北海道電力の泊原発がついに停止しました。これで日本の原発はすべて止まってしまったのですが、読売新聞はすかさず「再稼働キャンペーン」を打ってきたのであります。今日の朝刊では「節電の夏 綱渡り」と大きくうち
対策費「数億円」の企業も
とのキャッチまで出しております。JR四国を取材して数億円の負担増を確認したようですが、友里に言わせると
その数億円は役員報酬から負担すれば企業としては問題ない
ブランドが失墜したソニーでも前CEOは8億円の報酬があったとか。新聞が取り上げる大企業では、シャチョウー1人の報酬だけでも億前後の企業が多いのではないか。役員全員を合わせたら
数億円の負担なんて簡単に解消
するのであります。銀行などに個人保証している中小企業&零細企業のシャチョーを見てみて下さい。(大企業の雇われシャチョーたちは個人保証をしておりません)会社の業績が悪くなってきたら、まず
自分の役員報酬を下げる
のが常識であります。その後社員給料はじめ経費の削減をするのです。
大企業の「雇われ役員」たちは、企業業績がよくなると
真っ先に役員報酬を上げる
くせに、企業がピンチになっても
なかなか役員報酬を下げない
のであります。この自分勝手な発想はどこからくるのか。それは極端に説明すれば、「どうせオレの会社ではない(株はわずかしか持っていない)から取れる時に取れるだけ取っておこう」、「10年先、20年先なんて生きていないし、息子に継がすわけでもないからどうなってもかまわない」という
雇われ根性
があるからであります。
特に外資系では当たり前ですが「渡りシャチョー」(余所からやってくる)によく見られる傾向であります。その会社に対する愛着なんてないんですね。
ソニーの凋落も、会社ではなく自分を引っ張ってくれたシャチョー(出井氏やストリンガー)に忠誠を尽くす幹部が多かったのも原因の1つだったと漏れ聞いたことがあります。
数億円の経費削減のため研究所を閉鎖したソニーのストリンガー。そのため多くの技術者が社外へ流出して技術競争力が激減したといわれておりますが、
自分の報酬を減らせば(それでも数億円ある)研究所を閉鎖しなくても良かった
のであります。大会社の雇われシャチョーの矜持なんて、こんな低レベルなのであります。
再稼働を進めないと日本経済は崩壊する
とほざく経団連の米倉弘昌会長も、所詮大企業の雇われ役員。TPP問題もそうですが、彼の発言をすべて信じては日本の将来を危うくすることでありましょう。
さて本日の実名短評編はGW中に行った2軒であります。
やさい村大地 赤坂田町通り店
野菜(包菜)が食べ放題のサムギョップルの店。5つの中からご飯ものが選べる「サンパセット」をほとんどの客が頼んでおりました。
我々も勿論このサンパセットを選択。ぐるなびのクーポンでこのセットが
3500円→2900円
と超お買い得にみえたので、勿論利用させていただきました。
バラ肉や肩ロース(勿論豚肉です)を目の前(一応炭火)で焼いて小さく切って色々な包菜で食べるのですが、野菜好きの友里でも満足するほど野菜を摂取することができました。
ただし価格が価格ですから、肉自体はかなりの脂ものでして、カリカリに焼き上げてもかなりくどく感じました。私を含め、身内は全員その後お腹の調子が悪くなったのは、この肉と野菜の食べ過ぎが原因だったかもしれません。
食べ放題とはいえ、食べ過ぎには注意であります。
鳥よし
夜の食事を取り損なりそうになったので一人で訪問。GW真っ最中の休日でしたが盛況でありました。
裏ネタ(希少部位)を含めたお任せにしたのですが、結構好きでない部位(軟骨とか砂肝)も出てきましたので、「お好み」にすれば良かったと後悔。
昔は店で鳥1匹を丸ごと処理していたと業界の人から聞いたことがあるのですが、最近は違うのではないか。朝の10時過ぎに、処理した部位が詰まった大きなビニール袋を店へ持ち込む状況を何回も目撃したからですが、これも人気が出すぎた(系列店が多くなった)というデメリットでしょうか。
この日も「持ってる友里」は健在。詳しく語ることは出きませんが、最近会っていなかった方と再会できまして、年々食後感が落ちてきた焼き鳥でしたが食べにいった甲斐があったと思った次第であります。