関谷江里さんのブログに釣られて料理通信を買ってしまった!

大本営発表ではなく批判的な意見が好きな友里。最近は反原発がきつすぎるのか、あまりTVの出番がない金子勝氏のツイッターをチェックしております。

http://twitter.com/#!/masaru_kaneko?

そこからの情報なのですが福島第一の3号機の爆発、単なる水蒸気爆発ではなく使用済み燃料棒のプールが爆発して

燃料棒が吹き飛んだ

との衝撃的な推測をする海外の動画が以下のURLであります。

http://www.youtube.com/watch?v=P4KXX24Dv1U

昨日東電が発表した3号機のプールの映像では、大量の瓦礫で燃料棒が確認出来ないとありましたが、既に吹き飛んでいるから確認出来ない?
真実は、神と東電のみが知ることであります。

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110510-OYT1T00956.htm

浜岡の停止要請に続いて菅総理が打った次の手が「原発依存見直し表明」であります。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110510-OYT1T00978.htm

日本が自ら将来の原発依存を減らしエネルギー基本方針を見直すと判断した今、政府が音頭をとり官民が一体となって売り込んでいた

ベトナムやトルコへの原発輸出を継続できるのか

未曾有の原発事故で己の所は原発新設に慎重になるのに、他人には原発を売りつけるというダブルスタンダードが世界に通用するのか。
国内の原発新設や定検の落ち込みがサルでも予想できる中、海外原発輸出に強気を崩していなかった東芝ですが、外堀がドンドン埋められていく環境でどう対応していくのでしょうか。
今までは歯牙にもかけなかった火力発電ですが

http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110510/biz11051014410023-n1.htm

と、慌てて火力発電事業への注力を発表してきました。
原発受注ラッシュを想定して原発仕様に大改造してしまった主力工場や、それでも追いつかないだろうとIHIと合弁で造ってしまった製造会社の存在はどうなってしまうのか。

http://www.toshiba.co.jp/about/press/2011_01/pr_j1702.htm

今回のB&W社との協業発表、将来的な原発事業への不安のあらわれと受け取られても仕方ないでしょう。
三菱や日立と違って国内では火力をここ5年以上(今後も)ほど受注していなかっただけに、出遅れ感は否めません。

さて掲題の通り、100万読者がいると自称するヨイショライター・関谷江里さんのブログに釣られて「料理通信 6月号」を購入してしまいました。

http://erisekiya.cocolog-nifty.com/kyototokyo/2011/05/2011-8f76.html

目的は彼女のブログにもあるカメラマン・ハリー中西氏の店紹介記事「安くて旨くて、何が悪い!」

ハリー中西氏といってもご存じの方は関西でも限られているのではないでしょうか。料理の写真を得意とするカメラマンだそうで、京都の目利きとして彼がこの料理通信で担当している上述の連載、掲載の写真は本人が担当していると思いますが、紹介文は関谷江里さんが担当しているそうです。

今回は京都の「夢屋」というお好み焼き・鉄板料理店。京都在住の方は別にして、京ブランドに釣られて京都を訪問する東京人はじめお上り観光客が果たして

京都でわざわざお好み焼きを食べに行くものなのか

京都ものなら何でも東京人(府外の人)が釣れると思うのは甘いと私は考えます。
関谷さんもブログで2軒の閉店情報を出しております。

http://erisekiya.cocolog-nifty.com/kyototokyo/2011/05/post-04a5.html

京都の飲食店が安泰でないのは、閉店したカノビアーノがとうの昔に証明しております。
不景気もこれからが本場とも言われております。レストラン業界は今年後半が踏ん張りどころと考えます。

一面記事に釣られて東スポを買ってしまった

東電が追加リストラ作を発表しました。

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20110510-OYT1T00141.htm

仮払金の100万円はあんたら一晩の飲み代だろう、と批判された代表取締役8人を中心とした役員報酬返上と宣伝広告費の大幅削減がこのリストラ策のメインのようです。
しかしここで友里的に大きな疑問。「返上」とは

全額返上

のことなのでしょうか。仮に東電本体からの役員報酬を全額返上したとしても、子会社や関連会社から

顧問として報酬を貰う

という裏技は考えなくても良いのか。上場していない子会社や関連会社でありますと、役員の報酬でさえ捕捉することは難しい。まして未上場会社の顧問として潜り込んだらその

顧問料を捕捉することは絶対に不可能

であります。大マスコミはこのような裏技を疑わないのでしょうか。私には甘い(わざと見逃し)としか思えません。
今まで散々垂れ流してきた広告費でありますが、国から

地域独占で無競争
絶対損を出さない電気料金設定

を保証されている会社が「宣伝広告」なんて必要だったのか。単なる

TVや新聞など大マスコミの雇い入れ

の為の広告宣伝費垂れ流しであったと私は考えます。この莫大な広告宣伝費をゼロにすれば、電気料金をいくらか下げることが出来るのではないでしょうか。

さて昨日、地下鉄駅の売店で東スポの「ちょうちん」が目にとまりました。

ユッケ集団食中毒事件 伸助番組の罪

とか書いてあったと記憶しております。友里掲示板にも件の「焼肉酒家えびす」を宣伝の如く取り扱った日テレのバラエティー番組

人生が変わる1分間の深イイ話

を問題提起した書き込みがあったことから、思わず購入してしまいました。勿論「日刊ゲンダイ」も購入しております。
一面記事で注目した箇所は

「番組を見て店に行って被害にあった」患者が複数いる

という部分。入院中の重症患者の中にも、テレビを見てえびすを訪れた方もいたようです。

店が街にあるのは知っていたけど、行ったことはなかった。でも、テレビを見たんで初めて行った

という食中毒患者もいるようです。
件の焼肉店社長と伸助か番組関係者が親しかったから番組で取り上げた、とも推測される

深くもいい話もまったくない単なる「店宣伝」

であっただけに、日テレの罪は軽くないのではないか。日テレは

1月14日の夕方ニュース「news・every」

でも「焼肉店サバイバル新戦略!」としてこの「えびす」を紹介したそうですから、関係は深かったと推測されても仕方がないでしょう。

TVにヤラセ(彼らは演出と弁解)はつきもの

自称芸人を並べただけのバラエティー番組なんて必要ないと言ってしまうのは過激でありましょうか。自称芸人が嫌いな友里征耶の暴言と怒られるかもしれません。

東京ミッドタウンはGW中も閑古鳥

GW連休終盤、金曜の夜にたまたま近所へ行く用事がありまして、久々に東京ミッドタウン内を練り歩きました。勿論、各店舗がどれほどの集客かを確認するためであります。友里の定説に

再開発ビルの飲食店に美味いものなし

があります。本当にCPよく美味しい料理を出す店が、観光客などお上りさんの訪問を狙う地代の高い再開発ビルへ出店するはずがありません。
ちょっと流行った店の経営者が、再開発ビルのデベロッパーからヨイショされてその気になって支店を出す。しかし思惑はずれて客がまったく入らない支店を前に泣きまくる、という状況は歴史が証明しております。

古くはアークヒルズに恵比寿ガーデン。撤退されて隙間だらけの空白スペースは見るも無惨な状況であります。
六本木ヒルズ、交詢ビルもしかり。もともとのコンセプトが間違っているのですから(再開発ビルで昼の定食屋以外入るはずがない)無理もありません。

そしてこの東京ミッドタウンも例外ではなかった。ダノイの支店が早々に撤退しましたが、無理して残っている店舗も悲惨の一言。
今回の訪問で一番驚いたのは、

フードコートがユニクロ

になっていたことです。オープン当初は別にして、あのフードコートに客が入るとは思っていませんでしたが、なんとユニクロに変わっているとは驚きでありました。

廉価店ゾーンも悲惨。18時半と一番客がくる時間帯だと思うのですが、安いスシ屋は客一人。小籠包の店も焼鳥屋もそれは悲惨でありました。友里が気に入っていたハンバーガーの店も客は疏ら。

高額店ゾーンであるガレリアも推して知るべし。
一番客が多かったピッツァの「ナプレ」も行列が無いどころかフリの訪問でもオッケー。インド料理もフレンチのJJも、そして豚肉の平田牧場、ステーキ屋、天麩羅屋、ひらまつグループもそれは厳しい状況でありました。
GW中の金曜でもこの状況ですから、普段の集客はもっと厳しいのではないでしょうか。
交詢ビルと同じで、レストランフロアを歩いている人は皆無に近い。こんなところへ出店しても意味がなかったと言うことを経営者はやっと気付いたことでしょう。

フードコートから変わったユニクロにも多くの客を確認出来なかった。最近は空港や地方の私鉄駅にも出店しているようですが、露出のしすぎが購買意欲を減少させるのは歴史が証明しております。

過ぎた多店舗展開は、レストランに限らずアパレルなど衣料業界でも無駄なことだと考えます。

追記
昨日の斎藤佑樹選手、1回で故障降板とは驚きました。
登録抹消のようですが、今月末には復帰、3勝目をすぐあげることは間違いないでしょう。