友里掲示板で話題になっている、あの「ピエール・ガニエール」が19日(金)、ANAインターコンチネンタルホテル東京の36階で再開となったようです。
またまた似非グルメで俄な外食経験者である放送作家のわぐりたかし氏が日経トレンディでインタビューしていました。
ガニエールは天才肌だからという理由だけではないでしょうがいわゆる世間知らず、そしてこの放送作家も上辺しか物事を見ていない世間知らずですから、私には二人の会話がかなり浮世離れしているように感じます。
詳しくは、今のネット環境に慣れた今週半ばにでもブログで取り上げようと思っておりますが、パートナー(いわゆる出資者)を変えただけでうまくいくものなのか。
どちらかというと普請が安い部屋を要する中堅ホテルなだけに、宿泊客があの高額なコースオンリーの店へ行くとは思えません。
結構な大箱のようですし、ビル最上階という立地的なデメリットもありますので、私は厳しいと思っております。ワインの値付けも安くはないでしょう。
オペレーションが落ち着いたら、怖いもの見たさで行ってみたいと思います。
さて3店です。
CICADA
料理がうまいわけでもなく、とびきり安い店でもないのになぜか流行っている広尾近くの地中海料理?のお店。久々に夜訪問しました。
タパスは1000円台、メインは2000円前後ですがどれもまったく記憶に残らないほど普通というか凡庸。ウリのタジンも、万人受けするわかりやすいものでした。
ワインも決して安くはない。グラスシャンパーニュが1800円でした。
しかし、4種持ってくるとはいえ、オリーブオイルに380円の請求はいかがなものか。セコイというか、1種でいいからタダにするべきでしょう。
新橋「ビアライゼ’98」
友里掲示板で話題になっているあの古川修氏が「美味しいもの好き」を集めて今年はじめに新年会を開いたというビアホールです。
ビール注ぎの名人とのことでしたが、私には結構雑にサーバーから注いでいるだけに見えました。
期待した料理ですが、1000円以内という値付ですから仕方ないと言えばそれまでですが、すべてが普通のビアホールのクオリティ。
「美味しいもの好き」の方だと満足できる店ではないと私は考えます。
レ・ランデヴー・ド・トキオ
友里掲示板でオススメとあったので知人たちと訪問。ネットでは南仏の家庭料理を出すビストロの位置づけになっておりましたが、お任せにしたのでいわゆるカスレのようなビストロ料理はでませんでした。
持ち込んだワインを飲みながらワイワイやってしまったので料理の記憶がほとんどありません。評価するなら再訪しなければ。
ただしオーナーソムリエールの印象ははっきり記憶に焼き付いております。
好き嫌いがあると思いますが、いわゆる「カマトト」な立ち居振る舞い、しゃべりの方。私は引いてしまいました。
ソムリエ認定を受けているようですが、オーストラリアワイン専門みたいで店にはそれしかありません。抜栓技術も?に感じました。