「友里新書」が着々と進行中

出張中なので資料に制限があるため、本日も「宣伝ネタ」でご勘弁ください。
先日、新潮社から「新書」のゲラが返ってきました。古い人間なんでしょうか、ワードデータでやり取りするよりプリントで受け取って「いよいよ形になってきたな」と実感が湧いてきたのです。「まえがき」、目次、1?6章、そして「あとがき」を入れて207ページになりました。
新潮社には「鬼の校閲」と言われる部門があるそうで、各ページにチェックが入っていてビックリ。これでも「少ない方」と編集者から慰められましたが、月末までの確認が大変であります。
個別店評価を一切封印し、「定説」や「問題提起」、そして「提言」など抽象的な内容でよくまあこれだけのページが稼げたとあらためて感じました。
「自己陶酔」と言われそうですが内容はかなり面白いと思います。特に取り上げている「店」や「人物」は具体名を書かずボカしておりますが、なんとなく特定できるかもしれませんので、その辺の推理も楽しんでいただければ幸いです。
以前ブログで11月14日発売と書きましたが、その日は土曜日。私の勘違いでして、その翌週はじめには書店に並び始めるはずです。
書店には並びますが、販売数増が狙える「店の入り口積み上げ」、いわゆるヨイショ系ライター・関谷江里さんの「赤本販売方式」は取りませんので、彼女のような「増刷」が出来るかどうか。
自分で言うのも何ですが、最初の「シェフ板」黒本並に飲食業界に「インパクト」を与えるのではないかと自負しております。
今思うと、「シェフ板 赤本」、「グルメバトル」、「ガチミシュラン」の時より期待感は遥かに大きい。(グラフ社さま、講談社さま、申し訳ありません)
黒本をはじめて出す時内心では「絶対ウケるはずだ」と思っておりましたが、今回は新しい「新書読者層」へも食い込めそうで、それ以上の期待を内心持っております。
関谷江里さんのように飲食店の店先へ置いてもらう、オカザワのように掲載店に何冊も買ってもらう、という「販促」が出来ないのが難点ですが、一般読者の皆様、発売の折にはどうかよろしくお願い申し上げます。
友里掲示板
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「めしとも」の宣伝を忘れていました

友里掲示板の「友里ブログを語るスレ」というスレが急に盛り上がっております。
意味不な突っ込みを続けるアンチの方(朝倉キョウスケさん)が、得意の検索を読み間違え、「Matelote d’anguille」の「d’anguille」をフランスの地方名であるアンジュー(Anjou)と勘違いし、「Matelote」を「鰻の赤ワイン煮」と断じてしまったことが発端であります。
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「Matelote d’anguille」とは、正確には「Matelote」が淡水魚のワイン煮を意味するもの、「anguille」は鰻のことであります。得意の「すり替え論議」で言い訳をしている様は往生際が悪いと言うか、更に突っ込まれそうで見ていて気の毒であります。
http://tomosato.net/test/read.cgi/bbs/1252100777/124
さてお世話になっている「めしとも 10月号」が15日に発売されております。ブログ上での宣伝を忘れておりました。今号は連載の「銀座“裏”ガイド」で「バードランド」を取り上げているだけですが、コンビニや書店で見かけましたらお買い上げいただければ幸いです。
「めしとも」の仕事だけで生業をたてているJ.C.オカザワはレギュラーの「煮込み」以外に「喫茶店のナポリタン」の食べ歩きを担当しています。A級店から撤退し、B級ライターとしての実績を着々と築いているようで何よりです。
来栖けい氏の「30食」は今月も「絶賛」の連発のようですが、これほど毎回感激する料理に遭遇できるその「運」の良さには脱帽するしかありません。写真は変わらず、厚手の服はそのままです。
表紙のイメージが似ていますので、隣に並んでいる「おとなの週末」と取り間違えないようお願いします。いや、講談社にもお世話になっていますので、余裕がありましたら「おとなの週末」もよろしくお願いします。
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ナレさんと関谷江里さんが対談!

これまた友里掲示板から知った情報であります。
なんとミシュランガイド「京都・大阪版」発売直後に、ナレ氏とヨイショ系ライターの関谷江里氏が関西空港で対談するというのです。需要客が減り続ける関空と発売部数が減り続けるミシュランガイド、絶妙な取り合わせと感心しました。
http://erisekiya.cocolog-nifty.com/kyototokyo/cat21516047/index.html
売れ行きが懸念されるミシュランガイド、藁をも掴む思いで関谷さんと対談するのでしょうが、私には掴んだ「藁」がかえって足を引っ張るような気がしてなりません。店側に密着しその宣伝をしまくる関谷氏と、店を第三者的に冷静に評価すべきミシュランガイドの話が合うとは思えないからです。
関谷氏の著書「京都 美味案内」が増刷を重ねて3刷になったようです。2刷がせいぜいの友里としましては誠に羨ましい限りでありますが、京都在住の方や店関係者など各方面から変な情報をいくつもいただきました。
掲載店に本のまとめ買いをそれとなく頼んでいるのではないか、京都へ拠点を移した時や著書を出版する際に、何らかの「協力」を店サイドにほのめかしたのではないか、というものです。
早速先週このことに対してご本人へ直接メールで質問を送りました。このような微妙な情報は、ライターとしてご本人に直接「取材」することが第一と考えたからですが、残念ながら現在までお返事をいただいておりません。「ぎをん か波羅」のレセプションパーティの時にはすぐお返事をいただいたのですけど。
昨日再度同じ内容のメールを送らせていただいたのですが、果たしてお返事をいただけるのかどうか。しばらく待ってから、その送ったメールをブログで公開するかどうかも含めて対応を考えてみたいと思います。
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