くまポンに3つ星鮨が登場していた!

未だ未だおさまりそうもないエジプトのデモと大相撲の八百長問題。しかし私は大相撲のことなんかこれ以上大袈裟に報道するなと言いたい。こんなことを書くとトサカを立てて怒り狂う人がでてくるかもしれませんが、

もともとプロレスみたいなショーだったと思えば腹も立たないだろう

TVのインタビューとかで、

初めて知った
ショックだ

と発言する一般人がいますが、本当にそう思っている人がいるとしたら

日本はなんと脳天気な(民度も低い)国なんだ

と私は嘆き悲しみます。昨日のTVでも、自称相撲評論家らしき人が出ていましたが、

今まで八百長があるとは知らなかった

と、いい歳して間抜けを晒しておりました。その点、やくみつる氏は、

ちゃんと見ていれば、多くの人が皮膚感覚でわかっていたはずだ

と正直に発言しておりました。要は今までから蔓延していたということを言っているのですが、ここがTVコメンテーターの限界でしょう。彼はまともな神経の持ち主だと思います。
八百長どころか黒い筋が主催する相撲賭博にもどっぷりつかっているとも言われている大相撲。この際正直に

八百長は大相撲の常識

とカミングアウトすれば、相撲賭博もなくなります。八百長だとわかっていて賭けに参加する人はいないからです。日本社会にとって、黒い資金を生み出す賭博の1つが撲滅するのですから日本社会にとっては良いこと。最後のご奉公ではないですが、相撲協会には正直に八百長の存在を認めてもらい、今後はプロレス業界と競合して生き残ってもらいたいと考えます。

さて、読者(いつも面白いネタを提供していただいております)から、またまた面白いネタをいただきました。
半値のクーポンは年末年始に問題になった「グルーポン」しか知らなかったのですが、掲題の「くまポン」もあるようです。まずはご覧下さい。

http://kumapon.jp/25/michelin

注目すべきは2つ目にある「鮨 さいとう」です。
以前のブログで「麻布 かどわき」がグルーポンに出ていたと書きましたが、人気で1ヶ月先でないと予約がとれない繁盛店。こんな割引クーポンサイトに登場してわざわざ売り上げを減らして何かメリットはあるものなのか。評判は落ちるしデメリットばかりではありませんか。
読者の方の話では、あくまで噂レベルとのことですが

これら有名店のクーポンは差額をくまポン側が補填していて店側は売り上げが落ちない

のだとか。ミシュラン店をくまポンの宣伝に使っているというのです。
3つ星店へ表面上の売り上げ減を補填しても、それに釣られた客が他の不人気店のクーポンを買ってくれるので充分商売になると踏んでいるのでしょうか。?

クーポン側の売り上げ減の補填はあくまで噂レベルでありますが、そうでなければ予約困難店が参加する理由が見出せません。私は補填以上のものが店へ流れている可能性もあると思っております。
ここは「鮨 さいとう」へ出かけて確認したいと思うのですが、予約困難で検証はかなり先になるでしょう。

久々にビオワインを飲んでしまった

ついに八百長を認める力士(元力士?)が出たようです。大相撲に八百長は付きもののはずですが、いままで公に認められていなかった方が不思議ではないか。
ちょっとでもまともに相撲を見ていれば、すべての取り組みが真剣勝負だと思うはずがないのですが、世には純粋無垢な人が多いと言うことでしょうか。
奇麗事だけを聞いていたい、いやな話は聞きたくない、という気持ちはわかりますが、そのような現実逃避と偽善(裏や汚いことには関わりたくない)が相撲の八百長ばかりではなく、アホな国会議員や自分勝手な役人を増殖させていることを自覚するべきではないでしょうか。

しかし放駒理事長、八百長を苦し紛れに認めそうですが、

過去に八百長はなかった

つまり今問題になっている数人だけが初めて八百長をしたように言い逃れておりますが、それを信じるメデタイ人がいるのでしょうか。
しかし、私は八百長相撲をこんなに大きく取り上げる必要があるのかと疑問であります。
学生時代ちょっとしたプロレスファンだったのですが、プロレスが真剣勝負だと信じている人は皆無のはず。まったく効果がない基本的な技であるボディスラム、私は小さいとき、背中からではなくなぜ

頭から落とさないのか

不思議でありました。一発で仕留められるからです。なぜ投げられる人が自ら跳び上がって

投げやすくするのか

純粋な少年時代(友里でもありました)の疑問でありますが、プロレスはショーとして認知されていますから、勝負結果が先に決まってもファンやマスコミは誰も問題にしないのです。ここは相撲協会も

相撲は伝統芸能で一種のショーである

と素直に認めるべきではないか。巡業でやっている「花相撲」が本割でも行われていると考えれば、腹をたてること自体がばかばかしい話なのです。

大相撲存続の危機

とマスコミは騒いでおりますが、

元々がショーなんだから大騒ぎするな

と私は言いたい。しかしこの八百長騒動で一番得をしたのは小沢氏ではないか。すっかり「強制起訴」がかすんでしまいました。

さて昨日取り上げたイタリアンですが、もう1つ残念なことがあったのです。それは掲題にあるビオワインの件であります。
ワインリストにあるワイン、値付けが高いだけではなく生産がここ数年と若い物がほとんど。しかも造り手が無名といいますか私が知らない人ばかりでありました。
よって比較的安く(それでも1万500円)古め(それでも03年)のシチリアワインを仕方なく選んだのです。リストには各ワインの簡単な説明がありまして、ちょっと引っかかったのが「無農薬栽培」。連れは

ビオだ

と嫌がったのですが、無農薬で栽培しただけと勝手に解釈して頼んでしまったのです。果たしてグラスにつがれた赤ワイン、私は一目見て

ロゼを頼んでしまったか

と思ったほど色が薄かった。8割方ビオワインだと感じて口に含み、それは確信へ変わりました。

シュワシュワしていて気持ち悪い

ビオワインの典型的な症状である微発砲であります。グラスをまじまじ見ると、まだ注ぎはじめ(ボトルトップの段階)なのに、澱が舞っているではありませんか。当然ながら不味すぎて2名でも1本飲めず残した次第であります。
ビオロジックなのかビオディナミだったのかわかりませんが、なんでこんな

不味いビオワインを造る人がいるのか
不味いビオワインを飲む人がいるのか

私には理解できません。以下に貼り付けるビオワインの説明では生産者たちは

SO2を添加せず瓶内で二次発酵(微発砲)するのもビオの特徴と受け入れろ

といった主張のようです。

http://www.winemen.net/wine/biowine.htm

私はしたり顔でビオワインを飲んでいる自称ワイン通に言いたい。

無理して不味いワインを飲むことはない。はやく楽になってしまえ

と。SO2がたっぷり入った美味しいワインを飲めない(飲まない)人は大事なワイン人生を踏み違えると私は考えます。

地方といっても料理や調理で誤用が多すぎるぜ!

毎日新聞のスクープなんでしょうか、大相撲の八百長問題に再びスポットが当たりそうです。
政治屋が献金と引き替えに口利きをしているのと同様、大相撲が真剣勝負ばかりではないということを信じない純粋無垢な人がいるとは思えませんが、今回は携帯メールという証拠もあがっているようですから、相撲協会はどう言い逃れるのか見ものであります。
誰が勝手に言い出したか「国技」でありますが、あの海老蔵を輩出した歌舞伎も含めて

日本の伝統

という隠れ蓑の中でかなり一般常識と異なる世界に熟成してしまったのかもしれません。

さて、先日スキーをしに長野県のあるホテルに泊まった時のことであります。皇族関係者も利用しているというホテルだそうで、読者の方から勧められての初訪問でありました。短い滞在ではありましたが、その間

アレッ?

と感じることが3回もあったのです。

まずは到着後のバー。移動中に簡単な夕食をとっていたので、メニューにある地ビールとソーセージの

パニーニ

を頼んだと思ってください。ソーセージのパニーニとはどういうものなのか。サルシッチャをひらいて挟んでくるのかなと思っていたら、目の前に運ばれた自称パニーニ、なんと

ホットドッグに瓜二つ

ではありませんか。まあ、広義でいえばホットドッグもホットサンドの一種かもしれませんが、ちょっとビックリしました。

翌日の夕食はイタリアンへ。メニューにある料理の説明を受けていたのですが、黒毛和牛のタリアータのところで

タリアータとは牛肉の表面に粉をまぶして焼き上げたイタリアの調理

と言われてまたまた頭が?となりました。まあ、現物はしっかり「薄切り」になっているようなので結果は問題ではなかったですが、タリアータの定義が間違っているのではないかと。

最後は厳密には言葉の誤用ではないのですけど。造り置きの前菜がチョイスできるシステムでありまして、目の前にあるワゴンの上の料理を指して

このカポナータをください

と言ったところ、サービスの人は

これはラタトゥユです

うーん、厳密にはラタトゥユとカポナータは使用食材や調理が違うようですが、イタリアンの看板を出しているのですから、野菜のごった煮は

カポナータかチャンボッタ

と称した方が良いのではないかと思ってしまった。

肝心の料理は地方としてはこんなもの、といった感じでありました。しかしワイン含めて値付けは東京のイタリアンに勝るとも劣らないものでありました。