ミシュランガイド総責任者のナレさんがまた来日しています。年末発売の次年度版の販促に相当力を入れているようです。しかしよくまあ経費使ってたびたび来るものです。彼の使用する経費を調査員のワイン代などに回してあげた方が、すこしはまともな評価になると思うんですけど。
昨晩も「日本フードジャーナリスト会議」(集まっている人たちにジャーナリズムは皆無。悪い冗談のネーミングです)で、横川潤氏と出演していたそうです。
質問者は限定されてしまったようですが、果たしてナレさんはまともに答えることができたのでしょうか。
昨年の実売数が27万部とのことですが、2009年度版の初版数を何部に設定するのか、非常に興味があります。おそらく初年と同じく10万部以上の設定をしてくると思いますが、去年並に売れるかどうか疑問を持つ人は多いと思います。
さて「モウラ」に、大箱フレンチ「ベージュ トーキョー」をアップしております。デュカス、こんなに日本でウケないとは想定外だったのではないでしょうか。舞浜「スプーン」(閉店)はじめ「ブノワ」含めて良い思いをした店はないと思います。
ぜひお立ち寄りください。
http://tomosatoyuya.moura.jp/
「モウラ」更新しています
「ぎをん か波羅」を宣伝しなくなった関谷さん
読者の方から教えていただいて気づいたのですが、関谷江里さんがまったく「ぎをん か波羅」をブログで取り上げなくなっておりました。
http://erisekiya.cocolog-nifty.com/kyototokyo/
自ら「広報担当」として宣伝していると言い放っていたのに、4/28を最後にまったく触れておりません。
報酬を得ているとしたら、これは雇い主に対して契約違反か義務違反になるのではないでしょうか。
5/14がグランドオープンだったそうですから、今が一番大事な時期のはずです。あれほど自分のブログであおっていたのにこの沈黙、誠に不思議であります。
煽られて行こうと思っていた彼女の読者、そしてレセプションへ嬉々として駆けつけた「料理通信」の君島編集長などマスコミ対してもブログで何か一言あってもいいのではないかと思います。
何か取り上げられなくなった理由があるのでしょうか。
ミシュラン対談裏話 その1 ミシュランは知っていた
週刊朝日の「ナレvs友里」対談をお読みいただきましたでしょうか。読者の方からは、「ボクシングで言うなら、友里さんの「判定勝ち」ですね。コーナーまで追い詰めましたが、老獪なクリンチにKOできず、といったところでしょうか。」というようなご感想をいただきました。
対談は1時間半以上に及んだので、この掲載記事はそのごく1部であります。全部お伝えできないのが残念でした。
そこでその対談の裏話のようなものをシリーズでアップしたいと思います。ただし、言った言わない、になりますので、ナレさんの発言の具体的内容を強調するつもりはないのはご了解ください。
ミシュランサイドが数あるライター、評論家から対談相手に友里を指定したのが不思議でした。批判の急先鋒ですからね。もしかしたら、まったくその存在を知らないのかなとも思っていましたが、当日ミシュランビルへ行って先方が準備万端だったことを知りました。
まずビルに近づいたら、若い男性(広報を手伝っている広告代理店)が近づいてきて「友里さんですね」ときました。
私に会った方はおわかりなのですが、その文面と実際の姿はまったく乖離していて、皆さん驚くのです。これは「写真か何かを持っているのかな」と考えた次第です。
そして会議室でのナレさんと握手しての挨拶の時、いきなりナレさん、「○○さん(私の本名)」と言ってきました。つまり「お前のこと全部調べて居るぞ」と最初から一発かましてきたのです。「すし処 しみづ」の主人も会社に乗り込んできたくらいこんな個人情報、ちょっと調べればわかることなので、このケースもある程度想定しておりましたけど。
対談中も、興奮すると私の本名を連発してきたのが面白かったです。
過去のミシュランに対する私のブログにも目を通したそうで、かなり準備して対談に臨んできたのがわかりました。
(不定期につづく)