いい加減な話をして信奉者をミスリードするな、マスヒロさん

拙著「堕落のグルメ」(角川SSC新書)、このブログの読者で最初からお買い上げを考えていらっしゃった方はとっくに購入されたと思っていたのですが、ここ数日

遅まきながら買って読んだ

というメールをいくつもいただいております。
ネットではなく書店での購入をお願いしたからか、発売直後の対応が難しかったことに加え

行った書店で売り切ていて他の店を探した

という方も結構いらっしゃいました。

未だに増刷が決まっていないのに、売り切れで在庫なしがある書店の存在。その書店が関西の奥地ならまだ理解できるのですが

東京のど真ん中、大手町でしかも紀伊國屋書店

と聞きましたから驚きであります。なんでも

まとめ買いした人がおり、追加注文中だけど未だ補充されていない

と言われたとか。
もしかして発売日直前に友里関係者が7冊買って在庫ゼロにしてから

この2週間補充をしていないのか

角川の営業さん、平積みが有り余っている書店もあると聞きますから、もっと有効に配本していただきたいものであります。

 

さて昨日のブログで取り上げた

マスヒロさんによる日本の恥晒し

でありますが、友里読者にはウケましたがマスヒロ信奉者からの反応がありません。
このままマスヒロさんの挙動を信じ続けると

大切な外食人生が台無し

になると思うのですが、強制的に信じ込まされているわけではないだけに、これは自己責任で仕方ないのかもしれません。

そこで無駄なことだと知りながら、本日もマスヒロ信奉者の目を覚ませようとの問題提起であります。
まずはご覧ください。

http://archive.is/3oRDZ

ちなみに、水は「NewYorkWaterPlease!」と言って水道水をお願いしました。今、ニューヨーカーは、最高級レストランでもエコに徹してか、ほとんどミネラルウォーターを飲みません。

直近では昨年10月にマンハッタンを訪問した友里(6月にも行っています)、これを読んで椅子から転げ落ちそうになったのであります。

おいおい、そんな貧乏客、マンハッタンの高額店では見かけなかったぞ

世界一高いイタリアンだと思う「NELLO」をはじめ、色々な高額店にも行きましたが(ダニエルは一昨年が最後)、水道水なんてでていなかったはず。
そこで友里は、マンハッタン在住の大手商社幹部にマンハッタンの状況を直に聞いてみたのであります。

予想通りと言ってしまえばそれまでですが、日本人だけではなく地元民にも当たってもらった結果は

エコ意識の高いカリフォルニアのセレブはその傾向があるかもしれないけど(でもあくまでこれも推測)、マンハッタン人がミネラルウォーターを飲まないということはない

とのことでありました。友里が推測するにマスヒロさん、

シッタカ知人からの無責任な面白話をそのまま鵜呑みにしてしまった

のではないか。

そこでマスヒロ信奉者に忠告です。マンハッタンの高級店で

ニューヨークウオーター プリーズ

と間違っても言わないこと。
タダでさえアメリカに舐められているのですから、日本の立場は完全に地に落ちることになるのは必定。
そこで本日は以下のようにマスヒロさんに呼びかけて〆とさせていただきます。

どこでスポンサー見つけてきたかしらないけど、これ以上日本の恥を晒さないためにも海外へ行ってくれるな!

出禁がウリの友里が言うのも何ですが、

マスヒロさん、渡航禁止

が本日の結論であります。

 

 

これ以上日本の恥をNYで晒すな、マスヒロさん

ここ数日ブログで、拙著「堕落のグルメ」(角川SSC新書)の北海道&九州圏の苦戦を嘆いていたからか、昨日は二人の札幌人から

「堕落のグルメ」を購入した

とのメールをいただきました。
ブログでの嘆きに即反応していただきまして、あらためてここに御礼申し上げます。

即効性があるようなのでこれから毎日、北海道人と九州人に訴えていきたいと思うのですが、新刊が売れない理由はお二人とも

知名度がない ← 理由はその地の店を取り上げていない

からだとのこと。
確かに博多では数店取り上げた記憶がありますが、札幌は

フランチャコルタをシャンパンと称して出してきた高額寿司屋のみ

だったかと。
九州や北海道で知名度がないのは当たり前ですね。
これからは仕事にかこつけて積極的に訪問&評価をしていかねばと思った次第であります。

 

さて本日は友里のライフワークの1つである

マスヒロさん批判

であります。(スケールが小さいと突っ込まれそうですが)
まずはこのFBをお読みください。

http://archive.is/3oRDZ

パ・セに続いてこの「ダニエル」でもやらかしてしまった

日本の恥

であります。

「アレルギーは?」と訊かれ、ちょっと深刻な表情で「Due to religious reason,(宗教上の理由で)」まで言うと、クールなサービス係が胸のポケットから手帳を出しました。そこで続けて「We can not eat something that is not tasty!(美味しくないものは食べられません)」と伝えると、破顔一笑。いっぺんに打ち解けて、その後は素敵なサービスを受けました。注文もしてないのに、キャビア、フォアグラまで出てきました!一番安い125ドルの3皿(前菜、主菜、デザート)コースを頼んでいるのにです。


中学で習った文法を駆使してメートルになんとか英語で話しかけたようですが、友里に言わせると破顔一笑ではなく

嘲顔蔑笑 → 嘲笑

ではなかったのか。

極東の島国人のつまらないジョークにすべりながらも、125ドルという最安値のコース(テイスティングメニューは220ドル)しか頼めないジャップご一行に同情しての

キャビア、フォアグラのご提供

であったと友里は推測します。

こんなフレーズ(アレルギーの有無を聞かれ、宗教上の理由で美味しくないものは食べられないとの返答)、例えばNYのダニエルに相当する日本のグランメゾン、ロオジエやアピシウスでやったらどうなるか。
キャビアやフォアグラをオマケしてくれるどころか

あのマスヒロさんがこんなアフォな事をマジな顔して言っていましたよ

と、常連客への笑い話のタネにされるだけではないか。
成り的レストランの「ロブション」は別にして、こんな自称ジョークに感心する高額店は存在しないと友里は考えます。
日本でバカにされるのに、アメリカ、しかもマンハッタンでまともに相手にされるはずがない。

困ったことに、この日本の恥はマスヒロさんだけではなく、マスヒロ信奉者も同じ。FBへのコメントでは

粋だゎ~
粋な会話も勉強になります。
洒落てるね。

とバカにするのではなく、尊敬の念を表しているから驚きであります。

推測するに、マンハッタンだけではなく東京(日本)でも高額店へ行ったことがない人たちばかりではないか。
高額店の雰囲気を知っていたら、メートルやソムリエにこんなつまらないフレーズを出したら

バカにされるだけ

とすぐわかるからであります。
そこで本日の結論。

NYの高額店は、日本と違って田舎者や純粋無垢にも寛容

さすがお上りさんや人種の坩堝と言われているだけに、懐はかなり広いようであります。

 

 

最近訪問した店 実名短評編 2014-11

株の下げがきついです。特に銀行株。年末年始のピーク時から2割以上も下落してしまいました。
すべてを銀行株にぶち込んでいる友里、豪マンやフェラ~リの皮を数えている場合ではありません。
何年も塩漬けさせてアベノミクスでやっと熟成しだした含み益、フェラ~リほどではないですが

ランボル分が吹っ飛んでしまった(大げさです)

このまま下落が続くと今週で含み益がゼロになるのではと恐れおののいております。
でも友里が撤退した瞬間(売った瞬間)から爆上げするのでは心配で利確することができません。他人を儲けさせたくないので・・・

さておかげさまで「堕落のグルメ」(角川SSC新書)、発売して2週間が経ちましたが紀伊國屋など書店での売れゆきはおかげさまで順調なようです。(アマゾンのランキングが落ちておりますが気にしていません)
ただしやはり福岡と札幌が弱いようでして数冊しか売れていないのではないか。

博多在住の成り、もとい、セレブのリヴァロ一家(http://p.tl/EKV4)と札幌のワインスクール校長に就任したマスヒロさんをイジってしまったので、地元民から

オレたちのスターをコケにするな

と反発を買っているのかもしれません。
テコ入れのためには、両エリアで発売される角川の「ウォーカー」に煽ってもらうしか手はないかもしれません。

 

さて本日の実名店は赤坂の「中華うずまき」であります。
連れの名前で予約していたのですが、なぜか一発で友里とバレてしまっていたと後から漏れ聞きました。
この業界では予想以上に顔バレが進んでいるのかもしれません。

この店は創作系の中国料理の位置付けでしょうか。(台北と香港以外に行ったことがないので、何が本物で何が創作か正確にわかりませんけど)
それなりに楽しんで店を後にしたのであります。

まずは前菜(ツマミ)として、ピータン豆腐(450円)、蒸し鶏(800円)、春巻き(@250円)、しゅうまい(@120円)。

 

 

 

 いずれもこの価格なら文句がいえるものではありません。

 

本ますの豆豉炒め(1890円)。

 味は濃かったけどまずまず。

 

黒酢豚(牡蠣入り 2600円)

濃厚だが量はたっぷり。

 

エビパクチー麺と酸辣湯麺。

 

 

パクチー麺と自称する割に、肝心のパクチーが少なかったのが難点。

本格的な(郷土色ある)中国料理ではないと思いますが、CP的には悪くない店でありました。