帰国して2日目になるのですが、時差ボケなのか深夜に突然目が覚えわたって眠れなくなってしまいます。
日刊ゲンダイのコラムは5月末で休載(9月より再開予定)となりますので副業のプレッシャーはなくなったので心配事はないはずなんですが・・・(本業は気ままにやっておりますので)
1週間以上休んでいた筋トレなどを再開して生活のリズムを取り戻さなければなりません。
さて、久々に聞いた懐かしい会社名のユニチカ。
業績低迷だからか株価は50円前後と世間から見放された(日銭を稼ぎたい人は売買しているでしょうが)会社となっているようですが、ついに債務超過に陥る見通しとなって金融支援(第三者割当増資)を受けるとの発表がありました。
50円前後と市場から見放された株でありますし、現在の売買は低迷株価の上下を利用して一儲けを狙っている人がほとんどなのでリスクを承知していると思いますが、しかし第三者割当となりますと
既存の株主にとって株価値が下がって大損
となるもの。しかもその理由が
債務超過に陥る見通しだから
であります。本来なら雇われ経営者は
市中引き回しのうえ打ち首
となるべきなのに、なんとこの安江健治シャチョー、
そのまま取締役相談役として居座るつもり
なのであります。前述の記事では
引責辞任
とありますが、取締役に残ってこのまま役員報酬を受け続けるとしたら、単なる表舞台からの逃避であって
なんちゃって引責辞任
以外の何ものでもない。
本来なら、取締役を退くどころか今年の地方税支払の原資として報酬を貰うために就く
相談役や顧問といった「お恵みポスト」も辞退するべき
であると友里は考えます。
ここからはあくまで友里の推測でありますがこのシャチョー、しばらく取締役として居座って再建を待ってから取締役を退任し
晴れて取締役退職金まで貰うつもり
ではないかと考えるのであります。
以前ある税務従事者と話したことがあるのですが
上場会社の雇われシャチョーは(非上場でも)、就任した瞬間にシャチョーを辞めた後のことを最優先に考える
如何に取締役退職金を多く貰うか、社長退任後も如何に長く会社から金を引っ張れるか(影響力を残すための後任人事をする)ことに腐心するのだとか。いやそれだけではなく
シャチョー就任中でも、個人的な経費を会社のツケに転嫁することを最優先で考える
とのこと。ソニーを見るまでもなくアメリカ人を含めて
経営責任を一切取らないのが雇われシャチョーの得意技
本来なら債務超過の危機に会社を貶めたのですから、大株主ではない雇われシャチョーは辞めるだけではなく、金融支援を要請する前に
個人資産をすべて投げ出すべき
せめて会社から引っ張った役員報酬やその他の現金&利得を返還するべきと友里は考えます。
シャチョーを含め取締役はあくまで
株主から経営を委託されているだけ
会社は取締役のものではないんですね。