「店評価ブログ」を更新しています

仕事も一段落し、今回の出張も残り少なくなりました。
本日は時間が空いたので、オーダーの採寸以外に目にとまった靴と、FBで教えていただいたメーカーの靴まで買ってしまいました。来月のカード決済が怖いです。

こちらの時刻で明日には帰国の途につく予定です。機内に入る前に25日(日)のブログ更新が出来るかどうか。機内のWi-Fiがイマイチ使いにくいので、乗り込む前に何とかブログ更新をしたいと思っております。

さて「店評価ブログ」に、恵比寿に引っ越してきた「ロウリーズ」と西麻布のモツ鍋「吾空」をアップしております。
お立ち寄りください。

http://tomosato.net/weblog2/?m=20140524

 

 

コンシェルジュ、タクシー、レース店の連係プレーにやられてしまった、ブラーノ島

読者からの情報です。先日のブログで問題提起した、民主党幹部の話。
当時放射性物質の拡散リスクから避難しようと検討していたというその読者。マレーシアの高級マンションを当たったら

枝野さんのご家族も同じマンションに来てますよ…

と言われたそうです。
裏をとっておりませんが、暇な大マスコミは確認してもよいのではないでしょうか。でも日本ではこの吉田調書の件、まったく盛り上がっていないようですね。
大マスコミの幹部の家族も当時遠方へ避難していたので、この問題に関してほじくることが出来ないのかもしれません。

 

さて会員制掲示板でヴェネチアへ行ったなら「ブラーノ島」へ行くべしと教わったので半日かけて行ってきました。
水上バスでも行けるようなのですが、ホテルのコンシェルジュは水上タクシーのチャーターをなぜか強く提案。1時間当たり120ユーロとかなりの額だったのですが面倒なので頼んでしまったのが本日のお題であります。
ついでにオススメのレストランも予約してもらいました。

レストラン名(ガット ネロ)は教えてくれたけど場所や行き方を教えないので確認したところ

案内するから大丈夫

とのこと。友里は水上タクシーの人が案内してくれると受け取ったのですが・・・

30分くらいだったでしょうか、ブラーノ島へ着く直前にはボートの運転までさせてくれるサービスがあったのでちょっとおかしいと思ったのですが、なんとブラーノ島のピア(運転手がそう言っただけで単なる岸壁)に

女性が迎えに来ていた

んですね。いや~な予感がしたのであります。

その女性、親切に可愛いオモチャみたいな街並を案内してくれたのです。

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この後レストランに連れていってくれるのかと思ったけど甘かった。悪い予想通り、街並案内の後に連れて行かれたのは

ブラーノレースの店

だったんですね。しかもその店、簡単な実演までやっていました。要はこのお姉さん、レース店の回し者だったのです。

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古典レースの展示なんかも見せてもらって、タダでは帰りにくい雰囲気に見栄張って、年寄り身内にハンカチでも購入する意思を伝えたのが間違いだった。
ブラーノレースって高いんですね。ハンカチの片隅にちょっと刺繍があるだけで

200ユーロ前後

に友里は腰を抜かしたのであります。
当然ながら2枚400ユーロを300に値切るべく交渉したのですが、横にいた貫禄十分のマンマ(女性店主らしい)からなんと日本語で

さんびゃくよんじゅうまで

と言われて気の弱い友里は押し切られてしまったのであります。
コンシェルジュ、水上タクシー、レース店の連係プレーに撃沈した友里でありました。

でもその後案内してくれたレストラン(ガット ネロ)は、スズキのアクアパッツァを除いて美味しかったのであります。

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この店のテラス席、一般道路が突っ切っておりまして、遠足だか小学生や幼稚園の団体がしゅちゅう通過するんですね。
うるさいなと思いながら振り向いたら、なんと一人の男の子が友里に向かって

ニイハオ

と言ってくるではありませんか。なんとブラーノまで来て

チャイに間違えられてしまった

のでありました。

ヴェネチア料理って美味しいものなのか

友里は今まで

イタリアンは郷土色がなければなんちゃってだ!

と力説しておりましたが、3度目か4度目のヴェネチア訪問で何回か地元の料理を食べてからの結論は

ヴェネチア料理は郷土色を出したら「なんちゃって」より美味しくないかも

でありました。

チプリアーニの「ORO」というダイニングは創作料理でありましたが、その他街場や有名ホテルで食べた郷土色ありそうな料理はほとんどがイマイチ。

前菜はシャコ、クモ蟹、タラ、イワシ、海老、ムール貝などの盛りあわせ。マリネもありますが、どの店で食べても大差ないというか、調理が簡単そうでディープ感なし。

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パスタはボンゴレやペスカトーレのようなものを食べている人が多かったですが、これらも日本の待場と大差なし。
唯一ガイドのオススメの店で食べたイカスミは、イカもしっかり入っていて、滅多に食べない友里には美味しく感じました。

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メインとなる魚料理は、アクアパッツァ風やフリットを食べましたが、これまたまったくのイマイチ。
シーバスのアクアパッツァは肝心のシーバスの質がイマイチでして、これなら今や埋没の広尾「アクアパッツァ」の方が未だマシなのではないか。

有名ホテルのメインダイニングで食べたフリット盛りあわせは、ほとんど食べきれませんでした。

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雰囲気は最高のヴェネチアでありますが、こと食事に関してはまたく期待できない。
次回訪問する機会がありましたら、イタリアン以外の店を予約しようかなと思っております。