福島県二本松市の新築マンションで、毎時1マイクロシーベルトという高い放射線量が計測されたようです。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120115-OYT1T00582.htm
いわゆる二次被害的な問題でありましょうか。外より室内の方が、線量が高いというのですから大変であります。
また今年になってから東京など関東での放射線量が増えたという話もあります。あくまで噂でありますが、第一原発でまた爆発があったのではないかとの話であります。
http://satsuki-katayama.livedoor.biz/archives/6587985.html
民主党政府はすでに
冷温停止状態宣言
をしておりますから、いまさら爆発など異常事態を認めるはずがありません。日本はなんでこんな暗黒な国になってしまったのでしょうか。
さて先週末、所用で朝から渋谷の神山町辺りに行っていたのですが、時間調整で東急百貨店本店へ友里が入ったと思ってください。
時は10時直後だったでしょうか。オープン直後だったので、店員さんたちが直立挨拶で迎えてくれました。
東急本店での時間つぶしは地下のワインショップというのがお決まりの友里。適当にワインウオッチングをしようと思っていたのですが、ワインショップ入り口に何人かの行列が出来ているのに気がついたのです。
今日はフェアなのか
思い起こせば15年以上前だったでしょうか。当時の東急本店ワインショップはワインオタク、もとい、ワイン好きには有名でして、レアワインなどを比較的安く売り出すフェアをやっておりました。
資金的に余裕があったのでワインを収集していた友里も会員登録してそのフェアに駆けつけていたのです。
10時オープンの2間前くらいには現地に着いていたでしょうか。当時は地下のワインショップにたどり着く早い者順での売り出しでして、オタク、もといワイン好きに中では、どのドアから入店したらより早くワインショップにたどり着けるかなど真剣に検討されていたのです。
友里はいつも正面玄関でスタンバッておりまして、オープンと同時に駆け足で階段を駆け下りておりていましたっけ。いつかは怪我人がでると思っていたのですが、いつのまにか抽選で順番を決める方式に変更しておりました。
先週末も行列の大半(といってもすでに入店している人がいましたから10人もいなかった)は9時20分までに駆けつけた人たちの抽選順。全部で20人しか来なかったようです。
抽選でない人(9時20分までに来なかった人)はなんと1名だけで、何も知らずに入店した友里は22人目でありました。
待つこと10分くらいでしょうか。買い物を終えた客がでると新たな客が中には入れるのですがその待ち時間中、一人も友里の後ろに並ぶ客がいなかったのには驚きでした。
誰もが欲しがる凄いワインが用意されていなかったこともあるでしょうが、当時の第三次ワインブームの何十人も駆け足で競争した時代とは隔世の感がある寂しい光景。
ワインオタク、もとい、ワイン好きが減ってしまったといいますか、ワインブームが終わってしまったのではないでしょうか。
もしくはネットなどを含め、安くレアワインを入手する手段が増えてしまって、ワインショップの存在価値が薄れてしまったのかもしれません。
せっかく並んだので、バローロボーイズのバローロを数本購入してきました。若いワインしかなかったので、その中でも「早飲み」といわれるボーイズの造りなら、無理なく今でも飲めると判断したのであります。
当時は隆盛を誇ったワインショップでありますが、受難の時代になったとあらためて感じた先週末でありました。