最近訪問した店 短評編 41

「ミシュランガイド 京都・大阪版」、売れ行きはどうなんでしょうか。2年まえのように売り切れ続出なのか、それとも昨年のように店内に山積みのままか、掲示板にでも情報いただければ幸いです。
アマゾンでは現在1位ですが、どのくらい売れているのかわかりません。
さて本日は前置きはここまでで3店です。
南蛮銀圓亭
「めしとも」の仕事で訪問しましたが(取り上げませんでした)、まったく美味しくない洋食店でありました。
奇遇にも小林亜星氏と2度目の遭遇。最初は銀座の「青木」でありました。
ビーフシチューはツメが緩すぎ、海老コロッケ、魚貝のグラタンもまったく美味しくなかった。
コースをみるとステーキに重点を置いているようで、まともな洋食屋には見えません。
ワインも安いものが見当たらず、8500円のボルドーを飲んで2名で2万5000円近くになりました。再訪はないでしょう。
嵐山 吉兆
3つ星をとったのは予想外。本当に調査員は料理を食べているのでしょうか。
常連の席に潜り込ませていただきましたが、部屋、器、船遊びと「料理」以外は大変満足しました。
しかしこれで7万円弱は、美味しい和食店の2回分。条件の悪い船の上で鮎を焼く必要はないのではとも疑問に思った贅沢な夜でした。
宮葉
平日の昼に再訪。親方が長期療養の影響か、客は他にいませんでした。先入観もあるでしょうが、以前とは微妙に違う酢飯(握りは担当者が違うので勿論異なります)に感じました。
そういえば高額品など持ち物自慢で自分を大きく見せたい「ずこ」さん、ブログには宮葉の親方は「単なる疲労での休み」というような表現でしたが、店から本当の事を教えてもらえなかったのでしょうか。
長期療養する前日の夜は、店に入りきれないほど常連客で一杯だったそうです。

「店評価ブログ」を更新しています

バタバタしておりまして、「めしとも 11月号」の宣伝をし忘れておりました。
10/15にしっかり発売されておりますので、ご購入の上お読みいただければ幸いです。
この最新号では久々に友里の出番が多い。
まずは「ガチンコ実食レビュー三者三様」として、J.C.オカザワ、食品会社開発部員、友里3人の「資生堂パーラー」、「たいめいけん」、「レストラン吾妻」、「「レストラン香味屋」4軒の短評が46ページから8ページ使って載っています。
食品会社開発部員と私の食後感(分析も)は一致するものが多いのですが、いつも一人浮いているのがオカザワです。やはり彼の「嗜好」は人並み外れているのではないでしょうか。
そんなJCオカザワの浮世離れした「舌」がよりわかるのが、中閉じ(小冊子)にあるこの3人による鼎談「洋食トークバトル」です。
掲示板では「その場でオカザワに言わないであとでブログで指摘するのはフェアではない」と良くご存じない方が批判されていましたが、実際の鼎談は掲載記事よりバトルでありましたことをここに付け加えさせていただきます。
読者の方から「爆笑もの」とのメールもいただいております。内輪もめではありますが、なかなか面白いので8ページ全部読んでいただきたい。
そしてもう1つが連載の「銀座“裏”ガイド」(P.64)であります。
今回は、おばんざいがウリの「大羽」。東京最高のレストランでも高く評価されていますが、ただの高い「居酒屋風和食店」でありました。10年前まで時たま行っていたのですが、「サロン化」が更に進んでいて危険兆候がでています。常連のヨイショや過大評価に惑わされてはいけません。
さて、「店評価ブログ」に「野田岩」をアップしています。
今年の夏も行ってしまった「野田岩」。勿論「白焼き」と「蒲焼き」(天然と養殖)も食べています。
ぜひお立ち寄りください。
本日は無理して寝ないでこの時刻にアップしましたが、明日からの更新は未明か昼過ぎになるかもしれません。
「店評価ブログ」
http://www.tomosato.net/blog2/index.html

ナルカミが西麻布に移転!

本日は「閉店情報」ではなく、「移転情報」です。
風の噂で銀座の「レストラン・ナルカミ」が西麻布へ移転すると聞いていましたが、先日偶然見つけてしまいました。
場所は西麻布4丁目、「鳥よし」の隣の1階であります。店先にはオープン祝いの花が沢山飾られていました。その中には「すし匠」からの胡蝶蘭もありました。中澤さんは顔が広いようです。
この移転場所は7月まで「ソナム 西麻布店」がありました。TVに何回も出演した韓国料理店の支店でしたが、流行っていなかったのか。一回だけ訪問したことがあるのですが、「カムジャタン」はじめ料理は私の好みではありませんでした。
「いつかは銀座へ」と銀座を目指すシェフや職人は知っていますが、都落ちとは言いませんが銀座から外へでるシェフは珍しいのではないでしょうか。
どのような事情で移転したかわかりませんが、この西麻布の地で客単価1万円以上のフレンチは難しいのではないかとHPを確認したら、カジュアルスペースでは1000円からのアラカルトを用意していました。
http://www.restaurant-narukami.com/
この不景気に加えて昨今のフレンチ受難、わざわざ移転してまでのチャレンジは成功するか、ご興味ある方、行かれた方からご感想をいただければ幸いです。
本日からネット接続ふくめブログ更新に制約がでる環境になります。
出来る限り毎日更新、メールや掲示板へのお返事もするよう努力しますが、至らぬ点も多々出てくると思いますのでご容赦のほどお願い申し上げます。
月末には復帰する予定です。
友里掲示板
http://tomosato.net/bbs/