本業の環境が激変して１週間が経ちました。
把握すること対処することが山積みでありまして、朝から晩までドタバタしております。日常業務の他、季節柄の行事（未経験）もありまして大変です。

さて読者でもある料理人から

真面目にやっているのにこんな営業がかかってきた

との怒りメールを頂きました。
何かと言いますと

シェフ・マルシェ

http://www.chefmarche.com/

早い話が、料理人が手抜きできる業務用半完成品でありましが、朝から夜の仕込みをしている料理人にとっては

バカにするな

と怒りがこみ上げてきたのでありましょう。

提示価格はおそらく上代。ここから更に値引きされると思いますと、客が来るならこれで十分か。

何を食べても美味しく感じるカオリン、門上武司さんが代表する大阪のレストランでは特にオススメではないかと友里は考えます。

飲食業界に従事していない素人なので取り上げようか迷ったのですが、ルイ・ヴィトンはじめ高級ブランドやロブションなど高級レストランの「顧客」であることを隠すどころか己の富裕さ含め自慢ばかりしているので、敢えて問題提起させいただきます。

博多寿司最高峰の「やま中 本店」でお・も・て・な・し

https://archive.today/2x8Bm

初っ端にど～んと載っている写真、博多の高額鮨屋の店主と

ロブションのシェフソムリエの信国武洋さん

高級レストランのシェフソムリエと個人的に付き合うほど

俺って凄いんだぞ

と自慢したい気持ちはわからないではないですが、ネットで

自身のタダ飯を暴露された信国ソムリエの心境

を考えなかったのか。

有名ソムリエに限らず、料理人やシェフなどは結構顧客からゴチになる機会が多いと聞きますが、そんなゴチをネットで自慢するとは（しかも今回は家族ごとゴチしたらしい）

成り上がり趣味の何ものでもない

こういうものは、黙って、人に自慢せずにするのが粋（当たり前ですかね）であるというか、

まともな社会人の常識

だと友里は考えます。

こんなことを暴露されたら

信国ソムリエは客からしょっちゅうタダ飯を盛られている

と、飲食業界に広まってしまうではありませんか。

業界では当たり前のことですが、あからさまになるとバツが悪いのではないか。

自分の「成り」をさらけ出すのは勝手ですが、人を晒し者にするのはいかがなものかと友里は考えます。

山本益博氏が昨年から煽り続けていたデンマークの３つ星「ＮＯＭＡ」。
何の基準で選ばれているのか不思議ですが

世界一レストラン

の称号を長く得ているようです。

そのＮＯＭＡ、今年の１月から、期間限定でスタッフを本国から引き連れてマンダリンでバカ高い夕食を出しているそうです。

https://archive.today/1updh

でも肝心の押しかけ宣伝屋のマスヒロさんが自身のサイト「マスヒロ食時記」には、日本で開催されているそのＮＯＭＡでの食事の記述が見当たりません。

http://www.masuhiro.jp/

あれだけ勝手に宣伝していたのですから、すぐさまマンダリンに駆けつけて煽りヨイショを発信すると思っていたので意外でありました。

あくまで友里の推測ですが、マスヒロさんはマンダリンでのディナーに行っていないのではないか。
これまた推測ですが、行っていない理由は

タダにしてくれなかったので、バカ高いディナー代を払わなかった

さて先日、有名レストランのサービス関係者から、この日本でのＮＯＭＡ体験記を聞きましたので簡単に報告させていただきます。

蟻（本物だそうです）を食べさせることで有名ですが、一言でいうと

疲れた～

職業柄、ネガティブなことをはっきり言えない立場でありますが

賞賛の言葉は皆無

食事には、ワインペアリング以外にジュースペアリングのコースもあったようで、どちらも試してみたそうですが

想像を絶する組み合わせに唖然（褒める意味ではない）

同席した人たちも同じような感想だったようです。

今はなきエルブジの晩年のような自己満足創作奔りすぎ料理なのか。
世界一と言われ続けながら、はっきり言うとネタ切れで店を閉めたエルブジと同じ末路をとるのではないかと友里は思ってしまったのであります。

店を閉めてからそれほど経っていませんが、巷ではもう

エルブジの「エ」の字も出てこない

ではないか。

儲けたお金は残っても、この手の店は「記憶」に残りにくいのかもしれません。