新たな名古屋ネタを入手

東国原宮崎県知事(任期はあとちょっと)が来年行われる都知事選に出るとの報道がありました。
不幸の連鎖と言いましょうか、東国原氏が都知事になるのも都民としては避けたいですが、東国原氏の都知事就任を防ぐため、石原都知事がまた立候補する可能性も高まってしまった。ご両人とも性格が悪いだけに都民としては歓迎できない状況です。

新東京銀行や築地移転の問題を残し、自分の息がかからない人が都知事になった場合何を暴かれるかが心配なんでしょう、石原さん。石原氏が出なければ、賢明な都民のことですから東国原氏の当選の可能性はなかったと思いますが、石原vs東国原の構図が出来てしまうとマスコミが加熱し、他の候補が入り込む余地がなくなります。
このままでは性格の悪い両者のどちらかが当選してしまうと言う、都民にとっては最悪のストーリーになってしまうでしょう。

以前のブログで名古屋のワイン好きの習性を書きました。

名古屋では、ワインの持ち込みを許可しないと店が成り立たない。
許可するとケース単位で店へ送りつけてくる。

というものでしたが、本日は新たに読者の方からいただいた名古屋ネタをご紹介します。

料理は最高値のものを頼んでおきながらワイン持ち込み料2000円を値切る

さすが名古屋、倹約精神全開です。持ち込み料2000円自体が安いと思うのですが、名古屋人は納得しないのか。これではケースで送りつけられた店はたまったものではありません。

「これはワインではなくてリキュールだ」と言い張ってワインをタダで持ち込もうとする

これにはおおいに笑わせてもらいました。ワインだろうがリキュールだろうが、外から飲料を持ち込むことに関しては変わりがないではないか。さすが名古屋人と言ってしまえばそれまでですが、相手する店も大変であります。

お土産の一口ボトルだからといってタダで持ち込んでいいという言質を(電話で)取った上でちゃっかりとフルボトルを持ち込む

これもさすが名古屋人と言える習性。ここまで支払い額を抑えようとする気質に脱帽です。
ここは1つ、官僚には名古屋人を優先的に採用し税金の無駄遣いをなくして貰いたいと考えましたが、自分の財布でなければ

名古屋人気質

は発揮されないのかもしれません。

本日のブログ、あくまで店関係者からの一方的な取材でありまして、実際にこのような事をした名古屋人から裏はとっておりません。
また、すべての名古屋の方がこのような事をされているとも思っておりません。
まともな名古屋の方、ご免なさい。

最近訪問した店 短評編 52

おかげさまで身内の問題も一区切り尽きました。年末年始とぽっかりスケジュールに空白が出来てしまいましたが、後片付けの他はゆっくり静かに過ごそうと思っております。
年が明けたら鉄人社から友里征耶初の

オススメ本

の原稿を書き始めなければなりません。幸か不幸か「月刊 めしとも」が休刊、定期的な連載は「日刊ゲンダイ」だけとなりました。
負荷としては充分こなせるはずなのですが、J.C.オカザワと違って出版の都度違った切り口なり構成を考える友里。オカザワの得意技である初版印税貰い逃げとならないよう内容を充実させなければなりませんので、書き始めるまでの構想の構築(大袈裟)に苦労しております。

オカザワのように割り切ってしまえば(増刷なしの初版印税貰い逃げ)気が楽なのでしょうが、それではこの後のオファーが来なくなります。今後も年に1冊くらいは出版していきたいだけに

何回かの増刷

を狙いたい。と言っても、初版数を抑えて1回の増刷数を最小限にする

増刷数稼ぎ

はやらないつもりであります。要は総刷り数と言いますか、総実売数であります。

それでは今年最後の店短評です。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          

鮨 はしぐち
数年ぶりの訪問。小キャパなので予約が簡単に入らないのが難点ですが、ツマミ(それほど種類はない)、握りと支払い額(2万円チョイ)を考えると充分満足。「めしとも」の仕事での再訪でしたが、オススメ本にも取り上げようかと検討中であります。

ロオジエ
今秋2回目の訪問。カウントダウンではないですが、来年3月の閉店までに後1回訪問するかどうか。
料理は相変わらず可もなく不可もなし。決して印象に残るものではなかった。数ヶ月後に閉店が決まっているのですから、厨房スタッフのモチベーションを高水準に保てるはずもないか。
お任せワインも、もちろんレベルは低くなるに比例して請求額も安くなっておりました。

フロリレージュ
結果から言いますと、昨年の初訪問時と違って料理は良くなっていると感じました。脱カンテサンスの兆候を少し感じました。
詳しくは明日の日刊ゲンダイのコラムをご覧下さい。

ポンドール・イノ
あの「シェ・イノ」が三越前の再開発ビルに支店をだしてきました。ビル自体が閑古鳥一色。もちろん私が訪問した日、この「ポンドール・イノ」も例外ではありませんでした。
食べたのはなぜかある鉄板焼きコーナーでの鉄板焼き。これまた来年1月はじめの日刊ゲンダイのコラムをご覧下さい。

天ぷら 真
ホテルオークラ「山里」出身の人が揚げ手の店。夜のコースは1万円台後半まである高額店でありますが、量的には物足りない。天麩羅自体も凡庸でした。追加したら予想以外に高い請求。
詳しくは来年1月はじめの日刊ゲンダイをご覧下さい。

リストランテ・マッサ
知る人は知っている、知らない人はまったく知らない元鉄人の店。
今夏、知人夫婦に10周年パーティへ連れて行って貰いました。(急な参加で手ぶら。つまりタダ飯)よって借りを返すため(店には言っていません)に4人でこの冬訪問しました。
頼んだコースを書いてしまうとバレる可能性がありますので詳しく書きませんが、ワインの値付けも高くなく予約もとりやすい。料理もアロマフレスカより遙かにイタリアンに近いので、急にイタリアンが食べたくなった時などには良いでしょう。

友里征耶の週間食日記 23

本日は午前中からスケジュールがビッシリ決まっておりますので(パリ・ローマ行きはキャンセル)、イントロなしで即、食日記とします。

月曜日
昼:新橋・虎ノ門付近の寿司屋
夜:湯島の和食屋
欧州から帰国翌日ということもあり、昼はまず寿司。結構な高額寿司屋だと思うのですが、お好みで頼んだツマミの山葵はいつものように「混ぜ山葵」でありました。お好みなら昼でも1万円を超える店ですよ。カウンターにはセイコ蟹が山積みになっていたので即注文。でも出てきたのはバットに格納された剥き身。カウンターにあるセイコ蟹は「見せ蟹」でありました。内子も外子もほとんど付いていなかった。便利だからつい行ってしまうのですが、オススメできる店ではありません。
夜は3ヶ月先しか予約が入らない人気の和食店。いつの間にか1万2000円に値上がっておりましたが、それなりに満足しました。

火曜日
昼:浜松町の鮨屋
夜:南麻布のフレンチ?
前日の寿司がイマイチだったので、まともな鮨を食べに浜松町へ。ツマミ、握りと満足しました。
夜は掲示板で「主婦レベルに毛が生えた程度」と評されたフレンチを久々に訪問。持ち込んだ80年のモンラッシェ(ラフォン)は思ったより軽かったですがまずまず満足しました。料理はビストロ系ではなくなっておりましたが、ハンバーグは濃くて面白かった。

水曜日
夜:六本木の豚しゃぶ屋
関連会社との忘年会。食べ放題&飲み放題で6000円を切るお買い得店。ビールは生ではなく瓶だったことに感心しました。この支払いなら、どなたも満足するでしょう。

木曜日
夜:銀座の3つ星天麩羅
3つ星に昇格したばかりでしたが、店内に過熱感はありません。やはり客単価4万円前後という高額がネックなのでしょうか。
驚いたことに、3人で10万円を超える支払いなのにカード使用では6%の手数料を上乗せしてくるはずと聞きましたので、検証するため敢えてカード決済を選びました。本当に上乗せしてきました。
肝心の天麩羅はCP悪すぎです。

金曜日
夜:銀座の鮨屋
今でも予約困難と言われている鮨屋。この夜も満席でありました。隣客、主人も知っているフードコンサルの知人の名前を連呼。何でもアメリカにある食のハーバードといわれる大学を出た人だそうで、この道の有名人と思っているのか、彼の知り合いということを主人や連れの女性に自慢している様がうるさすぎ。でもその名を聞いて私はひっくりこけました。
以前所属していた税務署関連の任意団体で一緒だった人。お笑い芸人のように変わった人(服装も)でしたが、世間だけではなく飲食業界でもまったく無名な人ではないか。コンサルでは生業を立てられないレベルであると思います。実態を知っている身としては、この人脈自慢を黙って聞いている(うるさくて耳に入ってくる)のが辛かった。

土曜日
夜:銀座の自称イタリアン
移転後初訪問。鰻や松葉蟹など?な食材をイタリアンとは思えない調理で提供。以前より更に無国籍化というか、脱イタリアン化しておりました。コース料金もかなり値上がっており、イタリアンとしての再訪は難しいと判断しました。なぜ予約困難なのか、友里にはまったく理解できません。

日曜日
昼:西麻布のイタリアン
夜:池尻のフレンチ
昼は年内でクローズと聞いたイタリアンへ。店内は寂しいものがありました。
夜は逆に予約困難なフレンチへ。今回のオーダーは、ジビエのパテとパイ包みと選択を間違えたようで、非常に重く感じてしまいました。奥のテーブル、隣客がうるさいと大変です。