偽善と感動の押し売りの結果はお約束の勘違いか

一昨日、昨日と友里ブログでは、オリンピック関連で加熱する美談や感動話に問題提起(単なるイチャモンと言われるかも)を展開しました。
膝の痛さや病気を隠して代表にしがみつく「自己優先」の

どこが美談なのか

と、カナダのジュニオ選手の英断などを例に挙げて問題視したのですが、案の定ツイッターでは

日本は選手の自費負担率が高いから自己優先しても構わない

なんていう突っ込みを受けてしまいました。
ところが面白いことに、友里へのメールや限定された空間(会員制掲示板)では

美談や感動の押し売りに辟易
報奨金の寄付行為を公開したら見かけの好感度アップでCM殺到して元が取れるどころか更に儲かってしまう

というお便りやご意見をいただきました。ただし

こんな事を実社会で口に出したら袋だたきにあう

との自覚もお持ちでありましたが。
現在の日本、本当の事を言えない住みにくい世になっているのでしょうか。

・怪我や病気を隠すことを優先する前に、己よりよい結果を出す可能性がある選手を探して交替するという選択肢はなかったのか
・寄付行為を公開する思惑は何なのか?

ジャンプ団体選手や羽生選手のインタビューでこのようなシビアな質問が出来る真のジャーナリズムが日本に存在しないのが残念であります。

 

さて偽善と美談のお次はお約束の

勘違い

であります。
まずはこのブログをご覧ください。

http://archive.is/Xc3Fs

なんと!なんと!!ルフトハンザの飛行機もアップグレード(UG)していただき、ビジネスクラスに!!\(^o^)/

ソチからの帰国でANAがUGしたことに対抗したのか、ルフトハンザもUGしたようですが、友里は葛西選手に言いたい。

いつまでUGのお強請りをするつもりなんだ!

一々アップしてくれたなんて発表されたら、今後葛西が利用する航空会社、

純粋無垢な(アフォな)世論が怖くてエコノミーに葛西を搭乗させられなくなる

ではないですか。

よくある付け届けや接待という賄(まいない)、会社幹部は自分がやって貰っていても組織ではコンプライアンスとか称して禁止していますが、友里に言わせてもらえば

便宜を図らなければ賄なんてしてもらえなくなる

何事も費用対効果であります。何の見返り(便宜)もしない相手にずっと賄を続けるアフォな会社は存在しないでしょう。
それと同じで

どこそこの航空会社がUGしてくれた

と一々公開しなければ、各航空会社はいつまでもUGをするはずがありません。宣伝効果(正確には偽善アピール効果)がないからです。

つま~り、換言すれば

便宜(葛西のケースではUGしてくれた懐の広い航空会社だと宣伝すること)をし続ければ賄(葛西のケースはUG)が未来永劫続く

ことになってしまうのではないか。
葛西選手がUGのお強請りを続ける中、果たしてUGをしない勇気ある航空会社がでてくるのかどうか。

世にはUGの正当な権利(マイルをせっせとためた人)を持っている人でもUG席は数に限りがあるので思うようにUGできない

という社会常識を葛西選手は認識しているのだろうか。
己のお強請りUGのため、正規の権利がある客がUG出来ないことも起こりえるわけです。

葛西よ、いつまでUG祭りを続ける気だ

美談(寄付行為)も賄授与(UGしてもらう)も黙ってする(受ける)のが美徳と友里は考えます。