専門職や年収1000万円以上に摘要しても意味がないぞ、ホワイトカラーエグゼンプション

おかげさまで時差ボケがようやく治まってきたようです。今朝は未明に2時間ほど目が覚めてしまいましたが、また朝まで眠ることが出来ました。
時差ボケ解消に1週間もかかったことになりますが、実は週末からまたネット環境の異なる地へいかなければなりません。現地と帰国後、また2回も悩むのかと思うと気が重いです。

 

さて国会では、集団的自衛権と残業代ゼロの議論が進んできているようです。ヘソが曲がっている友里はお上の方針に反対するのがお約束なのですが、後者のこの件につきましては賛成どころか

生ぬるいぞ、もっと適用範囲を広げろ

それでは友里の正論、もとい暴論を展開します。

https://archive.today/dzD3z

上記の記事のよりますと、世間では見識が広いと思われている弁護士(実態は視野の狭い専門職)も、多くが反対しているとか。
昨年盛り上がった和民のようなブラック企業で起こっている過労死が増えるとの意見までありますが、友里はこの視野の狭い社会経験の少ない専門職に言いたい。

和民の店長はホワイトカラーじゃないぞ!

正社員かもしれませんが、現場で働いているのですからどちらかと言いますとブルーカラーのはず。

このように俗に言う「現場」(工場や建設、病院や介護施設など)は、ホワイトカラーではないから適用外にすれば良い。だいたいこれらの職種は

従事している時間だけ生産性が上がるから残業代をゼロにする必要がない

のであります。

ではどんな分野を残業ゼロにすればよいかと言いますと、世間でイメージされているホワイトカラー。例えを挙げるなら

総務、経理、営業(歩合員はもともとゼロのはず)、法務、設計

などその名の通り机に座って仕事をしている職種。(営業は座っていないかも)

上述の記事では18人中わずか2名の弁護士だけが正論を述べているように、この手の部門には無駄な残業が多いんですね。
自慢ではないですが若い頃サラリーマン経験がある友里(年収500万以下で専門職ではない営業技術だった)、つきあい残業どころかほとんどの人が

生活残業をしている

とその経験から断言させていただきます。

同じくブラックと言われている新興の(早い話が成り)のIT系は別にして、上場企業など大企業のサラリーマンは

毎日数時間の残業代を想定した生活設計を立てている

本来なら8時間労働の17時前後で終わる仕事を

9時間以上たっぷりかけて処理して残業代を無理に稼いでいる

といっても過言ではないのです。それが実態です。

ただし会社の考課査定の欠陥もこの問題を後押ししているのは事実。
大企業は特に上から下までサラリーマン根性に浸かりきっていまして、忠犬ハチ公的な人間が好まれますし出世します。
つまり多くを占める忠犬ハチ公の中では、誰が真に優秀なのか、仕事が出来るのか、がわかりにくい。よって

忠犬度と会社へのへばり付き(残業して仕事をしているように見える)でしか考課査定できない

実際のところサラリーマンであった友里、仕事がないから定時に帰ろうとしたら上司に怒られるんですね。

皆が残業しているんだからお前も残れ

と。これが付き合い残業の実態ですが、ではなぜ残れと上司は言うのか。それは一人の異端児(友里ですね)によって

無理して薄めて仕事して残業代を稼いでいる実態があからさまになることを嫌う

からであります。

この数十年はサラリーマンをやっていないので断言は出来ませんが、残業終えて帰宅する人、ほとんどが

残業1時間とか2時間とかキリの良いところ

で退社しているはずです。
残業は時間単位で加算されますから、仕事が終わったからといって2時間半でやめると2時間しか残業がつかないんですね。それではもったいないと、無理して2時間半延ばしたにも関わらず

更に30分引き延ばして残業を3時間にする

というところを友里は何度も見てきました。

あまりにバカらしいので、サラリーマン最後の頃は定時でタイムカード(懐かしい)を押して、残業ゼロにしていたくらいです。
今でも実態はこんなものではないでしょうか。

試しに残業制度はそのまま残して、定時で帰宅を続けたら月給の倍を払い考課査定を優遇すると決めたらどうなるか。

ホワイトカラーから残業マンは激減する

と友里は考えます。

だいたい普通の大会社なら、年収1000万円以上で組合員(残業がつく職種)なんているのか。ほぼ全員が管理職だから、残業なんてもともとついていないではないか。
こんな意味ない、骨抜きのホワイトカラーエグゼンプションでは

無駄な生活残業は撲滅できない

と友里は考えます。

また専門職という曖昧な括りもしてはいけない。いつの間にか、誰でもできる(つぶしが利かない職種といわれる)営業や総務、経理なども

その道の専門職と祭り上げられる

かもしれません。

ではどうしたらよいのか。
弁護士や自称人権派は、サービス残業を心配しているわけです。よって、残業代をゼロにした上で

定時で社員を会社から追い払う

ことにすれば、誰も文句をつけられないはず。
仕事が消化しきれずに支障が出た場合は

きっちり考課査定して年収にマイナスに反映すれば良い

上記は極端な話ですが、人間やろうと思えば時間内でなんとかなるんですね。要領良くすれば良いわけで、現状は

残業代稼ぐため、わざと要領悪く仕事をしている

のが実態。
普通の能力ある上司なら、頑張れば終わる適量の仕事を部下に振り分けることは可能であります。
それでも消化できないほどの仕事があるというなら、その分は

残業代がつかない管理職が尻ぬぐいすればよい

1日数時間もある無駄な残業。仮に2時間としたら1月で40時間となり1年では480時間。つまり無理してセコセコ残業代を稼いでいる人たちは

1年間で20日間も人生を無駄にしている

正確には人生の無駄と引き替えに生活代を稼いでいることになりますが、この20日間をもっと有意義に使うこともできるのです。

残業をしなくてもそれなりの生活が出来る報酬と公平な考課査定をすればホワイトカラーの残業は激減するはず。
新たな時間を持てますから不倫も増えて店や宿泊施設も儲かるし、風俗も盛り返すかもしれません。経済も活性化されるというものです。
当初は報酬などの経費が増えるかもしれませんが、トータルでの一般管理費は減少するのではないかと友里は考えます。

ちなみに友里が経営する零細企業は、残業なんてせずに早く帰れ、が基本。そのため

友里自ら定時退社というか、それより早く会社を出ている

経理や営業の一部は、17時になった瞬間に席を立って退社するくらいであります。

 

最近訪問した店 実名短評編 2014-21

異常気象なんでしょうか、5月とは思えないほど暑くなっております。
タダでさえ時差ボケで眠れないのに、こう暑くてはたまりません。エアコンを怖々いれてしまいました。

昨日はこの暑さから珍しく昼間にカレーが食べたくなりましてスープカレーを食べに行ってしまいました。
今までなら、昼とはいえビールやグラスワインを一緒に飲んでしまうのですが、ダイエットを敢行中だけにお酒はなし。
夕食は久々の鮨だったのですが、これまた今までの半分くらいの酒量で乗り切りました。
筋トレのやり過ぎなのか慢性的な筋肉痛になっておりますが、あと3キロの減量達成まで頑張ります。

さて本日の実名店はパリの「ルドワイヤン」であります。久々の訪問(と言っても数度しかないですが)でありました。

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日本人客が多いんでしょうか、女性日本人スタッフがホールにいました。一応ドレスコードはあるはずですが、さすが乗っ取りアメリカ人、ジーンズにスニーカー(しかも安っぽい)のカップルまでいましたから驚きました。

スペシャリテ3皿(前菜、魚、肉)を入れたコースもあったのですが、チーズなど食べたくないとアラカルトを選択しました。

まずは可もなく不可もなしのアミューズなどです。

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前菜の2皿はスペシャリテのラングスティーヌとオマール。

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そしてメインは、スパゲッティを直方体に固めたものとリードヴォー。

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パンは美味しくなかったですが、料理は前菜、メインと塩もしっかりでソースも適度に主張していて悪くはなかった。
前回訪問時はスペシャリテ尽くしを食べたのですがそれほど良い印象がなかっただけに、造り手が変わったのかなと思ってしまった今回の訪問でありました。

 

 

「店評価ブログ」を更新しています

今月はじめの2週間近い断酒(実際はアレルギーによる喘息に近い状態になったため)が効果的だったのでしょうか。
体重が67キロ前後とイタリアやフランスで1週間食べまくった割に体重は4キロ減ったまま。

欲目かもしれませんが、シックスパックも更に進行したように思います。あと3キロほど絞れば、どこへ出しても、誰に見せても(男性には見せません)自慢できるバディが完成すると筋トレ&減食&減酒に更に励んでおります。

と言いますか特に飲酒、喘息はほとんどなくなり体調は戻ったと思うのですが、以前のようにワインを1本近く飲めなくなってしまいました。ボトル半分いくかどうかぐらいでしょうか。
そして食欲も人並みに落ちてしまったのであります。

先日、健康チェックをお願いしている医師と話したのですが、この飲欲の減少について

断酒で今までの飲酒習慣がリセットされて、本来の体が容認する酒量になったのではないか

つまり人生経験を積んできて(早い話が加齢で)、体が容認する酒量は減っているのだけど、毎日飲んでいたからそれが習慣になって酒量を落とせなかった。
つまり気付かず体には無理な量を飲み続けていたのかもしれないのです。
喘息は辛かったですが、体のためにはよいキッカケになったのかもしれません。

 

さて「店評価ブログ」に、六本木けやき坂のアメリカ料理「ジャン・ジョルジュ」と、麻布十番のローストビーフ「ハーフダイム」をアップしました。
お立ち寄りください。

http://tomosato.net/weblog2/?m=20140531

尚この「店評価ブログ」は、ベースになっている日刊ゲンダイのコラム(月・水掲載)が6月から8月まで休載のため(ネタの充電期間です)、再開は9月はじめの土曜日となる予定であります。