3つ星シェフの中で、同じ国で二回以上閉店せざるを得なくなった料理人がデュカスの他にいるでしょうか。
千葉の舞浜はダメでも、大阪人相手なら大丈夫と高をくくったのかデュカス、ビストロとは掛け離れた値付けの店で経験不足の大阪人を釣ろうとしたのでしょうか、
わずか6年で撤退
となってしまったようです。
http://comptoirbenoit-osaka.com/
一般客への営業は本日が最終日だとか。
友里はこんな高いだけの「なんちゃってビストロ」には興味がないので行かなかったのですが、HPの料理やワインの値付けを見て
これじゃ経験不足の大阪人でも行かないだろ
と思ったのであります。
まずワインが高い。ノンヴィンの最安値がなんと
9900円
と、立派な高額店並。料理も
メインが3000円以上
でありますから
ケチな大阪人が行くわけない
そしてこれは推測なのですが、この店、タダでワインの持ち込みを許していなかったのではないか。
大阪で店を長く続けるには
タダで(せめて数千円で)ワインを持ち込ませて、アルコールの売り上げはすべて断念する
くらいの覚悟がなければ難しいというのが友里の経験則であります。
換言しますと、あの家庭料理としか思えない「もめん」のように
料理は二の次でも千客万来
和食でさえも、料理の出来に関係なく客の出入りが決まる大阪ですから、ビストロ、特にフレンチなら
料理の質なんて関係なく、値付けとワインの持ち込み可否だけで店の寿命は決まってしまう
と言い切っても過言ではないと友里は考えます。
本日は、かなり前にツイッターで呟いた閉店情報の追加ネタでありました。