ジャン・ジョルジュが今週金曜、六本木にオープン!

「堕落のグルメ」(角川SSC新書)、紀伊國屋書店はじめ売れ行きは堅調なようです。
ただし増刷の話がまだ出てきていない。もしかしたら初版で終わるかもしれません。「幻の新書」となって入手困難になる前に、早めのお買い上げをオススメします。(単なる煽りです)

さて、驚いたことに本日の正式な発売日までにネットに書評が出ておりました。中身をかなり多めにコピペしているものでして、ここまで開示されたら

わざわざ本を買わなくてもいいや

なんて人が出てきてしまうのではと心配であります。

http://smoothfoxxx.livedoor.biz/archives/52119257.html

上記URL先には、7ポイントものネタが暴露されております。
でもこれ以外にもっと面白いネタはてんこ盛りですので、これだけに満足せずお買い上げいただくことをお願いする次第でございます。

例えば1つ例に挙げると

ドタキャンされた店主がドタキャン補償金を回収できない理由

など。
HPでドタキャン補償金をもぎ取ると息巻いている店主の皆さんには必読であります。

 

さて昨日、お使い物を求めに六本木ヒルズのけやき坂を歩いていて、新規オープンの店を見つけました。

 

この地は、辻口パティシエが守備範囲ではないチョコを売っていた店(単なる名前貸しのショコラ ド アッシュ)でしたが、経営会社(ワイズテーブル)との契約が10年間だったので店仕舞いしたようです。

カウンター主体の店のようでして、ちょっと中を覗いたところ

ジャン・ジョルジュが厨房に立っていた

のでビックリ。
オープンは今週金曜からだそうで今は試運転調整をしているとのことでした。
オープンキッチンの厨房内には、ジャン以外にも外人料理人が何人もいましたが、日本人らしき人も1名見かけました。対応に出てきた人は大きな外人でありました。

ネットで検索してもこの店の情報が出てこないのですが、レストランカード(単に日本人支配人の名刺)には日本の会社名(株式会社ノバレーゼ ブライダル関連企業)が書かれておりました。
推測するに、ジャン・ジョルジュの名前貸しでありましょうか。

本日は友里得意の閉店情報ではなく、新規オープン情報でありました。もっと詳しい情報がありましたら、ご教授いただければ幸いです。

最近訪問した店 実名短評編 2014-9

おかげさまで拙著「堕落のグルメ」(角川SSC新書)の出だしが好調のようです。
正式な発売日は明日の3/10なのですが、紀伊國屋書店はじめ各書店

かな~り素晴らしい初動

であるとか。

レストランですと、この段階で満席偽装(満席だとウソついて予約を断り予約殺到の人気店にする)すれば完璧なのですが、本の場合は予約困難や入手困難という手で煽るわけにはいきません。
テレビショッピングの「○○台限定」というように

初版8000部限定

と言えば乗り遅れしまいと純粋無垢な読者が殺到すると思うのですが、増刷しなければフェラ~リ狙えませんからウソになってしまいます。
こと出版物に関しては

煽りの偽装は無理(ただし売れているとウソつくのは効果があるかも)

であると考えます。

イントロの最後に読者が撮った紀伊國屋新宿本店で平積みされていた「堕落のグルメ」の写真を紹介させていただきます。引いた構図なのでちょっとわかりにくいかもしれませんが、ど真ん中にあるのが拙著です。

 

 

さて本日の実名店は、ミート矢澤グループのしゃぶしゃぶ&すき焼き店「今福」であります。
一昨年、「行列のできる法律相談所」に友里を読んでくれた渡部建さんが東カレで紹介していた店でしたので訪問を決めました。

まずは店先。白金高輪の裏筋。旨み盛り込みすぎのフグ屋「めうが」がある近辺です。

 

 

先付け1品。可もなく不可もなし。

 

サラダはドレッシングが単調で、(身内とシェアした)ハーフでも食べきる前に飽きが来てしまった。

 

 

和牛タンと新ジャガ、カラスミも普通味か。

 

 

ユッケは味が甘すぎてこれまた飽きが来てしまった。

 

肉でや野菜す。1枚辺り60gで、2枚と3枚でコース価格(8400円か1万500円)が異なります。和牛すき焼きとしてはリーズナブルでありましょうか。

 

 

玉子は攪拌されていますが、「よしはし」のような白身のメレンゲタイプではありません。

 

年寄りの身内は今でも美味しかったと言っている関東風(割り下使用)のすき焼き。
確かにすき焼きの場合は赤身肉ではなくサシ入りの肉が必須なのかもしれませんが、友里にはチト脂がきつかったディナーでありました。

こんなことを書くと友里読者の関東人から見放されるかもしれませんが、すき焼きに関してだけは砂糖をバンバン投入する関西式の方が好みであると再確認したのであります。
友里は大阪DNAを受け継いでいるからでしょうか。

 

 

 

「店評価ブログ」を更新しました

読者の方から

紀伊國屋新宿本店では「平積み」していたので、並んでいたものを全部買ってしまった

との有り難いメールを頂きました、拙著「堕落のグルメ」(角川SSC新書)。
友里自身も使いの者に

紀伊國屋書店(大手町店)の在庫分7冊すべてを謹呈用に買い占めさせた

のであります。
残念ながらこの店では平積みどころか店頭にも出ておらず、問合せしてやっと奥から出してきたとのことでありました。
以下が、大手町店で買い占めた拙著であります。

 

今のところ著者自身やシンパだけの購入のようですが、果たして一般人にまで購入の輪が広がっていくのか。アンチが食いついてくるのか。そこが

フェラ~リと豪マンに囲まれた余生を送れるかどうかの分水嶺

になると考えます。

こう言っては怒られるかもしれませんが、ウイットやイヤミ、当てこすり、自虐などを盛った面白い文章を書けない

山本益博さん、門上武司さん、佐藤尚之さん、本郷義浩さんたち

には、この本は非常に参考になると自負しております。
彼らに購読を勧めていただく奇特な方がいらっしゃることを期待しております。

 

さて「店評価ブログ」に、六本木のステーキハウス「ウルフギャング」と帝国ホテルのメインダイニング「レ セゾン」をアップしています。
お立ち寄りください。

http://tomosato.net/weblog2/?m=20140308