今朝の新聞の広告欄を見て呆れました。予想していたとは言え、週刊新潮、週刊文春とも菅政権の将来のなさや菅陣営への批判が盛り沢山であります。
先週までは小沢憎しで菅応援に回っていましたが、この変わり身の早さに脱帽です。今後は菅政権が倒れるまで、自民党サイドにたって菅政権批判に徹してくると思います。
まあ、ジャーナリズム(真のジャーナリズムがあるとは思えませんが)は時の権力を検証するわけですから、菅政権を批判するのは構わないのですが、民主代表戦では権力側の菅陣営を応援していましたから矛盾しております。
昨日から日本単独介入で一時的に円安へ振れていますが、何兆円も無駄にして、もとい、使用してこのまま円安トレンドへ持って行けるのでしょうか。投機筋や個人トレーダーが便乗して一斉に円を売って小遣い稼ぎしただけかもしれません。
友里掲示板では、円高にしても日本へ輸出するものがない(日本の購買力がない)から欧米は得をしないといった書き込みがありました。欧米諸国の円高容認は日本への輸出拡大を狙っていると単純に考えているのでしょうが、円高は日本企業の輸出競争力を奪う効果があるのです。世界市場で日本企業が不利になれば、それだけで欧米企業が有利になるという考えが思い浮かばなかったのでしょうか。
さて先日、西麻布のあるイタリアンへランチに行って驚くべきサービスを受けました。流行っていない店なので実名を挙げることは避けますが、あのヘタレヨイショライターの伊藤章良氏が結構好意的に書いていた比較的新しい店であります。生ハムのスライサーをウリにしていましたっけ。
ビールを飲みながらランチコースを選んだ後、グラスワイン(赤)をオーダーしたと思って下さい。
ソムリエールが持ってきたボトル4本を見て私は驚いたのです。4本とも未抜栓ではないか。これはラッキーだとその中から1本を選択したのですが、その後のソムリエールの行動に私は椅子から転げ落ちそうになったのです。
なんとその4本の未抜栓のボトルはワイン冷蔵庫へ戻し、別の場所からバキュバン付きのボトルを出してきたのです。遠くから見ても残りはごくわずか。
しまった、見せボトルに引っかかってしまった
気を取り直してグラスを飲み干し、私は再度同じグラスをオーダーしたのです。残りが少なかったので、新しいボトルを開けてくれると思ったからです。
ところがそのソムリエール、残りのワインを有効利用したかったからか
ボトル真っ逆さまで最後の一滴まで投入?
して来たのです。澱まで投入する気か。
ホールの客は我々だけ。近辺の「ダノイ」や「エスペリア」には結構客が入っているだけに、私はこの店の不振の理由がわかったのです。
こんなセコイサービスをするから客が来ないのか。客が来ないからそんなセコイサービスをするようになったのかわかりませんが、
貧すれば鈍する?
と言うのでしょうか。温かみを感じないソムリエールの立ち居振る舞い含めて、大幅に改善の余地があるでしょう。
そうでなければ、この店の継続は難しいと考えます。?
ちなみに普通の店のグラスワインサービスと言いますと、現在使用しているボトルを客に見せるのが普通ではないでしょうか。
客は中身の減り具合(減っていれば日が経ってヘタっている可能性が高い)も考慮に入れてワインが選べるからであります。
しかし最後の一滴まで注いでくるとは思いませんでした。