客釣り宣伝。
最近も通信の繋がり具合が一番だということを、北海道犬だけではなく香川選手やゴールデンボンバーまで担ぎ出して
おちゃらけで宣伝
しています。
真に生活者と企業のまともな関係を築きたいなら
おちゃらけをなくして、データだけのプレゼン
で充分のはず。
企業同士のまともな取引を前提としてのプレゼンで、パワーポイントから
犬やボンバーの登場を見せられて契約を決断する企業があるのか
「さとなお」さんの頭には、世間一般常識での「まともさ」の概念がないようです。
広告人ではなく宣伝人、広告会社ではなく宣伝会社と彼ら「宣伝」に従事する人は謙虚に自覚した方が良いと考えるのであります。
だいたい、ソニーの凋落はそれを率いた
出井氏やストリンガーが無能で判断を誤った
から。いや友里は、ソニーの凋落は大賀氏の時から始まったと思っております。
シャープやパナソニックの凋落も
経営陣が大きく判断を誤った
からであります。
サラリーマン社長の経営は結果責任のはず。
風が吹く、タイミングがたまたま良かった、真の功労者は別にいる、という場合で、社長は誰でも(サルでも)よかった状況でも、売り上げや利益が大きく増大すれば当時のシャチョーが名経営者、中興の祖に祭り上げられるのは、古くは
アサヒスーパードライ
が証明しております。
昔飲み屋でアサヒの中堅社員から聞いた話なのですが、銀行から来た樋口さん(社長就任前)、最初はドライの発売に反対したとか。その反対を押し切って発売して大成功した途端、自分が推し進めたという伝説を造ってしまったとのことでした。
友里は声を大にしてナルちゃんが多い宣伝業界に言いたい。
経営者がアフォな会社と生活者の関係を無理に築くな
と。
普通なら売れない、売れにくい商品を目くらましの煽りによって売れるようにするから
宣伝業が成り立っている
のであります。
マスコミ露出をしない連日連夜満席の飲食店が存在するように
黙っていても客が来る店(売れる商品がある会社)がわざわざ高い宣伝費を払うはずがない
のは常識。
新製品を出す場合には、宣伝会社の持つ告知力が必要な場合もありますが、それでも
データ紹介だけで、奇抜な企画は必要ない
はず。現在の主要な宣伝業、要は
アフォな生活者の目をくらませて他社製品と差別化できない商品を買わせる
だけのこと。
煽りだけの己の職業を神聖化したい気持ちはわかりますが、しょせん煽り宣伝業であるということを自覚していただきたい。「さとなお」さんにはもっと
肩の力をぬいてもらいたい
と友里は考えます。