友里掲示板の書き込みでは、西日本の供給力の底力で、1週間ほどで日用品(電池やトイレットペーパーなど)がコンビニやスーパーの棚にもどってくるとありましたが、その予測ははずれたようです。
相変わらずこれらの日用品は売り切れでして、買い溜めに奔らなかった我が家のトイレットペーパーはそろそろ在庫が切れそうです。
尾籠な話でありますが、ウオシュレットがあるとはいっても最後の処理にペーパーは必須ですから、友里ピンチであります。
昨日、アマゾンから本が届きました。頼んだのは3/9だったのですが、大震災の影響で物流がストップしてしまったようです。
「誰が小沢一郎を殺すのか?」(角川書店)でして、外人ジャーナリストの書き下ろし。ブログネタに使えると思ったのですが、大震災でしばし封印であります。?
大震災後の店訪問(東京)で閑古鳥しか見かけなかったとブログに書きましたが、来るところには来ているということがこの週末にわかりました。
以前から当日予約は難しかった「四川」(シェラトン都ホテル)であります。なんと満席に近いのではないか。
中国料理をメインダイニングとしているホテルは東京ではここだけではないかと思いますが、四川料理というのが受けていると思います。北京や広東だったら、この時期このホテルなら閑古鳥でありましょう。
そして昨日、ワインを預けているトランクルームを確認してきました。大震災の2日後だったか、トランクルームから
地震でワインが損傷している可能性がありますのではやく確認に来て下さい
との連絡がありました。相当揺れたそうでワインが棚から落ちて割れた部屋も結構あるというのです。
極端にいえば、財産のほとんどをワイン収集に投入(正確には株取引でもかなり消失しました)した友里、この連絡でかなりの衝撃を受けたのです。
あー、ケチらないで飲んでおけば良かった
と後悔したのは言うまでもありません。すぐ確認すれば良かったのでしょうが、出張も控えており現実(破損)を知るのが怖いこともあり確認を先送りしてしまいました。
実際割れていたとしたら、もうどうしようもない。地震ですからトランクルームは免責であります。補償も何もなし。
火事などで被害を被ったとしても1本で1万円しか補償されませんから、トランクルームに預ける決心をした段階で、ほとんどリスク補償は期待できないのであります。
慌てて駆けつけても意味がないとすっかり忘れていたのですが、土曜日に再度確認の電話がありまして、昨日ガソリンを気にしながら確認に行ったのであります。
ルーム内にフレームの棚を造り、そこへ10本ずつ入れた段ボールを所狭しと積み上げております。ワインが増えすぎて棚だけでは収まりきれず、通路まで山積みしていましたので、揺れてもワイン(段ボール)が落ちるスペースがないとの推測は的中。
ちょっとドキドキしましたが、室内は震災前とまったく変わらず、段ボールは落ちておりませんでした。(通路は背の高さまで積み上げているので落ちようにも落ちない)
胸をなで下ろしてトランクルームを後にしたのです。
スタッフに聞いたところ、ボトルをそのまま摘んでいたところは落下してかなりの被害があったとか。
段ボールに番号をふり個別にワインをPCのエクセルで管理し、ワインの出し入れが大変(奥の棚の段ボールをとるには通路の段ボールをすべて部屋外へ出さなければならない)でありましたが、これが功を奏したようです。
残りの人生も冷静に数えたら順調でも30回は正月を迎えられなくなりました。悔いのないようそろそろストックワインをバンバン飲み出さなければならないと、今回考え直した次第です。
さて規定値を超えた放射能を含んだ乳や野菜を検出したとの報道がありました。ただし人体にはまったく影響がないと考えられるとの注釈付であります。
世には本音と建て前がありまして、自己陶酔しやすい人ほど公には
風評被害を避けるため、率先して当該地の産物を食べよう
と訴えておりますが
君子危うきに近寄らず
という言葉もあります。彼らの本音はどうなのか。会社経営も同じなのですが、
リスクはなるべく避ける
のが常套手段。正直な話、私は積極的に当該地の産物を買うことはしないと思いますが、外食先で産地を一々確認しませんので、知らずに食べることには抵抗感はありません。
風評で思い出しましたが、東電関係で以下のような噂がネットに出ておりました。
「冷却操作を誤って今回の大事故を起こした職員が現場を捨てて逃亡」と「事故後に役員がキャバクラで豪遊」であります。
普通ならあり得ない常識外れの行動ですが、さもありなんと思わせるのは、東電の事故対策の稚拙さや隠蔽姿勢を目の当たりにしているからでしょうか。
事実でないと思いたいです。