久々にコリドー街をトモ散歩

何を血迷ったのかプーチン。
世界の自分勝手・アメリカ、世界の迷惑・中国に続き、世界の押し込み強盗となるのかロシア。
ウクライナへの軍事介入のおかげで、ただでさえ軟調だった株式市場の底が割れてしまうと友里はビビリまくっております。

着々と豪マン&フェラ~リ購入の道を歩んでいた友里でありましたが、ここ最近の株価下落でフェラ~リ買うどころか

ポルシェ代が吹っ飛んでしまった

これに4月からの消費税上げという向かい風が加わると、もしかしたら

またまた株投資で大損

となるかも。株下手友里、今年も健在であります。

 

さて先週、夜の会食まで時間があったので、久々に銀座コリドー街を歩いてみました。
まずは塩釜おでんと牛タンの店なんでしょうか。

 

雰囲気&料理価格はどこに出しても恥ずかしくない居酒屋レベルだと思うのですが、

同伴カップルがカウンターに鎮座していた

う~ん、アベノミクス効果も力尽きたのか、友里のように株投資がうまくいっていないのか、お手軽同伴に驚きでありました。

 

こちらは相変わらず大盛況な寿司店。行列が2列に折れ曲がっておりました。

 

しかしこのチェーン店の寿司、他の廉価寿司店と比べて大行列に並んでまで食べるレベルなんでしょうか。姉妹店の回転寿司ならまだ理解できますが、この価格ならどのチェーン店でも大差はないと考えます。
それに赤坂サカスへ行ったら、早めの時間帯なら行列は出来ていないはず。無理してここに並ぶより、赤坂へ行った方が時間の節約になるでしょう。

 

時間があったので脂身をちょっと摘まもうかと入りかけたのがこの店。

 

階段上がって店内を見たら、順番待ちの客が結構いましたので突入を断念しました。
しかしこのどこへ出しても恥ずかしくない

養殖のなかの養殖である近大マグロ

ホントに美味しいんでしょうかね。
関西人向けに開発したと思いますので、東京人の嗜好には合わないと思うんですけど。

 

最後はこの店。

 

廉価な肉や魚を出すビヤホールみたいな形態ですが、もとは「シズイエムサンス」という高額フレンチだったところ。
経営会社のオエノンが女流銅版画家にコンセプトを任せたため、変なフレンチになって客が集まらなかったのですが、

形態を変えても客が入っていない

ではありませんか。
最初にケチがつくと、飲食業もなかなか挽回が出来ないようです。

本日は、久々のトモ散歩でありました。

 

 

 

「堕落のグルメ」(角川SSC新書)の発売まであと1週間

「堕落のグルメ」(角川SSC新書)の発売が1週間後に迫ってきました。
お世話になっている日刊ゲンダイの書評で取り上げてくれることになりましたが(コネです)、その他の週刊誌や雑誌で果たして「堕落のグルメ」を紹介してくれるのか。少なくとも

月刊ゲーテやダンチュウ、東京カレンダーは歯牙にも掛けてくれない

はず。普段から散々揶揄、もとい、ネタに使わせて貰っていますから、よほどの度量を持った編集者でない限り期待できるものではありません。

ヨイショを得意とする料理評論家やライターたちのタダ飯を批判している友里ですから、ここは宣伝でも自腹(出版社持ちです)を切るしかないと、まだ確定はしておりませんがメジャーな新聞での「サンヤツ」(今回初めて知った業界用語でした)も予定しております。

サンヤツとは、新聞の1面底部にある文字だけの出版広告欄のことでして、3段分の高さで横が8行というスペースから

三段八割 → サンヤツ

というのだそうです。友里活動でまた勉強させていただきました。
そんなに効果があるとは思えないのですが

藁をも掴む

という状況でしょうか。

その「堕落のグルメ」でありますが、表紙の画像のアップもなく未だ発売されていないにも関わらず、アマゾンでは売り上げランクが1000~3000位、そしてグルメに絞ったカテゴリーでは

ベスト10内

と健闘しております。まあ、この程度のランキング入りは、数冊売れただけで十分との噂も聞きますけど。

この原稿を書いている段階では「孤独のグルメ」(タイトルをパクッたつもりはありません)の後塵を拝しておりますが

「和食の知られざる世界」(辻芳樹著 新潮新書)よりは上を行っている

という現実。拙著が検討しているのか、この新書が不発なだけなのか。

この新潮新書の著者は、自己流のなんちゃって和食である「壬生」など変な店を絶賛し、

自分がNYに出した和食店の宣伝に多くのスペースを割いている

我田引水(例えが違うかも)の辻調グループ代表でありますが、辻調の生徒含め関係者にしか売れていないのか、出版直後からランキング的にはパッとしていないようです。

そこでこのようになりたくないと、宣伝のためちょっと内容を開示しますと、「堕落のグルメ」では、第4章で各ジャンルの料理人から本音を聞き出しているのですが、最後の項で

料理人の虎の穴? 疑問の調理師学校について

と題して、4ページほど調理師学校の実態について触れております。

本音としては、もっとその存在意義に迫りたかったのですが、スペースが足りなくて断念。残りは別の機会で展開していきたいと思います。
内容がなくスペース余りすぎでNYの店(著者自身が関与している)の宣伝に勤しんでいる「和食の知られざる世界」とは真逆であります。本来は拙著で

調理師学校で何を得られるのか
調理師学校の講師陣はどんな経歴の持ち主なのか

だけではなく、もっと深くその実態に迫ってみたかった。
でもこれから調理師学校に入ろうかと検討している若者には、上述の「和食の知られざる世界」より参考になるかもしれません。

今回の「堕落のグルメ」の印税で

豪マンとフェラ~リ購入

を目論んでいる友里(半分冗談です)、本日は純粋無垢な調理師学校生徒予備軍を釣り上げる狡猾な宣伝でありました。

 

 

最近訪問した店 実名短評編 2014-8

マー君がオープン戦初登板を無失点(3奪三振被安打2)で飾ったようです。でもバリバリのメジャーリーガーとの対戦はなかったので、この結果からメジャーで通用するとの判断は出来ないでしょう。

今まで海を渡った日本人投手、最初からダメという人から最初だけという人も結構居ました。通用しても数年までがほとんどですから25歳と未だ若いマー君、先が長いだけに大変でありましょう。

でもJ.C.オカザワの得意技である「初版印税もらい逃げ」に値する

契約金もらい逃げ

だけで一生(孫子の代まで)贅沢に遊んで暮らせますから、即ハッピーリタイアでも大丈夫。うらやましい限りであります。

 

さて本日の実名店は、銀座の雲南料理店「御膳房 銀座店」であります。
雲南キノコ鍋がウリの店ですので、2回目の訪問でもそれをメインとしました。
まずはクラゲ。

どこが雲南料理なのその特徴がわからない普通のクラゲでありました。
ピータンも同じく普通のものでありました。

 

そこで「雲南」の文字がついている料理を2つ追加。
雲南麻婆豆腐。

 

四川風と違って、単なる辛くない黄色っぽい豆腐料理。悪くはないですが、これなら雲南豆腐と称した方が良いでしょう。

続くは雲南ハムの春巻き。

 

ハム自体に雲南という特徴を見いだせなかった。

そして薬膳スープ使用のキノコ鍋の登場です。

 

 
価格はこの出汁とキノコ(10種)で2万円ほどするのですが肉類などはないですからかなり値付けは高い。これだけでは終わらず、肉類だけではなくキノコや野菜の追加も必要になるからです。

味的にも、薬膳のいい意味でのクセがなく食べ飽きるスープではないか。
これなら、「天香回味」グループの2色鍋の方が、キノコも肉類もありお買い得、オススメだと考えます。