最近次々と問題になっている食材偽装、TVのコメンテーターやお偉い人たちは
実直と言われた日本人のイメージを損なう
とか言っておりますが、本当に日本人は真面目で偽装をしない正直者ばかりだったのでしょうか。
昔関西の企業に勤めていた人から
わからないよう誤魔化さなければ儲からない
と聞いたことがあります。
偽装やインチキは最近だけのことなのか。あくまで聞いただけの話ですが、戦後の日本の復興に大きく影響した朝鮮動乱の時、日本のメーカーは
鉛筆の両端だけしか芯を入れないで輸出
缶詰に石をいれて輸出
などをしていたという、冗談のような噂を聞いたことがあります。
高速道路だったか、鉄筋コンクリート建造物に使う砂を
海砂
にしてしまって鉄筋の腐食を増進したゼネコンもありました。昔の話であります。
例の「耐震偽装」もかなりのインパクトがありましたっけ。
食材偽装は飲食業界の伝統芸だと友里はTV取材などで言ってきましたが、
偽装自体が日本の伝統芸、いや人類の伝統芸
といっても過言ではないと考えます。
己の利権や儲けのために手段を選ばないのは日本やアメリカだけではなく
人類の専売特許
性悪説を信じる友里は、この手の偽装、永遠に存在し続けると考えます。
さて本日の実名店は、ロオジエのオープニングパーティーの後に立ち寄った「レカン」であります。
同じ銀座のグランメゾン、そして地下に位置するフレンチでありますが、
新生ロオジエとはかな~り見劣りする内装
に、入店直後はテンションが下がったのですが、料理が出てきてからは盛り上がりを見せたのであります。
ソースタップリで美味しい
これはリードヴォーとセップのフリカッセ。
前菜はもう一品。牡蠣です。
メインは鹿料理。
まだ未訪でありますが、新生ロオジエとは対極に位置する盛り付け&調理法ではないでしょうか。
特にこの鴨料理。
ソースに鴨肉が溺れている感じですが、こんな皿を見たら
カンテサンスの岸田シェフは椅子から転げ落ちる
のではないでしょうか。
同伴者が頼んだ今では珍しいクレープシュゼット。
非常に濃厚でありました。
友里ツイッターや掲示板での情報によりますと新生ロオジエは
アラカルトを頼む客ばかり
だとか。
客単価が2万円を超える高級店はやはりアラカルトの用意が必須であるとメディカルスキャニング(エスキスの経営会社)にアドヴァイスして、本日の〆とさせていただきます。