「店評価ブログ」を更新しました

3/10発売の「堕落のグルメ」(角川SSC新書)の見本が出来上がってきました。

 

 

 

 

著者としてもらった10冊、身内や食べ仲間に配る数にはまったく足りないので、友里も紀伊國屋書店で購入しなければなりません。
宣伝のため、「堕落のグルメ」の章構成をお知らせします。

 

第1章 店主はいつも性悪だ!
第2章 脳天気国民に巻き起こった「偽装騒動」の顛末
第3章 飲食店のわがまま慣習を法に問う
第4章 飲食店の“不都合な真実”に対する店主の本音
第5章 好待遇を求める一見客やスレた常連客の弊害
第6章 グルメ界をぶち壊す“関西業界”

 

自信過剰との批判を受けるかもしれませんが友里、重版に備えて刷り上がった拙著を読み直しているのですが(重版の完成度を上げるため)、自分でいうのもなんですが

何度読み直してもかな~り面白い

3/10(月)をお待ちください。

 

さて「店評価ブログ」に、銀座の高額居酒屋の位置付けの「そうかわ」と、予約がしやすい銀座の鮨屋「すし家 一柳」をアップしております。
お立ち寄りください。

http://tomosato.net/weblog2/?m=20140301

 

 

三井物産にはコンプライアンスの概念がないのか

まずは宣伝です。
「堕落のグルメ」(角川SSC新書)の見本が本日刷り上がる予定であります。
友里も著者として10冊ほど貰えますので身近な人に配りきりまして、3/10からはせっせと紀伊國屋書店で自己買いしてランキングを上げるように頑張るつもりであります。

http://p.tl/EzYr

まだ決定はしておりませんが、「堕落のグルメ」(角川SSC新書)の紹介を兼ねてのラジオ主演のオファーもいただきました。

目指せ5万部、いや10万部!

ベストセラーで豪マン&フェラ~リと、狸の皮を数えはじめた友里であります。

 

さて本日も本職の飲食とは掛け離れた話なのですが、国会はじめ大マスコミでは肝心の問題点がほとんど論じられていないので敢えて問題提起させていただきます。

まずは傲岸不遜が服着ているとしか見えないNHK会長、籾井勝人氏の

(辞表を取り付けることは)一般社会ではよくある

という暴論に関する記事をご覧ください。

http://archive.is/RZ10d

NHKの理事というのは一般会社でいえば取締役に値するものではないか。会長は代表取締役でありましょう。
会長(協会トップ)を任命する経営委員会は一般会社に当てはまるものを思いつきませんが、取締役を選ぶ株主総会のような位置付けでありましょうか。
問題は

会長個人が理事の殺生与奪の権利を持つ

ということ。換言すれば

代表取締役が他の取締役の辞表を無条件で取りつける

ことでありまして、これは取締役の義務の1つ

他の取締役(勿論代表取締役も含む)に対する監視義務

という精神に違反するのであります。(厳密には旧商法から現在の会社法にかわり、善管注意義務のほか忠実義務の解釈も出てきますが)

日時が白紙の辞表を提出してしまっては、刃向かう(問題点を指摘するなど監視する)とクビにされると思いますから、監視なんてまともにやれないではないか。
本来代表取締役をも監視するべき取締役の殺生与奪権利を持つということは

他の取締役は代表取締役を監視できない

という、会社法や一般常識に完全に刃向かう行為となるわけです。

籾井氏はこのような事が一般社会でもよくあることと言っております。彼の人生の大半は三井物産でありますから、その発言から普通に考えると

三井物産では取締役の辞表を代表取締役が取り付けるのは日常茶飯事

ということでしょうか。
天下の三井物産が

会社法というか、株式会社の精神に真っ向反する行為を日夜せっせと行っている

としたら大きな問題であると友里は考えるのです。

あの東芝元社長の西室さんも

一般社会で常識的に行なわれているとは思っていません。昔の遺産としてそういうものがあるか調べ直す必要もないぐらい常識的にそんなことを経営陣に求めたことはないし、求めるつもりもありません

と言っていますから、そう一般によくあることではない?

また普段は緩い発言をしていると思っていたのですが、テレ朝「グッド!モーニング」の木曜コメンテーターの一人、田中早苗弁護士は

三井物産はコンプライアンス違反の疑いがある。東証に問合せするべき(要約)

と予想外な辛口コメントを発しておりまして、友里ははじめて感心したのであります。

しかしこれに続く大マスコミのコンプライアンス違反の指摘が見当たりません。
これはなぜなのか。それは、大マスコミも、大なり小なり代表取締役が他の取締役の殺生与奪を握っていて

大マスコミも取締役同士の監視が実質的に機能していない

からだと友里は考えるのです。
代表が主筆をやっているあの新聞社なんて、その典型例ではないでしょうか。

 

 

偽善と感動の押し売りの結果はお約束の勘違いか

一昨日、昨日と友里ブログでは、オリンピック関連で加熱する美談や感動話に問題提起(単なるイチャモンと言われるかも)を展開しました。
膝の痛さや病気を隠して代表にしがみつく「自己優先」の

どこが美談なのか

と、カナダのジュニオ選手の英断などを例に挙げて問題視したのですが、案の定ツイッターでは

日本は選手の自費負担率が高いから自己優先しても構わない

なんていう突っ込みを受けてしまいました。
ところが面白いことに、友里へのメールや限定された空間(会員制掲示板)では

美談や感動の押し売りに辟易
報奨金の寄付行為を公開したら見かけの好感度アップでCM殺到して元が取れるどころか更に儲かってしまう

というお便りやご意見をいただきました。ただし

こんな事を実社会で口に出したら袋だたきにあう

との自覚もお持ちでありましたが。
現在の日本、本当の事を言えない住みにくい世になっているのでしょうか。

・怪我や病気を隠すことを優先する前に、己よりよい結果を出す可能性がある選手を探して交替するという選択肢はなかったのか
・寄付行為を公開する思惑は何なのか?

ジャンプ団体選手や羽生選手のインタビューでこのようなシビアな質問が出来る真のジャーナリズムが日本に存在しないのが残念であります。

 

さて偽善と美談のお次はお約束の

勘違い

であります。
まずはこのブログをご覧ください。

http://archive.is/Xc3Fs

なんと!なんと!!ルフトハンザの飛行機もアップグレード(UG)していただき、ビジネスクラスに!!\(^o^)/

ソチからの帰国でANAがUGしたことに対抗したのか、ルフトハンザもUGしたようですが、友里は葛西選手に言いたい。

いつまでUGのお強請りをするつもりなんだ!

一々アップしてくれたなんて発表されたら、今後葛西が利用する航空会社、

純粋無垢な(アフォな)世論が怖くてエコノミーに葛西を搭乗させられなくなる

ではないですか。

よくある付け届けや接待という賄(まいない)、会社幹部は自分がやって貰っていても組織ではコンプライアンスとか称して禁止していますが、友里に言わせてもらえば

便宜を図らなければ賄なんてしてもらえなくなる

何事も費用対効果であります。何の見返り(便宜)もしない相手にずっと賄を続けるアフォな会社は存在しないでしょう。
それと同じで

どこそこの航空会社がUGしてくれた

と一々公開しなければ、各航空会社はいつまでもUGをするはずがありません。宣伝効果(正確には偽善アピール効果)がないからです。

つま~り、換言すれば

便宜(葛西のケースではUGしてくれた懐の広い航空会社だと宣伝すること)をし続ければ賄(葛西のケースはUG)が未来永劫続く

ことになってしまうのではないか。
葛西選手がUGのお強請りを続ける中、果たしてUGをしない勇気ある航空会社がでてくるのかどうか。

世にはUGの正当な権利(マイルをせっせとためた人)を持っている人でもUG席は数に限りがあるので思うようにUGできない

という社会常識を葛西選手は認識しているのだろうか。
己のお強請りUGのため、正規の権利がある客がUG出来ないことも起こりえるわけです。

葛西よ、いつまでUG祭りを続ける気だ

美談(寄付行為)も賄授与(UGしてもらう)も黙ってする(受ける)のが美徳と友里は考えます。