レビューが少ない!

本日から電力使用制限令が発動されます。大口需要家は15%節電を強制され、小口需要家や一般家庭も同程度の節電を要請されます。
揚水発電や企業の自家発電を活用したら、原発を全停止しても節電しなくて乗り切れると言われているだけに友里はしっくり納得できません。我々が不便さに耐えている中で東電に確認したいこと、それは

エアコンを切っているでしょうね
エレベーターを止めているでしょうね

これだけ問題を起こし続けていながら、もしや設定温度が28度とはいえエアコンを入れ、エレベーターを使用しているほど面の皮が厚いとは思いたくないのですが、いかがでしょうか。
オール電化を導入しているなら、カセットコンロを買って自ら節電をしていただきたいと考えます。

さて、高松の紀伊国屋にまで平置き(1冊だけ)されていたと読者から情報をいただきました拙著「絶品レストラン」(鉄人社)。まさに全国区(冗談です)になったと嬉しく感じました。
思えば8年前に「シェフ、板長を斬る」(グラフ社)を出すまで、まさか6冊も本が出せるとは、8年以上もこの活動ができるとは、想像もつきませんでした。ここまでビッグになるとは思わなかった。(アンチの皆さん、これも冗談です)

絶品レストラン

アマゾンはじめ書店での売れ行きもおかげさまで順調なようで、3刷りも夢ではないと編集者から聞いておりますが、数少ないファンとちょっと多いアンチの購入が一巡してしまった今、ここから如何に純粋無垢な読者を釣り上げられるかが勝負どころと考えます。

本日発売の日刊ゲンダイでは、この「絶品レストラン」の紹介記事が載ると聞いておりますが、他の媒体で如何に取り上げてくれるかで今後の展開が変わってくると思います。
日頃から新聞やTVといった大マスコミをケチョンケチョンに揶揄しておりますので、これらに取り上げられる可能性は皆無のはず。頼みは以前使ってもらった週刊誌のみ。ポストを除いて、週刊現代、週刊新潮、週刊文春、女性自身などに期待させていただきたいと思います。

さてかなりの注文をいただいているアマゾンですが、物足りないことが1つ。レビューの数が少ない(現在3つ)ことに加え友里レビューの専売特許である

☆1つのクソミソ批判レビューが投稿されていない

ということであります。
☆5つのヨイショレビューより☆1や☆2つのネガティヴレビューが多いのが友里本レビューの最大の特徴だったので、著者としては非常に物足りません。

特に6月18日のブログでも書きましたが、山本益博氏の本を褒めながらも友里本をクソミソ評価し続けてきたベスト1000レビュアーの

ゆりさ信介さん

前著「グルメの嘘」でも変わらずの無茶苦茶レビューを書いていただいておりました。
絶品レストラン」でもイの一番に☆1つのクソミソレビューをつけてくると期待していたのですが、いまのところ音沙汰なしは誠に残念であります。

ネットで「絶品レストラン」と検索しても、ヒットするのは自分の友里ブログのみ。一般の方のブログでも未だ取り上げていただいていないようで、もしかしたら

世間ではまったく話題になっていない

のではないか。固定客だけしか購入していないとしたら、

3刷りは夢のまた夢

となってしまいます。

数少ない友里ブログ読者の皆さんの口コミだけが頼りでありますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

国が安全性を保証する

ポスト菅の一人に挙げられていた海江田経産相でありますが、電力業界や経産省から一服盛られて魂を売り渡してしまったのか。
昨日、玄海原発の再稼働問題を抱えている佐賀県知事と玄海町長に再稼働の要請をした際に発した言葉が掲題であります。

福島原発事故の検証が進んでいない中、津波だけではなく地震で原発機器が先に壊れた可能性もある中、なんでこの時点で

安全が保証できるのか

私は多いに疑問であります。それにもまして問題なのは、町長や県知事が

安全性の問題はクリアされた

として、再稼働容認の意向を示したことです。
こんなことを言っては怒られるかもしれませんが、海江田さんは慶應大学のお世辞学科、もとい政治学科出身。立派な文系であります。
古川佐賀県知事も東大の法学部卒業。岸本英雄玄海町長も久留米大学卒業のはず。私の拙い検索では、この久留米大学には医学部があるとはいえ、理工学部など理工系の学部は存在しておりません。
つまり原発ド素人の文系3人が勝手に

原発の安全性を納得してしまっている

のであります。
果たして県知事や町長に、政府からの機密費の支給がなかったのか。電力会社の役員個人からの献金がなかったのか。
大学・大学院とターボ機器を主とした機械工学を専攻し、サラリーマン時代は発電所の基本設計部門の端くれだったこの友里でも、現在の原発が

絶対に安全かどうかまったくわからない

というのに、どうして野末陳平の秘書、自治省配属、唐津JC理事長(JC:青年会議所、自称若手経営者の暇つぶし団体)といった経歴の3人に原発の安全性がわかるのか。私は不思議でなりません。

メルトスルーして高濃度汚染水がダダ漏れで事故収束に何年かかるかわからない福島第一原発を抱えながらのこの三者の見解は、極めていい加減で無責任であると私は考えます。
料理人だけではなく、人はなるべく正直でありたいもの。

安全で事故が起こらないかどうかは神のみぞ知るところだが、今さら政界・官界・産業界での原発利権を放棄することはできない。
今まで何十年も大丈夫だったのだから事故が起こる確率は低いはず。
いつ起こるかわからない事故を心配するより、地元の一部が潤う「銭」(首長も個人的に潤うかも)をとるという大人の判断をした

とはっきり言えば町民も県民も、そして日本国民もすっきりすると思うのですが、いかがでしょうか。

循環注水冷却って何だ?

読者の方々から次々と「絶品レストラン」に関する感想をいただいております。掲示板、メールとも当たり前かもしれませんが、ほとんどがお褒めのお言葉。中には掲載した店を次々訪問しての評価まで送っていただくコアなファンもいらっしゃいました。
掲載店への訪問、満足していただければ有り難いのですが、イマイチとの感想の時はなんとも複雑な気持ちであります。
また個人ブログでしたか、

絶品!と謳う店が96もあるとは評価が甘すぎる
店のコメントはブログそのままなので、買ってはいけないと言わないが買う必要のない本

というシビアな書評もあるようです。
掲載した店がほとんど友里ブログでは既出のものなので、シンパは買う必要がなく、アンチも買うとは思えないという評価。
確かに店のリストだけを考えたらそう思うのでしょうが、いわゆる「まとめ」みたいなものでして、過去のブログを一々遡って検索する手間が1470円で省けるなら良いのではないかと。店リストというより、読みものとして楽しんでいただければと思っております。
また「絶品」はあくまで一般読者の食いつきを狙ったキャッチでありまして、内容を読んでいただくとほとんどの店を友里は

絶品

と考えていないことがおわかりいただけはずと思っております。

さて本日は久々の原発ネタであります。
相変わらず工程表にのっとって着々と収束に向かっているような大本営発表でありますが、そんなに画期的な対策をとっているとは思えません。
運転開始90分で頓挫したとか最初から躓き気味の

循環注水冷却

このシステムの完成によって、画期的に炉心や燃料棒が冷却され、事態が収束に向かうような報道でありますが、このシステムが順調に稼働したとしても、はっきり言って

汚染水が増えないだけで、冷却自体は今までと同じ

であることを解説する報道がありません。
圧力容器や格納容器が壊れ、燃料棒がメルトスルーし、降りかけている水、もとい、注水している水がジャジャ漏れ、もとい、ダダ漏れの現在、ダダ漏れの高濃度汚染水を浄化して再利用するだけで、冷却方法に何の改善もなされていないのであります。

バカ高いお金をフランスやアメリカの企業(東芝や日立にも)に支払ったこのシステムは、燃料棒の冷却ではなく汚染水の増大を単に増やさないことを目的としただけのもの。
つまり、燃料棒冷却に関してだけを考えれば、増え続ける汚染水を貯蔵できる膨大なタンクがあれば、汚染水の増大による地下水や海への流出を防げるわけでして

循環注水システムにしても冷却効果の結果はまったく関係ない

のであります。
本来「循環システム」とはクローズドサイクルでなければ意味がない。現在はダダ漏れで、地下やピットに一端たまった水(高濃度汚染水)を浄化して再注入しているだけ。オープンサイクルであります。よってピットや地下から地下水や海へ漏れ出ている可能性は否定できないのであります。
しかし、高濃度汚染水が漏れ出ている限り、その破損箇所を修理することは物理的に不可能。原発事故収束は、長時間、いや何年もの間

水をふりかけて冷却する

という原始的な方法しかないのが現実であります。

本日のプロ野球、ロッテ戦で日ハムの斎藤佑樹投手が久々に先発するようです。復帰第一戦を勝利で飾ってくれることでしょう。