友里征耶の週間食日記 17

パリ・アルバ旅行を終えて気付いた(正確には気付かなくなった)のが、喉の違和感の解消です。
今夏に倒れてから、一応病院で完治と言われても喉が気になり続けていたのですが、旅行中にいつのまにか感じなくなりました。自分的にようやく完治しましたが、まだ大好きな激辛の麻婆やカレーを食べる勇気がでません。このまま食べられなくなってしまうのでしょうか。

「店評価ブログ」に、神戸の過大評価寿司屋「鮨 生粋」をアップしております。何かの間違いでミシュラン2つ星をとってしまいましたが、私は関西の自称江戸前鮨通、鮨好きに言いたい。

この店で満足していたら、その後の鮨人生を踏み間違える

と。餅は餅屋と言いましょうか、真の京料理を京都以外で求めても詮無いこと。(肝心の京都の店でもおかしいのが沢山でてきましたけど)江戸前鮨を堪能したいなら、神戸や大阪でくすぶっていないで東京で味わっていただきたいと考えます。

さて週間食日記です。

月曜
昼:有楽町のスタンド蕎麦屋
夜:銀座のステーキ屋
昼はオススメ本の確認で掻き揚げが人気のスタンド蕎麦屋へ。同じ系列に新橋店がありますが、食後感が異なります。両店を訪問したら、新橋店が空いている理由がわかるでしょう。
夜は一見訪問不可能なステーキ屋。体調(食欲)が戻りつつあり、レバ刺し除いてほとんどの料理を食べてしまいました。

火曜日
昼:銀座百貨店の韓国料理
夜:神楽坂の和食店
そろそろこなれてきたというか、息切れしてきたのではないでしょうか銀座の増床百貨店。この店は特に容易に入店できましたが、支払い額を考えるとまずまずでありました。
夜は久々の3つ星東京和食。過去に味濃いと書いてきましたが、だいぶ薄くなってきたように感じます。東京の3つ星和食の中では美味しい店の1つです。

水曜日
昼:豚まん
夜:港区のフレンチ
昼は昨晩の帰りに神楽坂で購入した500円豚まん。非常に高いので期待したのですが、正直?でありました。もう買わない!
夜は「めしとも」の企画、例の読者プレゼントで読者4名との会食でした。自分で言うのも何ですが、提供した72年のリシュブール、美味しかったです。

木曜日
昼:虎ノ門近くの寿司屋
夜:和食
役員会の流れで昼寿司。昨年くらいまでは昼でも満席だったのですが、今年になってからかなり空いてきました。世の不景気がよくわかります。
夜は松茸を堪能しました。

金曜日
昼:渋谷の四川料理
夜:内食
昼は久々に四川料理店へ。咽頭炎に罹ってから初めての四川であります。激辛を封印しましたので、物足りなかった。
夜は旅行前ということもあり、家で食べました。

土曜日
夜:自由ヶ丘の居酒屋→焼き鳥屋
昼は何を食べたか忘れました。夜は大学研究室のOB会で久々の自由ヶ丘へ。居酒屋料理の口直しに混んでいる焼き鳥店(しかも結構高い)へ行ったのですが、味の素含有率の高さに唖然。口直しになりませんでした。

日曜日
夜:内食
翌日の旅行を控え、家で大人しくしておりました。

海外バスルーム事情

ネタ不足でとっさに思いついた「海外事情シリーズ」。本日3日目でようやく終了です。日増しに内容がなくなってきたと自覚するこのシリーズですが、本日のバスルーム事情までお付き合い下さい。

最近は改善されてきていますが、昔は5つ☆Lホテルでさえも設置されていなかったシャワーブースにハンドシャワー。バスタブの壁面や天井に固定されたシャワーで体を流さなければならなかったのが非常に苦痛でありました。

どこが苦痛なのか。上半身や足などについた石鹸(古い言い方)は洗い流せますが、下半身の一部分は水(お湯)が届かないから洗い流せません。
またまた尾籠な話になりますが、よって天井へ向けてお尻を突き出す体制をとって対応しておりました。子供を風呂に入れた際は、逆さまに担いで洗い流していましたっけ。

いつの間にか欧州のホテルでもハンドシャワーが普及しはじめ、更にシャワーブースまで別置されてきましたから、最近はトイレとは違ってバスルームへの不満はなくなってきております。
ただ数年前訪問したケアンズのホテル、シャワーブース内は固定シャワーだけでハンドシャワーが設置されていなかった。バスタブにはありましたから、最後にバスタブへ移動して仕上げをしなければならないという面倒さがありました。

私は、温泉など大浴場へ行かないかぎり滅多にお湯につかりません。家でも外でもシャワーだけで終わらすことが多いのですが、今回のイタリア地方のバスルームはちょっと変わっておりました。
なぜこの地にあるのか不思議な自称?5つ☆Lホテル。バスルームには当然シャワーブースがありまして、そこには変わった設備がありました。壁面にパネルがありまして、タッチ式のスイッチらしきものを触ったら温風がでてくるのです。シャワーブース内は広く座れるスペースもありましたので、

        サウナが設置されている

と喜んだのですが、いつまでたっても温度は生暖かいまま。どうやらただの温風ヒーターのようなもので、シャワーを浴びる前にブース内を軽く温めるだけのもののようでした。
翌朝市内へ出かけるため、部屋の掃除やリネン類の交換をして貰おうとタオル類をバスタブへ投げ入れようとバスルームへ行ってビックリ。なんとバスタブがないではありませんか。

バスタブを必要としなかったので気がつかなかったのですが、この5つ星Lホテル、ルーフテラスがついたジュニアスイートなのにバスタブが省略されていたのです。シャワーブース内の温風ヒーターもバスタブがないことの対策なのかもしれません。バスタブ愛好者にはつらい5つ☆Lホテルでありました。

本日はネタ不足(正確には時差ボケで早く起きられなかった)からの行稼ぎレベルのブログで失礼しました。

海外タクシー事情

昨日のブログ、祝日にもかかわらず掲示板は盛り上がりました。海外のトイレの不便さへの不満は潜在的に大きかったようです。
調子に乗って本日も海外事情ネタです。きっかけはアルバの郊外ホテル(と言っても5つ星ラグジュアリー)到着時、滞在3日間のタクシー予約をしたとブログに書いたことでした。

日頃はその高い検索能力で脳内妄想を実体験のごとく喜々として隔離部屋へ書き込んでいる方が、何を血迷ったかこのタクシー予約行為をやり玉に挙げてきたのです。まずはその書き込みをご覧下さい。?

http://tomosato.net/test/read.cgi/bbs/1285018211/191n

この方、はっきり言うとHN:朝倉キョウスケさん(HNを数回変更するもモウラのコメント欄時代からの常連さん)ですが、恐らく欧州はパリとかロンドンとか大都市に数日の滞在経験しかないのではないか。もしくはツアーのみの欧州経験のみかも。いやまったく行ったことがないのかもしれません。

確かにパリなど大都市では、星数の多い豪華ホテルの近辺には利用客を期待して待機しているタクシーはいるかもしれません。でも日本のホテルのように行列つくって並んでいるようなことはまずないでしょう。
大都市の主要スポット(地下鉄駅近辺、観光名所近辺など)にはタクシー待機場もあり、そこで客待ちしているタクシーに乗ることは出来ますが、原則日本のように手をあげて走っている車を止めることはありません。
タクシーは日本と同じく、ルーフトップには電気灯がついており、料金メーターを搭載しているのは日本と同じなのですが、大都市ではない地方や郊外では大きくこのタクシー事情は変わってしまうのです。

まず街中に一目でタクシーとわかる車が見当たらない。つまり、電気灯も料金メーターも搭載しておらず、いわゆる日本の「白タク」みたいな車がタクシーなんですね。
よってホテル(たとえ場違いで5☆Lがあったとしても)の近辺にタクシーが待機していることはありません。街中にタクシー待機場もないでしょう。

ではどうやってタクシーをつかまえるのか。地方や郊外にはバスや地下鉄がない場合があり、移動は歩き(自転車)か車以外に手段がない場合が多い。どうしてもタクシーを利用したいときは、ホテルや店で

タクシーを呼んでもらう

しかないのです。と言っても、近くに待機していることはないですから、数分では来ない。台数も限られているので、かなり待たされることもあるのです。

よって、ホテルから街中への移動やレストラン訪問の予定が決まっている場合は、あらかじめまとめて予約しておくと時間通り行動することが出来るわけです。
ホテルのグレードが高いと、イタリアでも英語を話せるドライバーを要するタクシー会社と契約している場合もあり、英語以外話せない人は助かります。

街中やレストランへ移動する途中でドライバーと、時刻を決めて帰りのタクシーを予約する、もしくはだいたいの時刻を話しておいて携帯番号が書かれたビジネスカードを貰って帰り際に呼び出して迎えに来て貰う、といった交渉をすれば安心してホテルへ帰ることが出来ます。
だいたい地方のレストランは街中(ホテルがあるところ)よりちょっと離れたところのある場合が多い。歩いてレストランへ行くことはほとんど不可能なのであります。

ネットでは、欧州の地方のタクシー事情に関する情報がないのでしょうか。人並みはずれた検索力をもつと思われる朝倉キョウスケ(HN)さんではありますが、常日頃から友里を揶揄する、からかう、ことばかり考えているのでしょうか。思わず

タクシーを3日分も予約したと言うことは、タクシーも近寄らないほどの安ホテルに友里は宿泊している

と鬼の首でもとったように喜々として書き込んでしまったと想像します。海外へ行ったらまずは

足の確保

をすることをオススメします。